第286話.韓国輸出規制の裏側

2019-07-15 08:48:41 | ★政治 外交 歴史
湖畔人です。
 
私の推し政党のキレ者の方によれば、どうも、今回のフッ化水素を含む3品目の輸出に関して韓国が日本によりホワイト国指定から外されて輸出手続きが正常化し出荷に時間が掛かるようになった件、ですが、この判断は実はアメリカからの要請でやっているのではないのかと言う疑念があるようです。
 
文大統領は、元々、過激な左翼思想に傾倒しており、北の金日成の主体思想の信奉者なのだそうで、彼の取り巻き、閣僚の面々も同様の類の輩だそうで、どうりで徴用工問題とか慰安婦問題とか現政権下でますます悪化の一途を辿るはずです。彼らは祖国の統一を望んではいますが、金日成を尊敬している位ですから、北主導の南北統一、しかも核保有国としての南北統一を望んでいると思われているようです。もしそうなったら日本にとってもアメリカにとってもやっかいで危険な統一国家の出現となるので皆警戒しますよね。
 
その文大統領が政権に付いてから、不思議とフッ化水素の輸入量が倍増しているようです。半導体プロセスに使うと言うには辻褄が合わない位の量の多さとの事で、知らされていない、他の用途での使用、しかも他国への輸出が疑われているとの事。
では、フッ化水素の半導体以外での使い道に何があるかですが、ナント核爆弾に使われる濃縮ウランの製造工程に使われるのだとの事。金日成を尊敬し、北主導の核保有の統一国家を目指す文さんですから、内緒で北にフッ化水素を渡すなんて滅茶苦茶ありそうなシナリオですよね。
で、当然、誰に渡しているか日本も米国も知りたいですよね。で、その申告に虚偽があれば罰したいですよね。だからホワイト国から外した、と言う事に成るようです。
 
ただでさえ厄介な韓国ですが、その中でも最凶の類が国のトップに立つと言う驚くべき展開に我々は直面しているようです。出来るだけ早く退場いただかないといけないですね。その為には早く尻尾を捕まえねばなりませんね。その意味で今回の政府の対応は正しい、と言う事になりますね。
 
もし今後日本企業の資産の売却等があった場合は、相当厳しい対応を迫った方がよさそうですね。
 
期待しています。
 
湖畔人

第247話-2.韓国の反日の理由&併合の経緯&今後の韓国との付き合い方の提案(後編)

2019-04-02 02:32:38 | ★政治 外交 歴史
湖畔人です。

前話の続き、4章からを下記に記します。

【4】もし併合が無かった場合の想定、併合前後の朝鮮の比較、半島にもたらされたメリットとデメリット

こうして併合へと突き進んで行った日本ですが、併合後の変化を確認する為に、まず、日本が関わる前の李氏朝鮮の姿を確認してみたいと思います。

4-1.官僚(両班)の支配と近代化の送れ
李氏朝鮮支配の時代は、李子朝鮮王朝自身の正当性が中国の冊封によって与えられていた為、価値基準の中心に中国の存在があり、中国を最上位に置いたピラミッド型のヒエラルキーが存在していた為、一番偉いのが中国で、その次に冊封を受けた李子朝鮮王朝がおり、その次に彼らに仕える官僚である所の両班がいて、その下に一般人と奴隷が存在する、と言う序列が朝鮮の中には存在していました。この中国を価値基準の中心に置く、あるいは最上位に置くと言う考え方は、所謂"中華思想"と呼ばれている考え方であり、それは中国こそが世界の中心であり世界で一番偉い、と言う考え方です。その中華思想の変化形として"小中華思想"と言うものがあり、世界で一番エライ中国の一番の属国であり隣国でもある朝鮮は世界で二番目にエライ、と言うような考え方が小中華思想と言う事になります。また、事大主義とは、“偉い人、強い人に従う”、“長いものには巻かれる”、と言うような考え方であり、簡単に言えば中国に従いなさい、と言う考え方であって、朝鮮と言う国は、王朝を含めその社会全体が中国と言う存在を価値基準の頂点、基点として定めていたので、中国と言う存在が不可欠であり、自ら進んで積極的に事大主義を取り入れていました。よって、当時の朝鮮は、この小中華思想と事大主義と言う考え方に基づいて社会に序列が出来あがっており、中国⇒李王朝⇒両班(閣僚)⇒一般人⇒奴隷と言う順で身分が固定されており、それによって当然階級間に差別が存在しておりました、この秩序が500年と言う長きに渡り延々と続いていました。王族の下には、官僚である“両班”達が存在していましたが、この両班は、19世紀末には朝鮮の全人口の半分を占めると言う異常事態が起きており、勤労を蔑む両班(官僚)が人口の半分を占め(まるで現代のギリシャみたいです)、残りの半分の人口は一般人や奴隷達であり、彼らは両班達から収奪を受け続けると言う地獄のような社会構図が存在していました。そんな社会はうまく行くはずもありませんよね。両班の身分は世襲化されており、官職は売買されていたようです。腐敗と汚職が支配する世界であり、まともな国には成りようがないですね。国家予算の半分が宮廷費用だったので、産業の基盤としてのインフラが整備されず、李朝下の500年の間には、朝鮮には人間が通れる安全な道路は全く存在せず、殆どの河川には橋がなく、鎖国政策のため港湾施設も皆無だったようです。
日本が関与するまでは、朝鮮の経済は貨幣経済が無く、基本、物々交換でした。李氏朝鮮時代に何度か貨幣が造られたが流通価値が不安定で普及せず、代わりに米や麻布、綿布などの物々交換をしていたようです。貨幣経済が未発達であったため、経済発展の基盤がなく、商品の流通が円滑にいくはずもなく、工業や商業はほとんど発達せず、工業も農家が副業で行なう手工業程度しか発達しなかったようです。貨幣が流通し始めたのは、日本が関与を強めてからで、第一銀行の韓国総支店が1902年から第一銀行券を発行し、「大韓帝国」の紙幣として流通し、日本の銀行である第一銀行が実質的な韓国の中央銀行の役割を果たしていました。それ以前は、物々交換が主流であり、産業が発展する基盤が存在しませんでした。でも、それはそうです。当時、この国を仕切っていた官僚である両班達は、そもそも働くことを卑しいと考えて来たので、労働への愛も尊敬も無く、職人へのリスペクトも皆無なので技術の蓄積も全く無かった為、経済発展の基礎が存在しえなかったのです。紀行家のイザベラ・バードはこの時代の朝鮮を何度か訪問しており、当時の朝鮮を、こう表現していました。この国には、「搾取する人」の側と「搾取される人」の側の二種類の人間しか存在せず、「搾取する人」とは役人である両班の事で、「搾取される人」とはそれ以外の一般の国民と言う事に成り、国民が一生懸命努力して僅かなお金でも蓄財した噂が出れば、役人である両班が駆け付けて来て、全てを搾取し持って行ってしまう。従って、国民はあえて頑張らないようにし、無気力で、最低限の生活さえ出来ればそれで良いと考えており、それ以上働こうともしませんでした。何故ならどうせ働いて蓄財しても両班に搾取されてしまうから、と言う、どうにもならない負のスパイラルが存在する社会構造があると、バード女史は指摘していました。500年にわたる李王朝の腐敗した政治と課税によって、朝鮮の人々は慢性的にやる気を無くしていたのです。こうして見ると、両班こそが朝鮮の近代化と発展の最大の阻害要因であり、それにお墨付きを与える王族も問題でした。一方、彼女は、朝鮮国民自体にはポテンシャルを感じていて、ロシア人統治の地域に入植した朝鮮人達は、両班達に搾取されることがなかったので、一生懸命に働き、蓄財をし、明るい表情で生きていたので、それを見る限り、朝鮮人が本来の怠け者と言う訳ではなく、あくまで政治腐敗に問題があるのだ、と言うのが彼女の見立てであり、大体、当時の大方の欧米人の見方も同様だったようです。彼女が最初にソウルを訪れた際には、ソウルの道の悪さ、狭さ、埃、不衛生さ、悪臭を酷評していたのですが、それでも数年後またソウルを訪れて、その際には、アメリカで教育を受けた新ソウル市長が、ソウルの街並みを激変させ、清潔な都市に仕上げた点を称賛しており、ここでも暗にこの酷かった韓国も、こうして様変わりできるのだから、韓国の国民性の問題ではなく、両班と言う官僚機構であって、外国の圧力があり、両班の影響を抑える事さえ出来、外国の良い所を取り入れる事さえ出来れば、この国を変える事が出来るのだと、希望を示しています。但し、堅固な王族と両班と言う官僚システムを、朝鮮国民自身の力で変革する事は無理であろうと見ており、外国の干渉や支配による強引な改革が無いとこの国は全く変わらないし、国民も幸せにはならない、と彼女は見ていました。ですから、それがどこの国であるにせよ、外国の圧力による大胆な政治変革が無いとこの国は変わらないと見ており、その意味で、日本の関与を彼女は肯定していました。彼女が併合前の1894年に釜山に上陸して見た近代的産業は、すべて日本人の手によるものだったと証言し、銀行は東京の第一銀行、郵便と電信業務も日本人の手で行なわれており、居留地が清潔なのも日本的であれば、朝鮮人には未知の産業、たとえば機械による精米、捕鯨、酒蔵、フカヒレやナマコや魚肥の加工といった産業の導入も現地の日本人が行っていた、と好意的にレポートしていました。

4-2.併合後の朝鮮
日韓併合は太平洋戦争の終了まで35年間続きましたが、この間、大韓民国は日本の一部となり、韓国人には日本人同様の権利が与えられました。日本の本土の方は不況で困窮していたにも拘らず、それでも韓半島には近代化の為に優先して予算が付けられ、半島の近代化、インフラ整備が急ピッチで進められました。欧米の植民地のように搾取が目的の併合ではないので、当然ですがね。発電所を築き、上下水道の整備、学校病院を作り、鉄道を敷き、植林を進め、農作物収穫高を高め、人口は倍増しました。当時の日本は、日露戦争に勝ったとはいえ、まだ日本自体が貧困で苦しんでいた時代でした。特に日本の地方の貧困は深刻であり、そうした時代に、日本本土に苦労と我慢を強いつつ、韓国に対しては巨費の予算が投じられインフラの整備に急ピッチで取り組んでいた当時の日本でしたが、本土の日本国民からは“韓国にあれだけの金を投じるなら、もっと日本の地方に回してくれ、それで貧乏に苦しむ百姓の子供達を救ってくれ!”と言うような不満の声も多数聞こえて来ていたようです。そうした声が聞こえるほど、当時の日本は身を削って韓国の近代化に注力していたのです。当時の韓国は少なくとも課税面では本土の日本国民より優遇され、納税も大してしないのに、本土の日本人の支払った血税は大量に韓国で使われ、学校、道路、鉄道、電気まで急ピッチで揃って行きました。本土の日本人の犠牲の上に成り立つ韓国の開発と近代化であったのです。それだけでなく、併合により、日本内地へ多くの韓国人が流入し、日本内地の失業率は上昇し、治安も悪化して行きました。また、韓半島内でのインフラ整備に重点をおいた事で、東北のインフラ整備に遅れが生じ、さらに、韓半島から廉価な米が流入した事で米価が低下し、その影響で東北地方の農家は困窮しました。韓国の大学教授、崔基鎬氏等は、韓国併合によって搾取されたのは韓国でなくむしろ日本の方であった、と言う意見もあるくらいです。 日韓併合が決まった年の韓国の年間予算が1700万円であったのに対し、日本政府は韓国に対し3000万円の予算を投下しており、職業伝習、盲唖者や精神病者の救療基金、一般貧民救済基金等多方面の福祉への資金として使用されたりしていました。日本の資金投下により建てられた数々の社会インフラは、当時の世界最高レベルであり、その惜しみない資金投下がどれだけ手加減しない物だったかが判ります。興南の窒素肥料工場、水豊の水力発電所、鎮南浦の工業団地、等は当時の世界最高水準のレベルでした。

