第30話. 日本国の名誉市民権

2017-01-09 03:11:16 | 日本人論
湖畔人です。

前29話でも触れましたが、
米国には名誉市民権と言う栄誉賞があり、
例えばネルソン・マンデラ等は、米国からその賞を与えられていますが、
日本も、そうした名誉賞を用意し、日本の真の友人、真の恩人達の恩に
報いるべき、と思うのです。

まず、第一号は、台湾の 李登輝さんで決まりですね。
真の日本の友人で真の理解者です。

次は、同じく日本をずっと励ましてくださっている、
黄文雄さんとか、呉善花さん、

次は、テキサス親父さん、

また、前序の韓国の李栄薫さん辺りでしょうか。

次点として、
カビラ兄弟や
松岡修造や
石平さん
金美齢さん、
渡部昇一さん、

と言った感じでしょうか。

いずれにせよ、日本を長きに渡って励まし応援し続けてくれた
こうした日本の真の恩人達に
政府は称号で報いるべき、と思いますね。

”日本の真の恩人賞”何てタイトルでもいいです。

で、外国の方の場合は、
日本国籍も与え、パスポートを渡してあげてもいい位ですね。


湖畔人

第22話. 日本の定義

2016-11-15 01:51:30 | 日本人論
湖畔人です。

日本に生まれ、日本で育ち、日本に生きる日本人の一人ではありますが、余り日本とは何か?等と考える事は正直って殆どありません。

先日米国の大統領選があり、その際、よく米国の国の成り立ち、米国の建国の父達が米国民に託した思いとは一体何だったのか、その建国の理念とは何だったのだろう?と思う事がよくあり、再度確認する機会を得ました。その理念とは、"We hold these truths to be self-evident, that all men are created equal, that they are endowed by their Creator with certain unalienable Rights, that among these are Life, Liberty and the pursuit of Happiness."と言うもので、ざっくり言えば、皆神様に平等に作られ、自由と幸福の追求の権利が各自に与えられているよ、と言うもので、もっと簡単に言えば、“アメリカ人よ、神に感謝し皆仲良く精いっぱい生きろ”、と言った感じのメッセージだと思いますが、それが、建国の父達が米国民に託したメセージであり、その思いが連綿と受け継がれているのが今のアメリカと言う事になります。建国の父達の思い通りに成っているかどうかは判らないけど、各自の解釈の仕方はともあれ、少なくとも言いたい事は言い合える国であることには間違いないと思います。でも、テレビ等のマスメディアは日本と同じく偏向が激しく、ネットでかろうじてバランスが保たれている、そうした現状だと思います。一方、日本はどうなのだろう、日本とは、日本人とは一体なんなのだろう、とも思うのです。その疑問への一つの答えとして、約二カ月前の、ある保守系オピニオン誌に、生前退位に関する特集記事があって、その中で、ある神道系の大学の准教授が、天皇と日本の定義をこのように言われていました。“天皇の役割は祈りであり、神道のトップとして、祈りを捧げていらっしゃる御存在”と天皇陛下を定義されており、さらに、“特に天皇の祈りの中で大事な祈りは、宮中祭祀で、その多くは、国民の幸福と世界の平穏を祈るもので、これほど公の行為はなく、これこそ本当の国事行為であり、この宮中祭祀こそ、朝廷政治の根幹であり、日本文化の源である。”と仰っておりました。日本文化の源とは天皇の祈りなのです。スゴイ言い切りです。その通りだとすると、日本文化の根源は、国民の幸福と世界の平穏を祈る天皇にあり、日本と言う国は、その祈りを捧ぐ天皇をありがたい御存在と敬愛する日本国民により出来上がっている、と言う事になります。多分、きっとそうなのだと思います。

古来、天照大神の肉体子孫である神武天皇により日本の統一がなされ、大和朝廷が出来、それからしばらく天皇が直接統治する時代が続き、鎌倉時代からは征夷大将軍が代理で政をする時代が続きましたが、天皇の本質が国民と世界の平和を祈る事にあるのであれば、ドロドロした政治からは一歩離れて、祈ると言う一番大事な行為に専念頂くのが、本来の在り方なのかもしれませんね。以前のように元首に祭り上げられて戦争責任を負わされる何て言う事態は避けねばなりません。

よって、今後も天皇陛下には、国民の幸福と世界の平穏への祈りをささげる無私なる御存在、天照大神の御子孫“天皇”と言う御立場に徹して頂き、我々日本国民は、その無私で偉大なる天皇を敬愛し続け、国民は天皇の願いを受け、各自の持ち場で、良き社会人、良き国際人たらんと精進する、と言うのが、本来の日本と日本国民のあるべき姿なのかもしれませんね。

少し、日本の定義について考えてみました。

湖畔人