第232話.PPPと言う新しい形

2019-02-19 00:34:44 | ★メンテナンス考
湖畔人です。

このブログで気に掛けているテーマの一つとして“メンテナンス”と言う視点があります。永続的に存続可能なメンテシステムを持つ伊勢神宮の式年遷宮と言う仕組みに感嘆しまして、伊勢神宮的なメンテシステムを社会インフラの構築にあたって真似てはどうか?と言う提案を以前したことが有るのですが、一般的に社会インフラはいつかは老朽化するし、それらのメンテにものスゴくコストが掛かるので、今後の過疎化が加速する田舎を多数抱える日本の近未来の大きな課題になって来ると思われるのです。その課題に対する一つのソリューションとして、“PPP”と言う考え方がある事を、良く参照する保守系オピニオンサイトが紹介していました。

“PPP”とは、“public private partnership(パブリック・プライベート・パートナーシップ)”の略称だそうで、官民共同出資で運営主体をつくる第三セクターとは違って、事前にリスク分担も決めておくため、官民のもたれあいが起きにくく、失敗をしにくいシステムと言われているようです。

PPPが盛んなアメリカでは、公務員とは別に「シティー・マネージャー」という自治体経営のプロが多数存在していているようで、自治体は彼らシティマネージャーを雇って、自分たちの計画を達成してもらうように依頼をし、うまく行けばボーナスも出すし、失敗をすれば契約解除もする、と言うプロの厳しい対応をしているようなのですが、お互い結果を出すのに必死ですので、概ね良い成果が出ているようです。PPPによる自治体経営によって、一般的なアメリカの自治体と比べ1/3~1/5のコストで経営できると言われています。財政難の日本の地方自治体にとっては朗報なはずです。

アメリカの自治体の何と7割近くが、これらシティー・マネージャー達によって運営されているそうで、効果的に税金が使われ、余った予算は別の良い目的に使われると言う財政的な正の循環が生まれているようなのです。やはり、人件費がコスト的に大きいので、役所の人数を最小限に抑えて、運営を外部に任せる形がコストを抑えられる一番大きなポイントに成っているようです。

それらシティマネージャーを養成する教育機関がアメリカではかなり充実しているようなのですが、日本では、そもそも”シティー・マネージャーって何?”って言う状況ですので、まずは、新しい職種として、今後”シティー・マネージャー”が流行ってくる事に期待をしたい所です。そして、それらの養成学校も同時に流行る事も期待をしたい所です。
新しい雇用の創出ですね。イイかもしれません。

湖畔人



第231話. 対反日行為への要ペナルティ&慰安婦問題+朝日系&中韓対応&日米露の提携の模索&他

2019-02-17 14:22:24 | ★政治 外交 歴史
湖畔人です。

韓国国会議長の天皇陛下への不敬な発言、レーダー問題、徴用工問題に絡む日本企業の資産差し押さえ、等、数多くの許しがたき韓国の反日行為に対し、明確なペナルティで対応する必要がありますよね。いつまでも遺憾で済ましていいはずもありません。特に韓国国会議長へはしっかりと謝罪を強要すべきです。それが出来なければ、国交に支障が出ると迫るべきです。それ相応のペナルティ、制裁を課すべきです。
政府には毅然とした是々非々の対応を望みます。経済制裁、韓国の基幹産業への大きな脅威となる部材や工作機械の輸出制限、渡航ビザ復活等、考えられる手立てを全て打っていただきたい所です。出来ないなら、出来る方々に国会議員に成って頂くべきです。今の政府では正直弱過ぎます。

また、国連安保理による北への制裁決議を破り、北に石油精製品を大量に持ち込んだ制裁違反が取り沙汰されていますが、日本も国際社会に、特に米国に訴えかけ、韓国に対し、厳しい経済制裁を課すよう促すべきです。

また、韓半島出身の特別永住外国人の処遇も、内容をどこかで再検証し、時代にそぐわない物、バランスを欠くもの、不公平感のある内容のものがあるなら、変えて行くべきです。そうした特別扱いの状況を一旦リセットすべきと考えます。日本人に成るか、親日的外国人として継続的にVISAを取って日本にいていただくか、そうでない場合は帰国の支援をするとか、もう戦後70年以上も経っているのですから、特別処遇など止めて、他の国から来ている外国の方々と対応を同じにすべきと考えます。

それにしても、慰安婦に関しては、私の推し政党にいる外務専門の切れ者の方が言っている通り、河野談話が慰安婦の”強制連行”を肯定していると取られてもおかしくない謝罪内容になっている点が事実と異なっており問題なのであって、その点が、韓国の慰安婦問題のプロパガンダの論拠に成っている為、まずは河野談話の撤回と破棄を自民党政権はすべきと考えます。ポイントは強制連行の有無です。そこは無かったのですから明確に否定したものに変える必要があります。河野外務大臣は遺憾ばかり言っていないで、父親の撒いた悪しき種を刈り取るべきです。それができたら、応援しても良い、と考えます。