その他、日本併合後の主な変化を列記します。
まずインフラ、主に経済面の改善をランダムに説明しますと、下記のようになります。
・まず朝鮮人の暮らしぶりは、日韓併合によって飛躍的に改善し、国際的な地位も大きく向上しました。
・人口は、併合前は約1000万人だったのが、併合後の35年間で2600万人に増加しました。
・公衆衛生を改善させ、平均寿命は、併合前24才だったのが、併合後45才に延びました。
・法律を整備させ治安を向上させました。
・物々交換経済から、貨幣経済に変えました。
・3800Kmに及ぶ鉄道が引かれ、港が造られ、電気が引かれ、地図が作られ、道路が整備され、水道も引かれ、郵便局も出来、電報電話も出来、発電所も作られ、社会インフラが充実しました。
・6億本の樹木を植林しました。
・1912年から1937年にかけての年平均実質GDPは4.10%と凄まじい連続成長を遂げました。
・韓国の稲作の改善の為、灌漑施設、溜池、川や橋が整備され、耕作地も倍に増え、近代的な農業を教え生産高も倍になりました。
・稲の品種改良によって寒冷地でも稲作農業ができるようなり、北部でも良質な米を大量に生産できるようになりました。
・併合後25年経った1935年のソウルでは、百貨店が流行り客の70%が韓国人であり豊かな都市生活、消費生活が実現していました。

次に、人権と教育に関わる面をランダムにご説明しますと、人権状況も大分変化がありました。両班が支配していた時代の司法は、無法な逮捕やムチ打ち、賄賂による量刑が横行していましたが、併合後は、両班の反対を退け、
・人口の30%を占めていた奴隷を解放し、幼児売春や幼児売買を禁止しました。
・白丁といった差別制度を廃止しました。
・家父長制が制限され、名を与えられなかった朝鮮女性にも名前を与えました。
こうした併合以降の人権環境の改善を、評論家の黄文雄氏は、“併合により、『万民平等』が実現され、近代法に基づく社会作りがなされ、両班の激しい抵抗を退け、李朝時代の階級制度が全て撤廃させたのは、リンカーンの奴隷解放以上の偉業である”と称賛してくださっています。また、「創氏改名」についても、“もともと奴隷階級には苗字がなかったし、女性も名前もなかったので、韓国側がよく主張する所の『日本が併合時に韓国人達の名前を奪った』という主張は正しくなくて、むしろ名前が無かった状態に名が与えられたのであって、これは、朝鮮の長い歴史のなかでも朝鮮人民に対する最大の貢献と言える“と称賛してくださっております。
・19世紀から女性の衣服が胸を覆えなくなるほど丈が短くなり胸が露な服装をしていましたが、併合後、女性が胸を露出する事を禁止しました。
・併合後、8つあった言語を統合して「標準朝鮮語」を作り、ハングル文字を普及させました。
・教育制度がない朝鮮人に辞書や教科書を作ってハングルや算数理科を教えました。
・半島だけでなく日本からも朝鮮語教育のための教科書・教材が大量に作成されて持ち込まれました。
・5200校以上の小学校が作られました。
・師範学校や高等学校が合わせて1000校以上作られました。
・239万人が就学し、識字率が 4% から61% に上がりました。大きな改善です。

ここで、併合後の現地が受けた効用を一旦まとめますと、
差別を撤廃し、全ての人に名前と人権を与え、女性にも名と人権を与え、民族の命である言語(ハングル)を復興させ、学校作り、教材を与え教育を施し、民度を上げ、日本の本土人が身を削り、日本の本土人に無理を強いて得た血税を大量に朝鮮半島に投入し、社会インフラを構築し、下水道を整備し、衛生面を向上させ、寿命を延ばし、人口を増やし、品種改良で米が大量に採れるようにし、貨幣を流通させ、各種産業を興隆させ、雇用を生み出し、豊かな消費社会を作りました。
こうしてみると良い事尽くめの併合にしか見えませんし、これは、欧米がしていた搾取型の植民地ではなく、日本が自らの身を削って隣国を一流国化しようとした援助行為にしか見えません。
では、この日本の併合を当時の海外の方々がどう見ていたのか、コメントが残っているので見てみますと、
・植民地研究の第一人者、アレン・アイルランド氏は、1926年に出版した著書「THE NEW KOREA―朝鮮が劇的に豊かになった時代」の中で、日本の朝鮮統治を次のように評価してくれています。“今日の朝鮮は李王朝時代とは比べ物にならないくらい良く統治されており、また他の多くの独立国と比較してもその統治は優れている。政府の行政手腕のみならず、民衆の文化的経済的発展においても優れているのである。”と称賛してくれています。
・また、1912-1913年の在日アメリカ大使 Larz Anderson の妻で作家の Isabel Anderson が、日本へ赴任の際に韓国に立ち寄った時の手記によると、“寺内総督統治の下、韓国に多くの発展があった。これは、地元の人と征服者の間に摩擦無く成し遂げられるとは限らないが、その結果は確かに驚くべきものだと認めなければなるまい。政府は再編成され、裁判所が確立され、法が見直され、景気が良くなり、交易が増えた。農業試験場が開設されて農業が奨励され、内陸から海岸まで鉄道が敷かれ、港が浚渫されて灯台が建立された。韓国への日本の支出は毎年1,200万ドルに上っている。”とこちらも称賛してくれています。
・次に当時の方では無いですが、下記は、韓国の理解のある方のコメントです。韓国の加耶大学校客員教授 崔基鎬氏のコメントですが、“李氏朝鮮は外国からの情報を遮断し、近代化の必要を感じて行動を起こした開化派は守旧派に抹殺された。このような国が自らの手で近代化を達成できたとは思えない。日本がロシアに勝利し、朝鮮の内政改革に乗り出したからこそ、近代国家としてのスタートを切ることができたのだ。”と正しく評価してくださっています。ありがたいですね。
こうして見ると、やはり、日本の併合は間違っていなかったと思いますし、朝鮮にとって良い事ばかりであったようにも見えます。
で、あるにもかかわらず、何故、韓国も朝鮮も中国も、こうした数多くの嘘をついてまでして日本を非難し、貶めんとし、文句ばかり言ってくるのか、正直言って理解に苦しみますね。
次章では、その理由と思われる、小中華思想と事大主義について、もう一度おさらいをしてみたいと思います。


【5】それでも反日な理由 事大主義&小中華思想?

