第213話. 晩秋に似合う曲・気になった音楽(38)(39) EW&F 『After The Love Has Gone』&『That's The Way Of The World』

2018-12-02 22:50:29 | 気になった音楽
湖畔人です。

今回も、晩秋に似合う曲、二曲のご紹介です。

晩秋に似合う曲6曲目は、EW&Fこと、Earth, Wind & Fireの『After The Love Has Gone』です。アースと言うとノリノリのファンクミュージック、ディスコサウンド的なイメージですが、自分的にはAORの括りで見る事が多くて、この『After The Love Has Gone』と言う曲も晩秋を想定させるしっとりとしたAORの王道みたいな曲です。それもそのはずで、バラードの名曲を数多く世に出し、グラミー賞の常連の稀代のヒットメーカー、デビットフォスターがまだそれ程知られていない頃にアースに提供した楽曲がこの曲だったのです。Mr.AORとも言われるフォスターの出世作ですからAORっぽくなるのも当然ですね。彼はこの曲でグラミーを取っています。曲の方は、かつて初々しかった恋が冷めてしまって、僅かな修復への希望と共に歌った悲しい曲なのですが、晩秋の郷愁にピッタリの一曲となっています。名曲です。

7曲目もアースの曲で、『That's The Way Of The World』です。この曲もスローでメローなAOR的な曲調なのですが、その歌詞は何か秘密結社の祈りの言葉でも歌詞にしたかのような崇高な宗教的使命でも歌ったかのような雰囲気を持つ歌詞でして、愛の力によって次元上昇でもしてしまいそう?な感じの雰囲気を持った名曲です。何せ邦題が“暗黒への挑戦“です。凄いですね。聖戦です。個人的にはアースの中で一番好きな一曲です。お勧めします。

湖畔人

第212話. 晩秋に似合う曲・気になった音楽(36)&(37) Aztec Camera『THE BUGLE SOUNDS AGAIN』&Level 42『Something about you』

2018-12-02 02:34:04 | 気になった音楽
湖畔人です。

晩秋に似合う曲4曲目は、Aztec Camera『THE BUGLE SOUNDS AGAIN』です。
ネオアコの代表的なアーティストで以前も“透明感”枠でご紹介したAztec Cameraの最初のアルバム、且つ私が思うに彼等の最高傑作でもあるアルバム『High Land, Hard Rain』からの一曲でして、個人的にはこのアルバムの中で最も好きな一曲がこの『THE BUGLE SOUNDS AGAIN』です。ノスタルジックで、メランコリックで、宮沢賢治の詩の世界観にも似たメルヘンな雰囲気を纏った楽曲なのですが、歌詞は難解でして、比喩的で、正直申し上げて理解を超えているのですが、夜中の秘密めいた集まりを連想させ、夜のしじまに若者の心に呼応するかのようにラッパの音が鳴り響くと言うミステリアスな楽曲でして、若干の罪悪感、または秘密であるが故の連帯感?をも感じさせるような、そんな不思議な楽曲です。若干19歳の純朴な若者であった天才ソングライター・ロディフレイム君が当時抱えていた何らかの葛藤を描いたものなのかも知れません。晩秋の静かで深い夜にピッタリの楽曲です。

晩秋に似合う曲5曲目は、Level 42の 『Something about you』です。基本彼らはフュージョンバンドなはずなのですが、この時期の彼らはキャッチーなメロディの楽曲を多数ヒットさせており、その代表格がこの『Something about you』です。別に季語が出てくる訳では無いのですが、私には晩秋のイメージとして定着している楽曲でして、メロディアスでとても雰囲気のある曲だと思います。喧嘩もするし行き違いもあるし、中々うまく行かない男女の仲ではあるけれど、でもお互い無しではいられないし、それが人間、みたいな、そんな感じの曲ですかね。ベースのマークキングの低い声と美しいメロディラインが心地良い楽曲です。お勧めします。