また、朝日新聞と系列のテレビ局は、慰安婦像が設置されたり、慰安婦のプロパガンダが世界で拡散されたニュースが出る度に、"慰安婦の拡散には自分達も大きく寄与した責任があり、大変申し訳ない”と毎回国民に謝罪すべきです。そもそも、日本軍による慰安婦の強制連行等の情報はでっち上げのフェイクニュースだったと、言い出しっぺの吉田清治が自ら告白したのですから、その情報を真実のように日本だけでなく世界に拡散したその重い罪が朝日にはある訳で、その禊払いは全く出来ていないし、朝日系列はその日本への罪深さを深く認識し、今後も積極的に火消し役を果たすべきです。それが彼らに必要なカルマ取りです。それをせずに日本の良心みたいな顔はして欲しくないのです。朝日系のニュース番組がまるで日本の良心みたいな顔をしてニュース報道をしているその姿勢を見ると、いつも違和感を感じるのです。日本人の顔に嘘の情報で泥を塗っておいて、あれだけ迷惑を掛けて置きながら、何故平気な顔をしているのだ?と、いつも不思議に思うのです。皆さんはどうでしょう?私は納得していません。これは、朝日系列だけでなく、社民党の福島瑞穂氏も朝日と同様、慰安婦問題の拡散に寄与しており、彼女も禊払いが全く出来ていないと思います。何故、彼女が当選し続ける事が出来るのか、本当に日本と言う国は日本が嫌いで反日な議員を一生懸命当選させようとする反日な国民が多いみたいで本当に不思議な国です。日本を愛する国民を増やす事から始めないといけないみたいです。まずそこから変えないといけませんね・・・・。

いずれにせよ、基本、対韓半島、対中国に関しては、諭吉さんの脱亜論は130年以上経った今も色褪せず立派な不変の真理なんだと個人的には思っています。中朝韓とは、付かず離れず、距離を取って行くべきと考えます。もちろん、香港、台湾は守るべきです。ただ、嘘は百回言えば真実、的な態度を臆する事なく平気で出来てしまう中韓とは、基本信頼関係のベースが成り立たないので、基本的にダメだと思います。意図的に距離を取るべきです。

ただ、彼等は、タフだし、賢いので、余り気前よく情報を出さない事が肝要です。パクっていつの間にか本流の様なポジショニングを取り、オリジナルが駆逐されるケースが良くあります。特に韓国は、90年代から、ハニートラップや家や車をエサにして、あらゆる手立てを使って日本人技術者達の技術情報を吸い上げて来ました。お蔭で、日本の得意分野の半導体も液晶も携帯も皆韓国に敗れ去りました。ハイテク分野はもう情報がダダ洩れで、基本もう手遅れですが、素材とか、一部の工作機械とか、ホンの一部の分野だけは、まだ日本に強みが残っている分野も僅かに残されているようですが、ただ、まぁ国の研究機関も国立大学も、もう中韓のスパイ天国であって、国民の血税である国の予算を使って研究した成果が、簡単に海外に持ち出され活用される無防備な今の現状は、ただただ愚かとしか言いようがありません。

アメリカも90年代からずっとそうでしたが、やっと最近、中国人技術者の締め出しをし始めましたね。でも、もう時すでに遅し、もう20年以上も中国は情報取り放題でした。取り敢えず、やらないよりはマシですが、遅きに失した感は拭えませんがね。

今後は、日本も血税を使って得た研究成果をもっとしっかり守り、中韓には警戒を怠らない事が重要かと思います。余り中韓を舐めてはいけないのです。彼らの方がずっと狡賢く、タフなんですからね。彼らに対する情報の管理と警戒が何より重要です。

そして、日本は近い将来、核を保有をした反日統一朝鮮と対峙する時期が近づいている事を知る必要があります。そしてその背後には同じく反日国で核を保有しアメリカに代わって覇権国たらんとする中国が控えている事を知る必要があります。今はトランプ氏が北との緊張緩和を演出していますが、日本は、人口7千万人の反日的核保有国と向き合う未来に直面する覚悟を持つ必要があるのです。

その時は、日本は幾ら払ってでも、米軍に日本に沖縄にいて貰うしかありません。県民投票などを沖縄にやらせて米軍をいずらくしている場合では無いのです。核の保有を真剣に検討せざるを得なくなります。本当に亡国の危機が次から次へとやって来るのです。だから、ロシアとは、北方四島の主権の所在をあいまいにしたままでも良いので、平和条約を結んでおいて、できれば日露安保位まで踏み込める下地を作っておいて、経済的にも軍事的にもアメリカ一国頼みから脱却してロシアとの関係強化を急ぐべきです。そして、世界最強の日米露と言う新しい同盟の形を模索すべき時が近づいて来ていると思うのです。トランプ氏は乗り気でも米国の世論がそれを許しませんから、日本はその橋渡し役、坂本竜馬を買って出て、米露を結びつけるべきなのです。もう真剣にその道を模索すべき時が近づいて来ていると思うのです。