前章の両班の説明の所でも書きましたが、500年続いた李氏朝鮮の基本的な国の外交姿勢は、小中華思想と事大主義であったと思われており、李氏の王としての権威も、中国の冊封により正当性が与えられており、価値の基準に“中国”と言う存在を置かないと、王族自身の正当性も権威も始まらなかったわけです。“中華思想”とは、“中国こそが世界の中心で一番偉い”と言う考えであり、小中華思想とは、その世界の中心であり一番エライ中国に冊封された周辺の属国の中でも、隣接しており、国交も長く、深く、儒教への理解も深い我々朝鮮こそが中国の次にエライ存在なのである”と、そう言った考え方が小中華思想なのだと思われます。また事大主義とは“長いものにまかれろ”、“偉い人(国)には従え”と言う考えであり、自国としての主体性が無く、その時その時の支配的な勢力や風潮に迎合して保身を図ろうとする態度や考え方を指し、また、小さな枝葉に相当する事を誇大に騒ぎ立てる態度も指すようです。(まさしく長期的な国益無視の慰安婦騒動も徴用工問題も典型的な後先考えない、枝葉しか見ていない事大主義ですがね・・) この事大主義、主体性の無さとその時その時の強い権力を探しおもねる態度が、日清&日露戦争前の政権内の混乱の要因であり(日本に付いたり清に付いたりロシアに付いたりその時の強そうな相手を探してフラフラと)、二つの戦争を誘発させ、日本による併合を招いた要因なのです。李王朝は、長らく中国から冊封によりその王位の正当性の根拠を与えられていたので、中国から分離し完全なる独立国である事を望まず、むしろ中国の属国である事を自ら必要としていました。その朝鮮国内の秩序は、中国を最上位にし、次が李王朝、次に官僚の両班、次に一般人及び奴隷と言う権力の構図であり、その構図が李氏朝鮮国が始まって以来500年も延々と続いて来た価値の序列であり差別観でした。彼等にとってはDNAに染付いた秩序感なのかもしれません。この小中華思想(中国の次、二番手)は、周辺国への見方にも適応されているようで、中国を一番とし、朝鮮(大韓民国)を二番手とし、それ以外の周辺国家は皆蛮族の住む下等国家と見なしていました。その意味で、朝鮮にとって日本は下位でないといけない国家となる訳です。そして、その差別観は、嘗ての身分の差別制度と同じく、行いや業績の良し悪し等では変動せず、永久に固定された価値基準であると信じられて来たようです(ただの思い込みですがね・・)。どうも、この小中華思想こそが、どれだけ日本に良き事をされても余り韓国側が感謝もせず批判ばかり続け、不遜な態度を取り続ける理由なのではないか?と言う疑いを拭う事が出来ずにいます。まぁ、私の個人的な感想ではあるのですが、多分、同様な印象を持っている方々も数多くいるはずです。こうした考え方は、実は日本国内にも似たような考えをする方々をたまに見掛ける事がございます。半島に擁護的で“朝鮮日報”の略語と揶揄される事もある朝日新聞の前社長さんも“韓国は日本の兄というべき国”と韓国で発言していますし、日本の政権与党の政党の支持基盤となる宗教団体も度々“中国は父、韓国は兄、日本は弟”と言う序列を、彼らの発行する新聞などで度々披露していると聞いております。日本国内にも、どうも、そうした小中華思想に賛同する考え方を支持する方々が結構な数いるようなのです。特別永住外国人の方々が中心なのかもしれませんが、いずれにせよ、日本人の中に、こうした偏ったものの考え方をする方々が多数いると言う事実自体にかなり驚かされます。こうした方々は、皆、反日で、皆、親韓、親中、親朝な点で共通しているように見えます。この“中国は父、韓国は兄、日本は弟”と言う考え方の持ち主達の多くは、多分、"弟である日本は、兄である韓国や朝鮮、親である中国の言う事を無条件に聞くべきだし、兄と親である中韓朝に対し永遠に頭が上がらないはずだし、永遠に貢ぎ続け、永遠に奉公し続けて当然な卑しき存在なのだ。"、等と言う訳の分からない偏見に満ちたものの見方をこの21世紀の今の時代になっても継続している可能性が相当高いのではないか?と見ております。だからこそ、いくら助けても感謝の一言も無く金を出せ出せとせびり続けて来るのではないのか?と思っております。まぁ、想像の話なのではありますが、でも、どうしてもそう思えて来て仕方がないのです。多分、結構当たっているのではないかと思いますし、同じような見方をする方々も相当数いるはず、と考えております。確かに且つて仏教や儒教等、中国で流行った思想が韓国経由で入ってきた過去もございましたし、その意味で恩人に当たる国家、文化的に先輩国家だった時期が古代にあったのでしょうけれど、仏教はそもそもインドの宗教ですし、経由地である事でもってそれ程威張られてもちょっとね・・・あり得ないでしょ?って言うのが正直な感想ですがね。それよりも、近現代に日本から受けた恩恵を客観的に評価し、日本に対し少しは公平な感謝をしてみては?と言いたくなりますが、まぁ、あくまで個人的な感想ですが、皆さんはどう思われるのでしょうね・・・。
繰り返しますが、私としては、韓国が多くを施されたにもかかわらず、それを正しく評価せず、嘘の批判ばかり繰り返す態度の根底には、この小中華思想があり、中国は父で、韓国&朝鮮は兄で、日本は弟、と言う考え方が未だに存在しているせいなのではないのか?と疑っておりますし、朝日とか、某宗教とか、親中韓朝の態度を取る国内勢力にも同様の考え方が共有されているのではないか?と疑っております。でも、もう21世紀です。未だにそうした前時代的で意味不明な差別観を持った方々が多数いるとしたならばかなり驚きですし、ネオナチと同じ臭いを感じますし、薄気味悪いですし、早くその異常性が白日の下に晒され、世界的に共有され、問題視され糾弾されて欲しい所です。でも、恐ろしいのは、今の時代、次の覇権国家は中国か?と言われている時代ですので、中国が仮に実際に覇権を握った場合には、周辺国もその力の恩恵を受けて現代的冊封国家みたいになってしまって、大中華思想が完全復活するのかもしれませんね。要注意ですね。でも、幾ら金が有り軍事力があるって言ったって、倫理的に立派でなければ尊敬しろって言われても無理ですよね。幾ら中華思想を強制された所で、尊敬は絶対できないのです。無理なもんは無理です。だって、嘘付きは絶対尊敬できませんのでね。当たり前の話です。
でも、もし本当に、私の想像通り、韓国の不可解な横暴さの理由が、この薄気味悪い小中華思想(中国は父で、韓国朝鮮は兄で、日本は弟、と言う考え方)が要因だとしたなら、その考え方はかなり病的だし、ホント気持ち悪いのでやめて頂きたいですし、そうでない事を心から願うしかないですね。基本どの国も、頑張った分はその分正当に評価されて然るべきだと思いますし、何より、人間皆神の子と言う思想、または転生輪廻の思想が思想的基盤として皆に共有されているべきです。そうすれば互いに尊敬し合えるし、輪廻思想が共有されていれば、皆色んな国に生まれていたと思えるので、中国の隣の国に生まれたらエライとか、そうした意味不明で根拠のない思想は直ぐに雲散霧消してしまうはずなのです。そうした東洋的思想がベースとして共有されている前提があれば、その上で、各自の掛けた思いや行いに対し公平な評価をする事が是々非々で互いに出来ると思うので、そうなれば大変良いと思うのですがね・・・。まぁ、そう言う日が来る事を心待ちにしております。
それと、この“事大主義”と言う言葉の意味が、“国としての主体性が無く、その時その時の支配的な勢力や風潮に迎合して保身を図ろうとする態度や考え方”を指し、また、“全体に対する大した見通しもなく瑣末(さまつ)なことを誇大に騒ぎ立てる態度”と言う意味なのであれば、韓国程、この事大主義と言う言葉がしっくり来る国は無いかも知れませんね。その事大主義の韓国が、今の北朝鮮や中国に対する態度を見る限り、彼等は日米同盟に付くより中朝と組んだ方が将来性があると見ている可能性が高い、と言う事なのかもしれませんね。残念ですね。また、慰安婦問題や徴用工問題も、もし“全体に対する大した見通しもなく瑣末(さまつ)なことを誇大に騒ぎ立てる態度”が故にこうした反日行為をしているのだとしたら、余りにも国家としての重みに掛ける単視眼的で直情的な行為であると思うし、これら一連の反日行為の代償として受けるであろう、国としての信用低下や、日本から受ける様々な報復措置に対する認識の欠如ぶりは、余りにもお粗末過ぎると思うし、国家の体をなしていないのではないか?と思います。でも、そうは言っても、今の日本も、安倍さんの中国への譲歩的な態度は十分に事大主義的だと言えるし、そもそも自国で自国を守れない国防を米国に依存している今の日本の状況は十分事大主義的だと言えるし、本当に情けない状況だと思いますね。ジュゴンと国防を天秤にかけるそのバランス感覚の無さ、この枝と幹の区別の付かない頓珍漢な感じも相当事大主義的です。国政にタッチさせてはいけない類の人達ですね。これらの点を見ると、日本も十分に事大主義的で、韓国がどうのと言える資格は無いかもしれません・・・・。
いずれにせよ、韓国が、日本にして貰った多くの恩に対し全く感謝が出来ず、不遜な態度を取り続ける理由が、この小中華思想にあり、更にそれに輪を掛けて事大主義(その時その時の強い相手におもねる態度、逆に言えば弱そうな相手には理不尽な態度を取る態度、長期的戦略が無く、小さな事を誇大に騒ぎ立てる態度)のせいだ、と言うならば、何となく納得できる気がするのです。でも、仮にそれが真実であるとするならば、それらの考え方は間違っているので、反省して頂き、改めて頂かねばなりませんね。


【6】今後の日本の取るべき態度 

6-1.先人への感謝と誇り優先=悪く言われて結構 
上記の通り、嘗ての日本は、自衛の為に朝鮮を守らんとし、その為に日清&日露と二度の戦争をしました。その後は、朝鮮の近代化、強国化の為に、保護国化から併合へと進みましたが、併合した後は、差別を撤廃し、全ての人に名前と人権を与え、女性にも名と人権を与え、民族の命である言語(ハングル)を復興させ、学校作り、教材を与え教育を施し、民度を上げ、日本の本土の方々に無理を強いながら血税を大量に朝鮮半島に投入して、社会インフラを構築し、下水道を整備し、衛生面を向上させ、寿命を延ばし、人口を増やし、品種改良で米が大量に採れるようにし、貨幣を流通させ、各種産業を興隆させ、雇用を生み出し、豊かな消費社会を作った、そうした併合であったのです。
仮に、韓国の方々が、“併合の事実そのものが嫌だった”、“許しがたい”、“認めたくない過去”、と言うのであれば、それ自体は理解できますし、甘んじてその批判は受けるにしても、でも一方で、当時の日本が身を削って財を投じ、社会に大きな変革をもたらした事実を、無視したり、無かったことにしたりするのは、余りフェアな態度ではないと思うので、改めるべきと考えます。
我らが先人達は、日清日露の後も、アジア諸国を植民地から解放だとか言って、欧米に喧嘩を売り負けて行くのですが、無謀だし、愚かしくもありますが、でも一方で、彼らの奮闘によって、植民地支配の世界に終止符が打たれ、結果、多くのアジア諸国が独立して、その後、世界は様変わりしたのは事実です。独立したアジア諸国はその後経済発展を成し遂げ、次はアジアの時代が来ようとしています。ですから、我々の先人たちの正義と願いは、紆余曲折と挫折を経て何とか達成されたのです。その動機の純粋さや無私の心、その慈悲の心や正義感は、今の日本人たちには見られない、とってもとっても尊い偉大なる精神だと思うのです。そうした先人達、英霊達の誠の行為を、慰安婦問題等、嘘の主張で、否定されたり、愚弄されたりするのは、もう正直言って我慢がならないし、ウンザリだし、許す事が出来ないのです。
ですから、申し上げたいのは、先人達、英霊達の名誉を守る事の方が、彼ら反日国達の嘘の主張を無理やり受け入れ、偽りの友好関係を築く事よりもずっと大切だと思うし、ずっと重要な事なんだと思うのです。だから、私達は、自分達が真実だと思う近代の歴史に対する見解も堂々と世界に対し主張をし、発信をし、仮にそれでもし隣国や欧米社会や国連から非難される事があったとしても、それは覚悟し、受け流し、それでも批判に臆することもなく、理論武装して、証拠を積み上げて、徹底的に主張を押し通して行くべきだと思うのです。それで仮に、隣国や国際社会と緊張状態になったり、関係悪化が起きたとしても、そんな事を恐れるよりも、自らの命を差し出し、身を削ってまでして、アジア諸国を植民地支配から解放し、差別のない世界を作らんと奮闘した偉大なる先人達の名誉を守る事の方がずっと大事だし、優先すべき事なんだと思うのです。そう、“誇り(先人達の名誉)”を守りなさいと言っているのです。“誇り”さえあれば、街が焼け野原になろうが、何が起きようが、幾らでも一から復活できるからです。一時気まずくなったり、一時冷や飯を食う事があっても、“誇り(先人達の名誉)”を守る事を何より優先すべき、とそう考えます。
まぁ、でも、それ以前に、そもそも、慰安婦の件も徴用工の件も、そもそも国家間で結んだ条約をそれ程簡単に無視して良いのか!、国家として論外だ!、と言って、切って捨てれば良いと考えますがね。
嫌われることを恐れず、本音の主張をして、英霊の名誉と誇りを守り、慰安婦もウソ、徴用工もウソ、と堂々と主張すべきです。別に本当の事を言って嫌われたっていいんじゃないですか?!と言いたいのです。
ただ、そうした本音の日本に対し、理解を示し、応援してくれる方々が、もし、それら反日国の中から現れて来る事があるのであれば、その時は、それらの方々は真の友人なのでしょうし、大切に守ってあげるべきなんだと思うんですよね。そうしたケアが今の日本には少し足りていないのではないかなと感じています。(私を含め)
対立を恐れず本音を主張するも、理解を示す方々は大切にする、そうした是々非々の対応が大切なんだと思うのです。
また、スポーツとエンタメと政治は別、何て言う話をよく聞きますが、スポーツは国を背負うものですので、国を掲げての敵対感が出て来ても致し方ないかな?と思いますので、そこはマナーを守る限りOKとしたいと思いますが、ただ、エンタメに関しては、先日原爆Tシャツを着た韓流アイドルが問題になりましたが、日本に来て稼ぐ限り、反日のタレントには日本での活動は遠慮してもらいたいのですよね。“日本のサルどもから搾取してやる”位の感じで日本に稼ぎに来られても嫌だし迷惑ですからね。エンタメに関しては、最低でも、中立までを許容とすべきで、反日の方々には日本での活動を遠慮頂くべきです。中立とは、“私には慰安婦の真偽も竹島の領有の真偽も判りません”と言う態度です。
日本にいる在日韓国&朝鮮人の方々は、差別観など難しい状況の中で、刻苦勉励し、医療分野や、スポーツ、芸能、格闘技、経済界、芸術、等々と様々な分野で活躍、成功し、日本に多大なる貢献をしている事を知っています。学生時代の私の友人の中にも医者の息子で在日の子がいましたしね。イイ奴でした。彼らが自らの努力の末、手に掴んだ成功は称賛されて然るべきと思いますし、それ自体は大変素晴らしい事で良いと思うのですが、もし、皆さんのルーツとなる朝鮮半島の方々の主張に誤りがあると思う事があるならば、その時は、そうした彼らの誤った主張に対し、知らぬふりをするのではなく、是非、“それは間違っていますよ”と声を上げて頂きたいのです。是非、それをお願いしたいと思います。


