写画へのいざない

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恋いちもんめ

2008-07-30 11:53:57 | 愛読書より

 カテゴリーは「愛読書より」としたが、むしろ、最近読んだ本と言った方が適切か。・・・

 作家は、宇江佐真理(うえざ まり)と言い、小生としては初めてのトライ。
 簡単に彼女の履歴に触れると、昭和24年、北海道函館市の生まれで、女子短大を卒業し、OLの後、主婦を経て、46歳の時(平成7年)「幻の声」でオール読物新人賞を受賞しデビュー、現在 時代小説作家として活躍中。

 数多い本の中から、何を以ってこの本を選んだのか・・・ずばり、「恋いちもんめ」というタイトルと表紙の絵が持つノスタルジアに惚れたと言えよう。

 あらすじは、本の見出しに記載されているままをコピーすれば、・・・年頃を迎えた水茶屋の娘・お初の前に、前触れもなく現れた若い男。青物屋の跡取り息子で栄蔵と名乗る青年は、彼女の見合い相手だった。その清廉な人柄に、戸惑いながらもしだいに惹かれてゆくお初。だが、ある事件を契機に二人の関係は思わぬ方向へ進み始める…。運命のいたずらに迄Mされる純愛の行き着く先は?感涙止まぬ、傑作時代小説。・・・とある。

 新しい作家の作品については、今までも数回トライしたが、読みなれていないせいか馴染めず、続かなかったが、本品(本作家のもの)は読みやすく、更に2~3作品読んでみようと思っている。

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