湖畔人

第211話. 晩秋に似合う曲・気になった音楽(35) 小室等 『夕暮れに』

2018-12-02 01:40:48 | 気になった音楽
湖畔人です。

さて、晩秋に似合う曲3曲目は、小室等さんの『夕暮れに』です。
この曲は、70年代後半から80年代後半にかけて、平日の夕方午後6時にやっていたTBSのニュース番組『テレポートTBS6』のオープニングで使われていた曲でして、とっても雰囲気のある、若干気だるい感じのギター主体のインストゥルメンタル曲です。
先日ポールマッカートニーがコンサートでジョージハリスンの『something』を演奏していたのですが、あの『something』のギターソロのパートに通じる切なさと気だるさを持った曲でして、実はそのポールの『something』を聴いて、そう言えば、子供の頃、平日の夕方にやっていたニュース番組のオープニング曲に似た曲があったよなー、と思い出しまして、ネットで調べた所、あの曲は、実は、フォークの大御所、小室等さんの『夕暮れに』と言う曲だったのだとはじめて知りました。小室さんのお友達は反日左翼と呼ばれる方々が多く、彼自身も護憲派のネットマガジンをやっており、思想的には私とは180度真逆のようですが、でも、まぁ、あの曲はとっても雰囲気のある良い曲だと思います。晩秋の切ない感じにピッタリの名曲です。

湖畔人

第210話. 晩秋に似合う曲・気になった音楽(33)&(34)The Beatles 『In My Life』 & Julian Lennon 『Valotte』

2018-12-02 00:34:18 | 気になった音楽
湖畔人です。

さて、昨今韓国マターも腹が立つし、G20もトランプさんだけ悪者にして頓珍漢なやり取りが横行しており見ていてウンザリしております。この人達がホントに主要国のトップなのか?表面的で近視眼的なレベルの低いやり取りにビックリです。我が国の首相も、米露を取り持つのではなく、米中を取り持とうと保護主義反対とか頓珍漢な事を言い放ってトランプ氏を困惑させております。アメリカが今対中でやろうとしている事の意味が分かっていないんでしょう?アメリカは中国共産党の覇権を阻止しようとしてるんです。それが判っていたら、あんなこと言わないし、やらないですよね。ただの邪魔立てですよ?某国の文大統領と大差ないでよね。ホント救いがたいです。鳩山氏と同レベルでは?

さて、そんな苛立ってばかりもいられないので、気分転換に音楽の話をこの辺りで少し続けてやってみたいと思います。テーマは晩秋に似合う曲で行こうと思います。

まずは、ビートルズです。これまで結構悪口を言ってきたジョンの楽曲『In My Life』のご紹介です。過去の思い出、これまで出会った人達、場所などを感謝と共に振り返り、でもそれら大切な思い出以上に今目の前にいるあなたをこれから大切にして行きますと言う素晴らしい曲でして、この晩秋の郷愁感が深まる時期にピッタリかと思います。

次の曲は、そのジョンの最初の子供、ジュリアンの名曲『Valotte』です。この曲も郷愁感たっぷりで晩秋にピッタリの曲です。まるでジョンが憑依して歌っているかのような、メロディラインも歌い方も雰囲気もジョンそっくりですが、歌詞の内容は、幼少時余りかわいがってくれなかった亡き父への少しの恨み節と、それでも親子だからやっぱり愛で繋がっている、と言った感じの歌でしょうか。美しい名曲だと思います。

湖畔人


第209話. 高須院長

2018-12-01 21:32:33 | よもやま話,雑感,最近思う事
湖畔人です。

最近、何かと神経を逆なでさせられる韓国絡みの様々な話題ですが、それらに対し明確に問題だと声を上げて目立っているのが高須クリニックの高須院長ですね。彼は徴用工裁判にも原爆Tシャツの件にも明確にNOと言われており、とても立派だと思いますし、親近感が湧きますね。彼は、僧侶でもあり、フリーメーソンの最高位のメンバーでもあり、熱心な愛国者であり、台湾贔屓であり、相撲好きでもあり、何かと共通点も多く、勝手に親近感を抱かせていただいております。最近は樹木希林さんに触発されて、全身に癌があるとカミングアウトされており、自らを実験台として特殊な免疫治療をされているようです。願わくば、しっかりと病気を治して頂き、今後とも、是非日本国を叱咤激励していただければありがたいなと思っています。若干軽い感じも否めませんが、私はそこも含めてとても良いなと思っております。私も、霊的人生感を持って実生活を真剣に生きつつも、一方で、見た目はチョイ悪オヤジ風で行きたいな、と常々思っており、その意味でも高須先生にある若干の軽さは私の良い目標となっております。願わくば、いつまでもお元気でいて頂いて、末永くご活躍いただければありがたいなと思っております。応援しております。

湖畔人