【7】まとめ

結論としては、
嘗ての日本は、自衛の為に朝鮮をロシアの支配から守らんとし、その為に日清&日露の戦争をしました。
その後、朝鮮の近代化&強国化を強力に推進する為に、保護国から併合へと進みましたが、併合した後は、人権状況を改善し、言語(ハングル)を復興させ、教育を施し、本土の日本人達に無理を強いしながら多額の血税を朝鮮での社会インフラの構築に費やし、豊かな消費社会を朝鮮半島に出現させました。
併合の事実を否定したい韓国の方々の気持ちは理解できるとしても、一方で、日本が成した多くの朝鮮半島への貢献も本来公平に認められ感謝されて然るべきと思います。
幾ら併合を悔しく思ったとしても、それが故に日本に対し幾らでも嘘に基づく誹謗中傷をしても良いと考えているとしたなら、それは間違いであって、嘘による難癖を付けてきた場合には、嘘は嘘と糾弾し厳しく対応すべきです。
仮にそれによって関係が悪化したり、経済的に厳しい局面が現れて来たとしても、それは甘んじて受け入れるべきであって、何より国と英霊の名誉を守る事を最優先すべきと考えます。
エンタメ業界においては、反日の方々には日本での活動は遠慮いただくようにすべきです。最低でも中立の方の活動を許容とすべきです。
また、在日の方々にも、韓国、朝鮮側の主張に誤りがあると思われる場合には、“それは間違っている!”と声を上げて頂きたい、そうした努力を期待したい所です。
と、こんな感じの結論になります。
これが今回の自分なりの昨今の韓国の主張に対する我々が取るべき考え方、対応の仕方の結論です。また、将来少しずつ変わって来るかもしれませんが、多分基本は一緒だと思います。
皆様の韓国に対するモヤモヤした気持ちの整理に少しでもお役に立てれば幸いです。
それでは、また。

湖畔人

第247話-1.韓国の反日の理由&併合の経緯&今後の韓国との付き合い方の提案(前編)

2019-04-02 02:18:41 | ★政治 外交 歴史
湖畔人です。

今日は、現時点で自分が考える韓国の反日思想の理由と、過去日本が韓国にして来た多くの事、そこから見える日本が取るべき今後の対応の仕方と心構えについて、自分なりの意見をここにまとめてみたいと思います。今後、入ってくる情報次第で、また考えが変わって来るかもしれませんが、とりあえず現時点ではこう思う、と言う意見を下記7つの章に分けて書いてみたいな、と思っています。皆さんの昨今の韓国に対するモヤモヤした気持ちの整理の一助になれば幸いです。
長いので二話分に分けます。

その7つの章とは、
【1】韓国の反日の現状、
【2】主な反日行為 慰安婦と徴用工と竹島の嘘の主張、
【3】日本が併合した理由、
【4】もし併合が無かった場合の想定、併合前後の朝鮮の比較、半島にもたらされたメリットとデメリット、
【5】それでも反日な理由 事大主義&小中華思想?
【6】今後の日本の取るべき態度 
【7】まとめ

の7章となります。

長くなりますので、結論からお知りになりたい方は、まず最初に“【7】のまとめ“をご覧になった方が良いかもしれません。
【1】~【4】を前編にて、【5】~【7】を後編にて、ご説明します。

では、1章から順にご説明いたします。

【1】 韓国の反日の現状

慰安婦、レーダー照射問題、徴用工請求、天皇への不敬な発言とか、まぁ韓国の反日的な姿勢が非常に先鋭化している今日この頃ですが、ほとんど断交して良いレベルの失礼さです。本来であれば、同じ自由主義、民主主義、法治主義、等、普遍性のある思想を共有する西側の一員として、日米韓で協力して、北の非核化や中国の脅威に立ち向かおう、なんて共闘すべきところを、非礼な態度を日本に対し取り続ける事で、とてもそんな協力体勢が築ける状況には全くなっていない、それが現在の日韓関係です。ある意味、韓国をアメリカや日本等、自由&民主主義陣営から切り離し、中国&朝鮮側に付けたい、と言う文大統領の狙い通りの方向に進んでいるのかもしれませんがね・・・。こうした度を越した度重なる韓国の反日的態度には、私を含め多くの日本人の皆様が怒り心頭でしょうし、米中韓の三国の連合で中国や北へ厳しい対応を取りたい米国にとっても、こうした一連の韓国の反日的態度は、大変迷惑な話として目に映っているはずです。でも、こうした彼ら韓国の反日姿勢は別に今に始まった事ではございませんし、ある意味これまでズーっと一貫して続いて来た態度でもあります。彼らは、国家予算を使ってまでして国連やアメリカの国会議員達、その他、アジアや欧州の政治家達やメディア等に積極的に反日のロビー活動、主に慰安婦問題の拡散を行って来ており、慰安婦の嘘を海外で事実(嘘ですが)として定着させるべく強力なプロパガンダ活動を推し進めて来ました。執拗なまでの日本のイメージダウンを狙った反日プロパガンダ行為です。もうそれはまるで反日が国是のようであり、まるで重要な国家戦略であるかのように反日活動が行われています。相当な気合の入れようであり、筋金入りの反日国家と言ってもよい存在だと思います。日本にとっては言わば“敵“と言ってよい存在でしょう。こうした韓国のアンチジャパンプロパガンダのおかげで国連の人権委員や欧米の政界からも"日本は元慰安婦のオバさん達にもっと謝れ、そしてもっと補償をすべきだ!"なんて要求をされている始末です。騙されているとも知らず日本をそんなに責めてどうすんの?って話ですが、まぁ、韓国の嘘のプロパガンダが見事に成功している証拠ですよね。“嘘を百回言えば本当になる“、等と言う中韓の悪しき思い入れ、悪しき伝統に間違った自信を与えてしまう事になりますので、良くありませんね。"この世界は、こんなにも簡単に悪事がまかり通る世の中なのか!チョロいもんだ。"なんて変な自信を付けられても困るのです。放置して良い話ではありませんし、必ず白日の下に晒して悪事は続かない事を示してあげないと彼らの為にもなりません。これら反日行為には中国共産党が資金的に援助をしたりして裏で手引きをしている事も、もう判ってはいるのですが、それでも、仮に中国からの反日活動への誘いがあったとしても、韓国にその気が無ければ先に進まない話だった訳ですから、韓国の反日行為は韓国自身の意思としてやっている、とそう考えるべきでしょうね。であるならば、韓国は、反日国であり、"敵"とカテゴライズされても致しい方ない存在であり、我々は、彼らの反日活動と言う敵対行為に対しより一層警戒をし、彼らの反日攻撃から日本国民を守る必要がありますね。


【2】 主な反日行為 慰安婦と徴用工と竹島の嘘の主張

では、まず、彼らの主だった反日行為とは何なのか、考えてみたいと思いますが、まずは、ご存知の通り、彼らの代表的な反日行為とは、嘘の慰安婦問題の拡散、嘘の徴用工問題請求で日本企業に不当な損害を与えている事、そして、竹島の嘘の主張、等がございますね。それらがどういったものか、再度下記に簡単におさらいをしたいと思います。

2-1.慰安婦問題
まず、慰安婦問題で問題となっているのは、“第二次世界大戦中に従軍慰安婦となった韓国の女性達が軍(日本国)によって無理やり連行され性奴隷として強制的に働かされ虐待的な扱いを受けていたと言う嘘の主張です。また、その強制連行の指示は国(日本国)から出ており、国が悪いのであって、日本国はその女性達に謝罪、補償すべきである”、と、そう言う主張が、韓国側が主張している慰安婦問題なのかと思います。これは、国連の人権機関や一部のアメリカの政治家からの批判もほぼ同様の内容となっているかと思います。まぁ彼らは韓国側の嘘のプロパガンダに騙されている訳です。ただ、彼らが強制連行説の根拠として使っている吉田清治の主張は、後日デマ、作り話であったと吉田自らが自白している訳ですから、本来根拠に使ってよい話では無いはずです。吉田説の拡散に貢献した朝日新聞も後日、吉田説を撤回、否定、謝罪をしていますので、その論拠としていた吉田説が嘘と判明した段階で、韓国は、慰安婦問題のプロパガンダを止め、日本に対し"嘘の情報とは知らず日本を批判してすまなかった"と詫びて、この件はお終いにすべきだったのです。また、韓国の主張に騙されていた国連や欧米の政治家達も“すまなかった、嘘に振り回され間違った批判を日本にして来てすまなかった"と言って日本に謝罪をし批判を取り下げるべきなのですが、韓国政府は諫めるどころか寧ろ状況を悪化する方向に事を煽り続けています。また、この騒動の過程で、日本政府がその強制連行への当時の国の関与があったかのような内容になっている"河野談話"を出してみたり、被害者だと言う元慰安婦のご婦人達が強制連行や酷い扱いを受けた事は本当だ、等と偽りの主張をしだしたり(言う事がコロコロ変わり全く信憑性に欠けますが・・・)、安倍さん達も、日韓合意等でまた謝罪まがいな事をして、日本に非を認めているかのような印象を国際社会に対し与えてしまう事となり、逆に慰安婦問題の強制性が真実であったかのような誤った印象を与えてしまい、よりこの慰安婦問題を嘘と主張する事を難しくさせてしまっているように見えます。今では韓国全体がその強制連行への当時の日本国の関与を信じ切っており(か、もしくは、嘘と知りながら、憂さ晴らしに日本を叩く材料として使っているのか、正直不明ですが・・・)、まるで事実のように日本を非難し続け、韓国の国内や国外に慰安婦像を多数設置し、まるで国是でもあるかのように慰安婦問題への謝罪と補償対応を日本政府に対し繰り返し要求し続けています。ただ、先程も申しましたように、80年代に吉田清治が言い始めた強制連行説がこの騒動の発端ですので、吉田説が嘘と判った段階で慰安婦問題での日本への批判は本来終息させるべきだったのです。また、仮に、万が一、国の強制性が本当に一部でもあった、と言うようなケースが今後出て来たとしても、本来であれば、60年代に日韓間で結んだ“日韓基本条約”とその付随協約である“日韓請求権並びに経済協力協定”から、日本政府にその対応を要望するのは筋違い、韓国政府が対応するのが筋です、と言うべきなのです。“日韓基本条約”とその付随協約である“日韓請求権並びに経済協力協定”では、日本が膨大な金銭的な援助をする引き換えとして、今後一切戦時中に起きた様々な個人的補償の対象となるような請求が韓国国民から出て来たとしても、それらの請求権は一切放棄する、よって彼らが日本政府を訴える事はない、と言う内容が、日韓二国間の基本条約な訳ですから、仮に国内にそんな不満が後から出て来たとしても、本来であれば、その場合、“そう言った請求は日本政府ではなく我々、韓国政府に向けて請求すべきです”と国民を諭すべき立場にいるはずで、今のように、戦時中の不満を持つ方々と一緒になって日本政府を非難している今の韓国政府の対応の仕方は間違っているし、筋違いです。しかも、元々、請求権は放棄するがお金をもっとくれ!と願ったのは、韓国側だったはずです。日韓の国家間の約束として取り決めた事な訳ですから、しっかりと履行すべきなのです。更に驚くのは、司法もこれに便乗して慰安婦や徴用工等、個人補償を次から次へと認め、日本に賠償請求をする始末です。最高裁と言うには冷静かつ客観的な善悪の判断が出来ないようです。これらの反日的態度は、韓国の日本に対する甘えだと思っています。こうした間違った姿勢は断じて許してはなりません。因みに、日本がこの基本条約時に拠出した金銭的支援は、当時の韓国の国家予算の2倍強、日本の国家予算の40%程度となると言われております。8億ドル(無償3億ドル、有償2億ドル、民間借款3億ドルの合計8億ドル、現在価値で約2兆円程度?)の資金提供と言われており、加えて日本の資産、インフラ約53億ドル相当も手放しており、それら日本の血税を投じて作った巨額のインフラ資産を韓国は無償で手にいれたのです。それらは、現在の価値で約12兆円程度となる、と言われており(8兆円程度と言う説もあり)、それらを合わせた場合の総額は、現在価値でどんなに少なく見積もっても10兆円で、人によっては16兆円程度とか、はたまた20兆円強である、とか、または、その他の諸々の追加支援を含めると約60兆円強にもなる、と言う試算もある位です。だとすると、もうこれは天文学的な金額になります。何れにせよ、こうした日本の手厚すぎる経済的支援を手にした当時の韓国政府は、それらを元手にして、漢江の奇跡と呼ばれる経済発展を成し遂げ、今日の発展の基盤を築いています。その経済発展自体は良いにしても、その築き上げた富でもって、本来であれば、戦時中の様々な国民の個人請求に対応すべきと思います。それを日本に責任転嫁して、日本に批判の矛先を向け、条約を無視して日本に対し補償の請求をしてくる今の韓国政府の対応は、条約違反だし、国家として恥ずべき態度と考えます。
この状況をリセットする為には、まず、この慰安婦問題にお墨付きを与えている河野談話を撤回をする事から始めるべきです。慰安婦を強制連行したと言う、韓国側の主張は誤りだ、と明確に否定すべきなのです。実際、河野談話の作成に携わった石原信雄元官房副長官によれば、『“河野談話に、政府による強制連行を認めるような文言を入れてくれさえしたならば、もう今後一切この慰安婦問題を蒸返すことはしないから、頼むから我々を信じて、政府指示による強制連行を認めるような文言を談話に入れてくれ、それさえ出来れば今後日韓両国は未来志向で前だけ向いて行けるはず。だから何とか強制性を認める文言を談話に入れてくれ”、と韓国側に懇願されたので、当時の政府としては、その言葉を信じて、無理やり強制性を認めるような文面にして談話を公表したのだが、本当は国内の資料を幾ら調べても、その強制性を裏付けるような、証拠となるような資料は一切出てこなかった』と、言われていたようです。そうした発言から判る事は、日本政府は、韓国政府にまんまと騙された、と言う事です。であるならば、日本政府が直ぐにすべき事は、内容に不正確な表現があったとして、河野談話を即座に撤回すべきなのです。『“河野談話に政府による強制連行を認めるような文言を入れてくれさえしたならば、もう今後一切この慰安婦問題を蒸返すことはしないから、頼むから我々を信じて、政府指示による強制連行を認めるような文言を談話に入れてくれ、と、韓国政府側から懇願されたので、本当は事実ではないし、本当はいくら探してもその強制性を示すような証拠は一切出てこなかったのだけれど、この問題に終止符が打てるなら致し方ないと思い、仕方なく要望に応じる事にしたが、今思えば、やってもいない事をまるでやったかのような印象を与えるような文言にしたのは誤りであったし、事実に基づいた本当の談話を再度出し直したい。』として、世界に向けて河野談話の撤回を宣言すべきなのです。そうでもしないと、今後、この慰安婦問題の強制性の話は、まるで史実のように扱われ続け、その不名誉は未来の日本の子供達に永遠に降りかかってくる事になります。自分達が良い人ぶる為に未来の子供達に不名誉を強いるなんて言う事はすべきではありません。ここは意を決して、世界に向けて逆のプロパガンダを実施し、韓国側の言う強制性を明確に否定する主張を強硬に主張、喧伝すべきと考えます。また、追記として、元慰安婦のご婦人達が主張する、“日常的に虐待、暴行を受けていた”、とか、“性奴隷のような酷い扱いを受けていた“とか言うそうした主張も、どうも聞こえてくる実際の状況とは大分かけ離れているようです。どうも聞いてみると、慰安婦が兵士達と映画を観に行ったり、場合によっては仲良くなって結婚するケースもあったりと、どうも随分大切に扱われていたようで、虐待等と言う状況には程遠い状況だったようです。また、待遇面でも、一般的な日本兵の月給の20~25倍位の巨額の報酬を得ていたようで、その事を新聞記事で批判されたりしていたようです。もし、それが事実だとすると、破格の高給取りであり、元慰安婦のご婦人達の主張とは、大分かけ離れた現実が、そこにはあったようです。もうこうなるとホント嘘だらけですね。これらの嘘の申告に基づき、国が謝罪したり賠償したり国連や海外の政治家から非難されている今のこの現状は本当に異常であり、愚かしい状況と言えるかと思います。

2-2.徴用工問題
徴用工問題請求の訴訟を起こしている4名に関しては、既に、通常の求人募集に対し自らの意思で応募をし、就職した方々だと判明しておりますし、そこに強制性があった痕跡は無く、虚偽の主張で請求をしているようなので、基本無視すべき内容なのかと思います。であるにも拘らず、この件を当時の日本政府の強制性があったとする韓国の司法にも呆れますし、今後、これらの判断に基づき、資産凍結等が起きて来た場合には、相当厳しい報復対応で応じるべきかと思われます。それが、関税アップなのか、出入国の制限なのか、韓国の産業に打撃を与えうる戦略的部材や機械の輸出禁止なのか、判りませんが、相当厳しい対応で応じるべきと考えます。個人的には条件付きの断交でも良いと思います。また、この件も慰安婦ケースと一緒で、仮に今後、徴用の強制性が認められるようなケースが万が一出て来たとしても、その場合は、上記と同じく、“日韓基本条約”とその付随協約の“日韓請求権並びに経済協力協定”でもって一切の請求権を放棄します“、と言う、当時の韓国政府の約束に基づき、もし戦時中の個人補償への要望等が出てきた場合には、韓国政府がその対応をすべきなのです。であるにも拘らず、日本政府に徴用工のに配慮をせよだとか、裁判所の判断に従え、と言うその韓国政府の態度は、条約に違反していますし、全くの論外だと思います。

2-3.竹島問題
竹島(韓国名:独島)は、日本側から見れば、江戸時代から鬱陵島に渡る為の停泊地として、またはアシカやアワビの漁場として利用されていたようです。明治に入ってからは、明治38年の閣議決定からは島根県の一部として認識されるようになりました。韓国側の主張は古地図や古文献に登場する“于山島”が“独島“なのだと主張している訳ですが、実際にはそれらの古文書に登場する干山島と現在の竹島とでは合致しない点が多く、根拠に乏しいと言う意見もございます。そうした見解が分かれる竹島ですが、日本が戦争に負け、無防備であったころ、1952年に反日の韓国の初代大統領・李承晩大統領によって漁船立入禁止線(いわゆる李承晩ライン)が勝手に一方的に制定され、竹島(独島)は韓国の支配下にあると一方的に宣言され、それ以来、韓国による不法占拠が続いています。65年の日韓基本条約で、李承晩ラインは廃止にはなりましたが、不法占拠は相変わらず続いている状況です。この態度は、実効支配したモン勝ち、声が大きいモン勝ち、と言うケンカを売っているかのような態度であり(アメリカなら間違いなく軍事行動を起こしています)、日本としては当然了承できるはずもありません。この李承晩ラインの制定によって、日本の漁師たちは多数、韓国軍に拿捕され、逮捕後には虐待を受け死亡する者すら出ています。かなり乱暴な対応でした。日韓基本条約締結までの間に韓国軍に拿捕された日本の漁船は328隻、死傷した漁師は44人、3,929人が刑務所に抑留されたと聞きます。韓国軍からの海上保安庁の巡視船への銃撃も15件におよび、16隻が攻撃の対象となったと聞きます。 また、日韓基本条約の交渉時には、この抑留されていた4千人弱の日本人の人質が交渉の材料として使われ、韓国側にとっての有利な条件が導き出されたとも聞いております。まるでヤクザのような対応の仕方です。だから”敵”と言いたくなるのです。李承晩政権時の韓国の日本への態度の悪さについては、米国側も懸念を示していました。当時の駐日米国大使ダグラス・マッカーサー2世は、国務省への機密電文の中で“国際的な品行や道徳等の基本原理を無視した実力行使の海賊行為”、“日本人は李承晩の占領主義的手法で苦しんでいる”と言っていたようです。反日精神剥き出しの初代大統領が始めた国が韓国ですから、ある意味あの国の反日体質はDNAのような類のものなのかもしれません。まぁ李承晩の死後の行き先はあまり良い所ではないと思いますがね・・・。まぁでも、両国が領有を主張をしているケースなのですから、普通、友好国同士であれば、自国領だと主張をする事はあるにしても、普通遠慮して不法占拠なんてする訳ないだろ?って言うのが私の個人的な感想ですがね。だから”敵”だと言いたくなるのです。主張は許すにしても実効支配は止めて竹島からは即刻手を引くべきでは?と考えますがね・・・・。

2-4.何故嘘をついてまで反日行為を続けるのか?
では、何故彼らは嘘の情報を使ってまでして反日行為を続けるのか?ですが、その理由を考えてみますと、それが、もし、日本に併合され、日本の一部であった時代が35年も続いた事実自体がとても悔しいし、恥ずかしいし、認めたくもない、その歴史そのものを否定したいし、葬り去りたい、日本が大嫌い、と言うのであれば、それは理解出来ますし、甘んじてそれは受けるとして、でも一方で、もし日本の併合が無く、李氏朝鮮のまま鎖国を続けていたならば、その場合、貧困と不衛生と前時代的な生活と酷い人権状況が続いていたであろうし、覚めない悪夢の如き生活がずーっと続いていたであろう事も容易に想像が付くのです。また、仮に日本に併合されずに、あのまま鎖国を続けていたとしても、宗主国の清自身が既に多くの土地を列強に切り取られ半ば植民地状態に陥っていましたので、かなりの確率でロシアに占領され、ロシアの一部となっていた可能性が相当高いのです。(朝鮮半島をロシアに抑えられたなら日本も終わりですがね・・・だからこそ朝鮮を守りたかったのです)その場合、言語(ハングル)を含む独自の文化と伝統を失っていたはずで、その意味で併合は自国のアイデンティティーも保てたし、李氏朝鮮時代にはなかった下水道インフラ、教育、医療、貨幣経済と、近代国家の基盤が整備され、朝鮮半島の方々にとっては、そう悪い状況では無かったはずなのですがね。でも、一部韓国から聞こえてくるような、日本が朝鮮半島にやって来ては略奪を繰り返し朝鮮人の方々を虐げ朝鮮を地獄に陥れた、なんて言う酷い主張が聞こえて来ますが、それらは全くの誤解であって、実際はその真逆であり、自分達の血税、天文学的な予算と人員を朝鮮半島に投じて朝鮮の近代化に相当尽力をし、人々の教育、衛星、経済状況を大幅に改善させた事も判っております。では、何故、そうした改善があったにも拘わらず、彼の地の人々は不満と批判ばかりで反日行為を止めないのか?また、何故そもそも日本は朝鮮半島を併合する必要があったのか、その辺りを次章、次次章で説明して行きたいと思います。


【3】日本が併合した理由

3-1.幕末の動乱と維新が起きた訳=帝国主義の時代
日中戦争、太平洋戦争はまた別の意味があったかと思いますが、少なくとも、幕末から日清、日露戦争までの日本の動きを知るには、当時の世界情勢を知る必要があります。当時の世界は、弱肉強食の植民地支配の時代、帝国主義の時代でして、世界中が欧米列強の植民地となっていました。彼らの近代的な科学技術力を背景とした圧倒的な軍事力と財力の前に、アジア全域やアフリカ全土、中南北アメリカ全域の殆どの国々は、圧倒され、屈服され、脅迫され、蹂躙され、搾取され、支配される植民地となっていました。一部の欧米列強が支配側に立ち、それ以外の国々は全て支配される側、植民地側、と言う構図でした。アジアはどうかと言うと、アジアでは辛うじてタイと日本だけが独立を保っており、アジア最強と思われていた中国、当時の清は、イギリスに戦争で負け、様々な国からも干渉を受けて土地を奪われ相当弱体化していました。イギリスには度重なる戦争で香港など九龍半島南部を獲られ、フランスとも揉め、ロシアにも北京条約の仲裁と引換に国境沿いの沿海州を取られ、土地と力と主権を大きく削がれ、内乱は止まらず、亡国が見えていた状況でした。そうした惨状を見聞していた当時の日本の幕末の志士達は、次は日本がやられる番と懸念し、始めの頃は尊王攘夷として鎖国を志向していたのですが、欧米列強との数度の小競り合いを通じて、欧米列強との実力差をまざまざと見せつけられ、このままでは欧米との力の差が余りにあり過ぎて全く太刀打ち出来ないし、鎖国をした所で絶対国を守り切れない、と痛感をし、まずは西欧化し近代化する事で欧米と力の差を埋め近代的な強国にならないと全く話にならないと鎖国政策から大きく方針を変換する事とし、侍の世を終わらせ、そして明治維新を起したのです。急ピッチで欧米の文化や産業を学び、富国強兵の政策を取り、貪欲に欧米の産業、法制、教育、文化、何より軍備を短期間で吸収し増強して行きました。力が付いて来た新生日本の明治政府は、同じように近代化、西欧化する事で欧米列強に対し共闘しようと清や朝鮮に呼び掛けるも清は中華思想から来るプライドなのか、日本からの誘いを断り、朝鮮は当時清の一部、属国であったため、親である清を習ったのか日本の誘いに耳を傾けませんでした。ただ、日本からすると、当時の懸念は、数多いくいる列強の中でも、世界最強の陸軍と世界一、二位を争う海軍を持つロシア軍の南下を最大の脅威と捉えており、最も懸念していました。よって、もしそのロシアが朝鮮まで占拠して来た場合には、目と鼻の先の朝鮮を足場にして、そこからロシア海軍の総攻撃を受けた場合には、もはや日本を守り切る事は出来ない。即ち亡国の時を迎える、と当時の日本人達は懸念を共有していたのです。幕末から明治の志士達は、そう言った危機感意識の中、富国強兵政策を急ピッチで進め、同時に東アジア(清と朝鮮)との共闘を希望しつつ、何より朝鮮半島をロシアに占領されないようにする為に朝鮮を親日で近代化された強国にすべく動いておりました。この危機感、朝鮮半島がロシアに占領される=日本滅亡、その回避の為の、朝鮮の独立と近代化と強国化、という願いが、実は、日清&日露戦争の発生要因です。(征韓論が出た理由でもあります)これら二つの戦争は、朝鮮半島をロシアから守る為、朝鮮を独立させ、近代化された強国にする為に行われたのです。それ以降の戦争は力を持った日本が満州を介して中国と揉め、欧米の支援を受けた中国軍のゲリラ戦に対応しつつ戦線が拡大して行った日中戦争、太平洋戦争は、力を付け横暴に見えた日本への欧米列強からのイジメで、最後は石油を断たれ開戦せざるを得なかった戦争であって、日本としてはアジア諸国を植民地支配から解放したい願いも相まって始めた戦争でしたが、少なくとも日清と日露の二つの戦争は、朝鮮半島をロシアから守る為の戦いであったのは間違いのない事実です。何せ朝鮮半島のロシア化は亡国と信じていましたのでね。それは必死で朝鮮を守り強国化しようとした訳です。

3-2.日清&日露戦争=朝鮮のロシア化は亡国との懸念による 保護国家化と伊藤博文
日本は上記の危機感から朝鮮と清(中国)に対し、“御両国とも我々みたいに近代化して西欧化して軍備を強化して一緒に強くなって、欧米列強から、東アジアを守りましょう!”、と提案をしたのですが、中々なびいては貰えませんでした。アジアの盟主と思われていた清(中国)としては、“アジアの盟主であった清に向かって何を言うか!”と言う事だったのかもしれません。その中華思想、プライドからなのか、清は中々なびきませんでした。朝鮮は長らく中国の属国で、中国(清)の一番弟子としての小中華思想と呼ばれるプライドからか聞く耳を持たず、鎖国を続けていました。でも、宗主国の清は、当時、欧米列強に虐げられ、土地を切り取られ、ボロボロに成っていたので、もっと現実を見るべきだった所を中々同意してもらえませんでした。でも、日本からすれば、朝鮮がロシアに取られれば日本はお終いと思っていましたので、“ああそうですか、判りました、朝鮮は鎖国ですね”、と納得する訳にも行かず、最低でも朝鮮だけでも近代化された強国になってもらいロシアの侵略を撥ね退けて貰わねば絶対に困る!と思っていました。そしてその為には、まず朝鮮の清からの独立から始めねばならず、その為にはまず開国が必要でした。しかし、当時は、"朝鮮とは、中国(清)によって冊封された中国(清)の属国である"、と言う認識を、清側も、朝鮮側も共に共有しておりましたので、朝鮮が独立国である事を両国に認めさせる所から始めねばならず、その意識変革が喫緊の課題でした。まずは、双方に、朝鮮は独立国だと言う認識を持たせるべく、清にも、朝鮮にも意識変革の必要性を説き、働き掛け、重ねてプレシャーを掛けては、朝鮮の開国と独立と近代化の要求を強めておりました。その頃の李氏朝鮮では、王族の内部で権力闘争が起きており、その内紛が日本に朝鮮の開国のチャンスを与えました。当時は、若い高宗が国王で、彼の父・大院君が、長らく摂政として政治の実権を握り鎖国主義を貫いていました。大人しい王だった高宗に対し、強いキャラクターの持ち主で、且つ名門一族・閔族の出身の妻・閔妃は、次第に政権内で発言力を増して行き、鎌倉の北条家と同じく一族として閔一族が政権の中枢に集まって行きました。大院君と敵対していた閔妃はとうとう大院君を追放し、政治の実権を握りました。攘夷主義で日本からの開国の要請をずっと退け続けて来た大院君が退いた事、また閔妃の重要な閣僚に開化派がいた事等が、その後の開国への素地を作りました。ちょうどその頃、日本の軍艦雲揚号が江華島付近で朝鮮軍から砲撃される事件が起き、日本軍はその砲撃の責任を朝鮮政府に問い、交渉のための開国を迫りました。そのプレッシャーの結果、1876年には日朝修好条規が締結され、日本は遂に念願の朝鮮の開国を実現させました。また、その日朝修好条規の中では、朝鮮が清朝の冊封から独立した国家主権を持つ独立国であることが明記されました。その後は、閔妃による閔氏政権と日本とが共に急ピッチで近代化を進めましたが、早急な改革に財政が逼迫し、給与未払い等が発生し、また物価も高騰していた為、不満を持つ者達が増大し、また冷遇されていた大院君派の一派もその不満勢力に合流し、それら合体した不満分子達が引退していた大院君を担いでとうとうクーデター(壬午軍乱)を起こしました。しかし、そこに宗主国の清が割って入り乱を沈め、清は大院君を排除し、閔妃の閔氏政権を清がバクアップする形となり、閔妃は復権を果たします。そこから閔妃の閔氏政権は清と関係が深くなり事大党を結成し、次第に反日となり、日本と結んで改革を進めようとしている独立党と対立をし始めます。独立党は明治維新を経た日本のような近代化された国家を目指していたグループであり、日本としては相性が良かったのですが、甲申政変と言うクーデターを起し閔氏政権転覆を狙うも清により鎮圧され、独立党の主要メンバー金玉均は日本に亡命し潜伏する事となり、日本では福沢諭吉や頭山満等と親交を結びます。後日、金玉均は、罠にはまり上海で虐殺され、同じく他の独立党の面々も惨い殺され方で果て、その惨状を嘆いた福沢諭吉が、その後直ぐに脱亜論を唱え始めたのも、この金玉均達の死に絶望したからのようです。独立党が朝鮮を支配していた場合は、彼らは日本と同じような近代化されたの強国化を志向していたので良いパートナーになっていた可能性が高かったのですが、歴史はそう言った方向には動かず、閔氏の支配が続いて行きました。曲者の閔妃は、次第に清の横暴さにも辟易し、今度はロシアに接近をし始め、ロシアの朝鮮政府への関与が強まって行きました。日本にとっては最も恐れたロシアと朝鮮の接近です。清もまた宗主国としてロシアと朝鮮の接近を懸念し、一度追放したはずの大院君をまた担いで、閔妃に圧力をかけようとしますが、大院君にはかつての求心力はなくうまく行きませんでした。
そうした日清露の朝鮮での主導権争いと朝鮮王族内の王妃と大院君の主導権争いが相まって混沌としていた当時の朝鮮情勢でしたが、当時の日本にとっての最大の懸念が、朝鮮半島がロシアに取られて、朝鮮を足掛かりとしてロシアから日本が攻撃を受ける事でしたので、それを防ぐ為には、先ずは、何よりも朝鮮に独立してもらって、同時に近代化され列強に植民地化されないだけの強さを持った独立国になってもらう事が、当時の日本の彼岸でしたので、何よりもまず朝鮮を宗主国である清から切り離し、一旦独立させる事が最重要課題となっていました。その為に、その後、日本は清との開戦に突き進んで行く事となりました。この戦いで、日本は清に勝利し、下関条約が成立し、日本は、賠償金を獲得し、遼東半島、台湾、澎湖諸島を獲得し、負けた清は、朝鮮に対する宗主権を放棄したので、念願の朝鮮の独立が実現しました。これで朝鮮を近代的な主権国家に生まれ変わらせる事が可能となる状況が段々と出来て来た訳です。ただ、一方で、この日本の勝利は、東アジアにおいて権益を有するヨーロッパ列強を刺激し、彼等から警戒される事となり、その結果、ロシア、フランス、ドイツの三国による干渉を受け、結局、遼東半島を手放す事となります。三国干渉を受け、面目を失った日本を見ていた閔妃は、日本よりも強いロシアと組んだ方がまし、とでも判断したのか、ロシアへの接近を始めます。ロシアの朝鮮半島への関与を強化させ、日本の影響下にあった訓練隊を解散させ、ロシアの教官によってできた侍衛隊に置き換えようとする等、露骨に親日派の排除を進め始めました。閔妃のそうした動きは閔妃に不満を持つ大院君や開化派勢力、そして何より日本に危険視されていました。それはそうです。ロシアを朝鮮から守る為にわざわざ清と戦争をした訳ですから、そんな状況下で朝鮮の王妃が、親ロシア路線で、ロシアの朝鮮半島への影響力を強める方向で手引きをしている訳ですから、日本にとっては放置できない、最も避けたい状況の出現です。よって、閔妃は、実質的なクーデターとも言われる乙未事変によって殺害されてしまいます。大院君が主導したとか、日本公使の三浦梧楼が主導したとか、諸説ございますが、双方が閔妃を危険視していたのは間違いないでしょう。この宮中で王妃が暗殺されると言う事件は、日本側の暗殺への関与が疑われ、反発を買う事となり、親露派がクーデター起こす事となります。国王の高宗は、親露派によりひそかにロシア公使館に運ばれ、日本の意を受けこれまで朝鮮の近代化を強力に進めて来た金弘集内閣は打倒されてしまいます。そして親露派の新政権が樹立されます。高宗は翌年、もはや朝鮮が清の属国ではなく、完全に独立した主権国家であることを示す為に、国号を“大韓帝国”と変え、国王の称号も“皇帝”に改めて、高宗自らが大韓民国の初代皇帝に即位しました。この後、日本とロシアは朝鮮と満州の棲み分けなどを話し合う日露協約を4回も行ない利害関係を調整し、穏健派の伊藤博文が提唱したロシアとの協商路線が一時主流となっていましたが、ロシアを仮想敵とする英国との日英同盟が結成された事で情勢は一気に打倒ロシアの方向に傾き、ロシアとの戦争へと突き進んで行きました。
日露戦争の間、大韓民国は中立を保っていましたが、日本は朝鮮の保護国化を目指し様々な手を打って行きます。日本は、日露戦争で、旅順要塞を攻略し、奉天会戦で大勝し、日本海海戦でバルチック艦隊の撃破と、想定外の勝利を重ね、最後はアメリカの仲介でポーツマス条約で講和条約を結び戦争を何とか終わらす事が出来ました。賠償金は得られずとも(日本では新聞が賠償金を煽った御蔭で国民の不満は爆発しましたが)、朝鮮、満州や遼東の租借権と、樺太の一部を得ます。こうして、長年の懸念であった朝鮮半島からロシアの影響を排除し、朝鮮の根元である満州からもロシアの影響を排除しロシアが持っていた満州の租借権を得、ロシア自身との関係も良好となり(ソ連が出来るまで)、これで、長年の懸念であった、“朝鮮がロシアに奪われて攻撃され亡国する”と言う幕末以降ずっと抱えて来た最大の懸念を払拭する事に成功します。また、朝鮮王族内の権力争い(大院君と閔妃)が、朝鮮での利権を目論む諸外国の介入を許し、日清、日露と言う二つの戦争を誘発した事、また、朝鮮国内で起こる反乱を制御出来ない朝鮮王朝自身の統治能力不足、また当時の朝鮮を近代化させる為の基盤となるインフラ不足(貨幣経済、社会インフラ、識字率、諸々)等の理由から、王族のみの力で大韓民国を近代させたり強国化させたりするマネジメント能力は無く、武力を背景にした日本によるマネジメントが必須との考えから、大韓民国は日本の“保護国”となり、他国の介入を許さない中で近代化を急ぐことを決めます。この事は、欧米列強も重々承知しており、日本の大韓民国の保護国家化にも特に列強から不満は出ず、特に英米からは寧ろその方が良いと励ましを受け実行に移しました。
当時の事情を、欧米がどう見ていたかと言う一例として、駐韓イギリス総領事ウォルター・ヒリアーの意見を紹介します。“現在、朝鮮が国として存続するには、大なり小なり保護状態におかれることが絶対的に必要であることは明白であろう。日本の武力でもたらされた名目上の独立も朝鮮には使いこなせぬ特典で、絶対的に腐敗しきった行政という重荷に朝鮮はあえぎ続けている”、“最も顕著な悪弊を改革する日本の努力は、いくぶん乱暴に行われはしたものの、真摯であったことはまちがいない”とあります。この意見からも、“日本による保護国化は致し方なし”と言った欧米の見方が伺えます。
この後、この“保護国”と言う状態から“併合”へと進んでいくのですが、主な理由は韓国内の一進会と言う併合推進派が韓国内で力を伸ばしたことがありますが、大きなトリガーとしては、日本の初代首相である伊藤博文の安重根による暗殺があると思われています。韓国では、独立の気概を示した人物として安重根は英雄視されていますが、でも、これはとんだ勘違いでして、伊藤博文は、寧ろ、穏健派であり、征韓論に最後まで強硬に反対していた人物であり、日韓を兄弟と見、韓国を決して他国に蹂躙させず、独立はしっかり守ると決意していた人物であり、短期で韓国の近代化が確認できたならば、即刻独立させるプランを持っていました。だから、伊藤を大切にし彼を立てていれば、大韓民国の独立と、近代化、強国化の全てが短期間で一遍に達成出来ていたはずだったのです。それを、とんだ勘違いで恩人であるはずの伊藤を殺す事で、自ら独立の道を閉ざし、独立とは逆の併合の道を作ったのは、安重根自身です。取り返しの効かない大変愚かな行為をしてしまった、としか言いようがありませんね。
いずれにせよ、伊藤博文の暗殺がきっかけとなり、日韓は日韓併合へと突き進んで行きました。当時の韓国の最大の政治結社であり“先の日清日露の二つの戦争が、ロシアから朝鮮を守る為に日本が起こした戦争であり、日本は朝鮮をロシアによる植民地化から守る為に、朝鮮を独立させ近代化させ強国化させる事を願って様々な対策を施して来たのだが、それら日本の尽力をことごとく邪魔をして来たのは朝鮮自身であり、保護国化されても致し方ないし、日本の助力得て近代化され強国となる道を選んだ方が賢明である”と言う、まるで日本人のような主張をする政治結社、一進会の“韓日合邦を要求する声明書”と言う上奏声明等を経て、併合が一気に進んで行きました。当時の韓国の国内世論はまだ二分されおり、国際世論も気になっていた当時の日本政府は、慎重に動き、欧米列強他に併合の是非を確認するも、英米は韓国併合に理解を示し、清、露、伊、仏、独等も特に反対をしなかったので、日本としては韓国併合しても問題なし、として併合に乗り出して行きました。

ここまでが3章です。4章以降は次の記事にてご説明致します。

湖畔人

第246話. 近況 維新は保守?

2019-03-31 15:19:44 | ★政治 外交 歴史
湖畔人です。

寒いですね。

そして明日には新元号が発表になりますね。ブレクジットも大詰め。時代の変わり目ですね。

日本では、統一地方選の前半戦が行われており、特に大阪府知事と大阪市長のダブル選が目立っています。タレント性では維新でしょう。でも、何か維新の党には引っ掛かるものがあるんですよね。

慰安婦像問題でサンフランシスコ市への強硬態度はイイですし、一見保守風ですけど、一方、地方分権、道州制導入を推奨しており、元幹部の橋下さんの言う事を聞いてみると沖縄に対し親中路線と独立を推奨しているようで、何か恐ろしいですよね。
彼らの願いが実現すると、嘗ての江戸幕府と同じくそれぞれの藩でそれぞれに主権を持つようになり、国としてのまとまりがなくなり、それぞれの州で別々の外交方針を持つようになり、親中で中国の属国のような州が出て来たり、朝鮮半島と懇意の州や、ロシアと懇意の州と、アメリカよりの州と、まあ国がパラバラになり、その内、それぞれの州が独立を主張し始め、しまいには内戦が起きて日本が内部から分裂し崩壊し壊滅となりそうです。別に反日左翼及び共産党が頑張らなくても、保守と思っていた維新によって国家が解体されてしまうでしょう。コッチの方が警戒が薄い分恐ろしいのです。維新は基本NGだと思いますね。

ただ、霞が関に全て任せっぱなしの状態から脱却せよ、と言う主旨があるのであれば、その点は同意できますね。嘗ての朝鮮の両班と同じく弊害の方が大きくなっているかもしれませんし。霞ヶ関には厳しいウォッチャーが要りますね。外部からの厳しい監査が要ります。内部告発もしっかりやって貰って膿を出さないといけない感じですね。今色々不祥事が出ていますが、外部から厳しく評価、監視される状況にならないとやりたい放題になり、色々と闇の部分が生まれ始めるので、当然こうなりますよね。大蔵省も経済が判らないみたいだし、消費税上げる度にこれまで二回も景気の腰を折って税収を減らしているのに、また同じことをするみたいです。消費税の比率を上げれば税収が増えるなんて、そう言う単純な掛け算だけでしか未来の税収の想定が出来ないみたいです。増税の結果冷える景気とか消費者心理とか全く無視ですよね。その心理こそが景気を後押しする風の正体なのにね。任せていては危険では?もっと経済を分かる人の意見を取り入れてはどうですか?特にトランプ政権の減税、規制緩和路線は成果を上げています。それらの評価が固まったらすぐに取り入れないといけないですよね。
でも、何より、日本に不足しているのは、国の根幹、国の骨子としての国の将来ビジョンですよね。国家の未来ビジョンを描ける人を広く募るべきです。そのあるべき論が無い状態で付け焼刃的に政策をランダムに実行するからダメなんです。今後50年、100年、日本はどう言う立ち位置でやって行くべきなのか、そのグランドデザイン、骨子をしっかり作り共有され、後はそのコンセプトに基づいて枝葉は決められて行くスタイルを取るべきなのです。
まず、思想的ベースとして、東洋的な信仰感を持ち、神仏を敬う心を尊び、人間神の子の思想や転生輪廻の思想、なした事に責任が伴うと言うカルマの思想を共有して、そしてその上で、自由、民主主義、基本的人権の尊重、法の支配等、世界で共通言語となっているような普遍的な考え方を尊び、それらを共有できる国達、米国等の国々と連携、絆を深め、そして正直で誠実で勤勉で清潔で勇気と和を尊ぶ国民であろうとする国民であり、個人も地方も国も、元々持っている素質、素材、自然、歴史、文化を全て有効に活かし切り、与えられたものを最大限活かそうと努力すべきです。そして自分達の出来る範囲で、自国と周辺国への良い影響を及ぼさんとし、責任感を持って経済力、発言力、武力で持って、それらのエリアを守って行く責任を果たすべきです。
私は私が尊崇する宗教家の提供するビジョンが一番シャープで素晴らしいと思っています。後は少しその思想をうまく現実にアダプトできさえすれば良いと思うのです。
国政であっても、外部のコンサルタントの意見を多方面から広く集め、取り入れて行くべきと考えます。PPPを国政に入れても良いと思います。
ただ中央の官僚機構に変化は要ります。彼等にも批判と外部評価に晒されるべきで、人材も外部から出たり入ったり行き来出来る競争環境に置かれるべきと考えます。一度入ったら、後は生き残りを掛けたサバイバルゲーム、出て行く人は天下り、なんてやめてもらって、広い視野を持ち社会経験が豊富な外部の優秀な人材を取り入れ、もっと人の出入りをアメリカみたいに活発にすべきです。
とにかく、人間皆神の子の思想をべースに、やるべき事は全部やった、与えられたものは全て活かし切った、と言えるところまで、個人も、地方自治体も、国も頑張るべきなんです。
でも、地方分権は絶対にダメです。危険すぎます。これだけ反日的な世論が強い今の日本でそれは自殺行為です。だから維新は今のままならNGですね。地方選ではその辺りよく考えて投票頂きたいですね。
でも何よりまず国家ビジョンです。そこの確立から始めねばいけません。
それは、それが出来る人を連れて来るしかありません。私は、美人党首率いる真の保守政党が適任だと思いますがね。皆さんはどう思われるのでしょう?では、また。

湖畔人

第239話. 被害者(元慰安婦や元徴用工)らの苦痛を癒やしたとき、韓日は真の友人になる?

2019-03-03 16:08:16 | ★政治 外交 歴史
湖畔人です。

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、1日に行った「三・一独立運動」の100周年記念式典での演説で、「力を合わせ、被害者たちの苦痛を実質的に癒やすとき、韓国と日本は心が通じる真の友人になる」と演説をしたようです。これは、暗に日本側に対し、徴用工問題や慰安婦問題に関し、韓国側の主張を受け入れ、もっと被害者と主張する方々に謝罪をし、その謝罪の気持ちの表れとして彼らにお金を払い続けなさい、そしたら日韓は真の友人になれます、即ち暫く静かにします、と、そう言った感じのメッセージなのでしょう。

ただ、この韓国側の提案だと、韓国側の嘘の主張である所の"慰安婦"と"徴用工"に強制性があったと言う嘘の作り話を、日本側は嘘と知りながらも受け入れて、その嘘による汚名を日本の英霊達に対し擦り付け、また日本の未来の子供達に対してもそれら嘘による汚名を未来永劫負わせ続け、永遠に日本は韓国に謝罪と賠償を続けていきなさい、と言われているようなものです。それが韓国側の言う心からの謝罪の仕方と誠意の表し方であり、友人となる条件である、と言うのであれば、当然そんな偽りの友人関係づくりに乗る必要はありません。日本が無理矢理、悪役を請け負う事ではじめて成り立つ友人関係なんて、そんな歪んだ友人関係なら当然受け入れるはずもありませんし、これではまるで、日本が不良連中に絡まれ、永遠にカツアゲに付き合い続け、遊び金を渡し続け、"俺達友達だもんな、お前の先祖はウチの先祖に悪さしたんだから永遠に金を払い続けて当然だよな、この関係こそ真の友情なんだよ。なぁわかるだろ?"と洗脳され、金を払わされ続け、奴隷と化した、情けなくも悲しい金持ちのボンボンな子供のよう状態ですので、"そう言う存在になれ、なったら友達と言う金銭奴隷にしてやる、ありがたく思え。"とでも言われているのと同じ事になりますので、そうした提案に対しては、"絶交"と言う対応で返すべきかと考えます。まぁ、冗談では無いですし、舐めるのもいい加減にしろと言う話ですね。当然、絶交ですよね?少なくとも、自らを省みず、亜細亜の同胞を解放せんと自己犠牲の精神でもって孤軍奮闘していた高潔な精神の持ち主であり、今の情けない日本人とは全く違い、大変立派だった我々の先祖達、英霊達を愚弄する事は絶対に許しません。別の機会に説明をしますが、我々の先祖達が、自らの身を削ってまでして如何に韓半島に対し改善と変化をもたらしたのか、それをよく知るべきです。まだ知らないと言うなら、韓半島の方々は今からしっかりそれらを学び知るべきだと思いますし、知れば本来今のような不敬な態度はとれるはずも無いと考えます。ただ、もし既に知った上でも、今のような不敬な態度を取っている、と言うのであれば、その場合は、彼らとは共通のフェアネスに対する感覚を共有出来ない、まともに付き合える相手ではない、異質な存在として距離を取るべきであり、相互の交流も制限すべきと考えます。また、嘘の情報を世界に拡散し積極的に日本のイメージダウンを図っている方々でもありますので、日本に敵対する"敵"と明確に認定し、自国をその"敵"の攻撃から守るべく、しっかりと防御を固め、相手の力を如何に削ぐべきか真剣に考え、検討、対処すべき時が来たと、そう考えます。

文氏のメッセージに話を戻しますが、まず、そもそも、彼らの主張する所の慰安婦も徴用工も嘘なのですから、そもそもこれらの嘘の話に乗る必要は当然ございません。従軍慰安婦問題も、強制連行があったとか、慰安婦への扱いが暴力的だったなんてと言う主張が批判の対象な訳ですが、軍規に厳しかった当時の日本軍で、そんな事をしたら罰せられますので、当然ある訳ないですし、このデマの言い出しっぺの吉田清治もあれはデマだったと自白した訳ですから、彼らの慰安婦問題の主張はウソだと明確に否定すべき話です。また徴用工の方も、強制動員被害者と言う批判のされ方をしていますが、賠償を求めている4人は、徴用ではなく、自らの意思で募集に応じた出稼ぎだった事が判明していますし、待遇も、当時の資料や証言から日本人と朝鮮人の間に差が無かった事も判明している訳で、これもウソの主張と一蹴すべきです。そしてそれら嘘の主張を吹っ掛けて来るだけでも非礼なのに、その非礼に加えてその嘘に対し天皇陛下に謝罪を申し入れる非礼さ、更に司法も一緒になって徴用工問題を事実のように認定し日本に賠償を命じるこの異常な状況は、本当に法治国家としてはありえない事態であって、放置してよい状況ではありません。親切にしてやれば、それに恩で応えてくれるだろうなんて甘い幻想を韓国に対し抱くべきではないのです。“兎に角、頼むから、一回だけ悪者に成ってもらって、慰安婦のオバさん達に詫びてくれ、そして少しばかりのお金を彼女達に持たせてやってくれ、それをしてくれたら二度とこの手の話は蒸し返さないから、必ずそうするから、お願いだ。”と韓国政府に頼まれ、実施し、暫く経つとまた“彼女達の心の傷が癒えるまで、日本はお金を出して”とせびられ続ける始末。何度も蒸し返され騙され続けています。一体あと何回騙されたら気が済むのか?日本の政治家にもいい加減学習して欲しい所です。聞けば河野談話だってあの談話の文面は日本の政治家と韓国の政治家とが相談しながら作った文章だったらしいじゃないですか?この点ホント当時の日本政府は許しがたいですよね。自民党にも責任ありますからね。日韓合意も許しがたいです。そもそも国民と英霊を悪者に仕立て上げ、国民と英霊を売って何とか事を治めようとしたその心根が許しがたいのです。安倍さんも岸田さんも国民に謝罪すべきと考えます。彼等は国民を売ったんだと考えます。

韓国だけでなく、中国もそうですが、彼ら反日国は国家予算を使って、海外、特に欧米、国連にまで行って、ロビー活動をし続け、日本のイメージダウンをはかって、嘘の歴史をまるでホントであるかのように刷り込み、アンチジャパンの世論形成を世界で積極的に行っています。そのお陰で、ありもしない南京大虐殺がユネスコの記憶遺産に登録される始末です。国連の人権委員会からも慰安婦に対し真摯に対応しろ、なんて言われている始末です。国連にはこう言ってやるべきと思います。“国連は一体どんな調査をしてるんだ?ただ片側の主張だけを聞いて感情的になって日本を責めているが、日本側の意見も大して聞かずに、大した情報の裏取りもせずに日本を批判するその粗末さは一体何なんだ?詰めが甘すぎるし、仕事のレベルが低過ぎるとは思わないのか?恥を知れるべきだ。そして、その浅はかな調査結果で日本を批判しているが、これは日本国民に対する名誉棄損だ!”と一回キレてやるべきです。その上で、理詰めで彼らの主張の不完全さ、不自然さを突き論破すべきと考えます。ただ、外務省も、どうも、元半島出身者をルーツに持つ人が多いのかどうか知りませんが、中韓に及び腰な人が多いように見受けられます。ですから、ただ外務省に任せるのではなく、反日国の嘘のプロパガンダから未来と過去の日本人の名誉を守る為の専門の独立した国家機関を設けるべきと考えます。また、それとは別に、一度外務署は職員のバックグラウンド、身辺調査を念入りにし直すべきだ、と考えます。反日国ルーツの方々はこうした外交の場からは外すべきと考えます。

いずれにせよ、中韓など反日国は、国の予算を使って、世界で日本のイメージダウンを図り、世界に彼らの嘘を信じさせ、ユネスコで嘘が真実の様に認定されている事実が存在する訳ですから、遺憾、遺憾では済まされないのは当然の話です。中韓等反日国に対しては、しっかりと予算を取って、彼らの嘘を暴き、日本の名誉を守り、それだけでなく先人たちが望んでいた大東亜共栄圏の理想も含めた植民地支配と人種差別と共産主義のへの戦いの意図も臆することなく世界に対し発信、主張して行く専門機関を設けるべき時が来た、と、そう考えます。

今後、どこかのタイミングで、韓国との距離の取り方について、嘗ての併合までの経緯や時代背景、韓国がそれによって受けた恩恵などについても一度まとめた上で、今後の韓国との付き合い方について自分なりの考えまとめて述べてみたいと考えています。韓国との関係性は一度どこかで整理し、一度仕切り直す事が重要と考えます。

湖畔人