湖畔人

第230話. National Emergency

2019-02-16 13:14:24 | よもやま話,雑感,最近思う事
湖畔人です。

メキシコの壁建設に関して、米議会はトランプ氏の要求した57億ドル満額ではなく13億ドルの妥協案を提示し、役所の閉鎖を避ける為にトランプ氏はそれを一応受け入れはするも、予算が足りない為、一方では非常事態宣言を発動して、大統領権限で国防予算と軍隊を使って強引に壁を建ててしまおうとしており、それに対し、民主党は法廷闘争に持ち込み阻止する構えのようです。

そもそも、この国境の壁の建設をトランプ氏が望む理由は、国と国の境目の管理が十分に出来ておらず、入出国の管理を経ずに、不法に外国人がアメリカに流入出来ている現状がそもそも異常であり、その不法移民に紛れて、人身売買や麻薬など凶悪犯罪が米社会に蔓延する要因になっており、アメリカ国民を危険に晒す元凶に国境の管理不足があるのは明白である為、国民を守る為政者として、国境の管理を強化する!、とトランプ氏が決意をした事は、ごく自然は判断で、至極真っ当な決断をした、と言う風に見えます。

アメリカ社会を蝕む最大の社会問題、麻薬問題は、その管理がされていないザルのような国境を介して入って来ており、幾らそれら犯罪組織を取り締まろうとしても、メキシコとの国境管理がザルである限り、キリが無く、組織の根絶にまでは至らない、よって、本気で麻薬犯罪組織を撲滅しようとしたら、国境の管理の強化から始めねばならず、その為には、まず物理的に壁を作る必要がある訳です。よって、壁を作ると決意したトランプ氏の判断は、至極真っ当な判断である、と言えるかと思います。

これまでも、議会は一応を壁の建設には何度も賛成をして来た経緯があったにも拘わらず、実際には壁の建設を真剣に実施しようとして来なかったようです。お金が掛かるから、と言う理由もあったでしょうけど、実際には、不法移民を歓迎する勢力がいて、その勢力の支持で当選して来た政治家が多数存在していた、それが壁の建設が全く進まなかった本当の理由だったようです。不法移民は安価な労働力と見做されており、安価な労働力を歓迎する企業が幾つもおり、それら企業の支持で当選して来た議員達は、実は、不法移民は本音では歓迎しており、だから壁を作るつもりなんてこれっぽっちも無かった、と言うのが真相で、今も、トランプは余計な事をするなと思っている、と言う事になります。

こうした自分の都合ばかり優先するグローバル企業の犬と化した売国政治家達がアメリカにも多数存在し、不法移民を実は本音では歓迎して来た、と言うのが事の真相のようです。それだけでなく、ギャング達の直接の手下の様な議員達も中にはいるはずです。どこの国にもどうしようもない売国政治家と言うのは多数存在するようです。悲しい話ですね。白日の下に晒して、退場して頂く必要がありますね。

法を作り、その順守を推奨する立場なはずの議会のトップが、不法移民を取り締まろうとするトランプ氏を不道徳呼ばわりするその不思議な光景。国境管理を放棄しろとでも言うのでしょうか?国としての体を成さなくなりますよね。異常な世界の出現です・・・。一体どっちが不道徳なのか?自分の役割が一体何なのか、胸に手を当ててよく考えて欲しい所ですね。

どこの国にも腐った売国政治家達は沢山いるみたいで残念ですね。トランプ氏はその腐った世界に終止符を打とうとしようとしているように見えます。

当然、私はトランプ氏を支持します。

湖畔人

第229話. The Queen's Window

2019-02-14 21:19:42 | 気になった物・形・色・店舗
湖畔人です。

つい最近まで知らなかったのですが、UKの誇る現代アートの巨匠であり、生ける伝説でもあるデイビットホックニー氏が、あの英国教会のウェストミンスター寺院にステンドグラスの作品を完成させていたようなのです。昨年秋に完成させていたとの事で、先日紹介したクリストのマスタバとあわせて、昨秋はUKのアート界にとってかなりホットなトピックスが目白押しだったようですね。

ウェストミンスター寺院と言えば、歴代の国王をはじめ、ニュートンやダーウィン、ディケンスなどのイギリスの歴史を彩る数多くの偉人達が眠る寺院であり、英国王室の結婚式等が執り行われる由緒正しき教会ではありますが、この現代アートの巨匠は、その一角のステンドグラスを自由にデザインできる自由を得ていたようです。

エリザベス女王の治世を祝福すると言う名目で、寺院側からホックニー側に委託された、との事で、サンザシが咲き実るヨークシャー高原の風景を、青や黄色、緑、ピンク、赤等、ホックニーらしい明るくポップな色調でステンドグラスを仕上げています。まるで南仏のヴァンスにあるマチスのロザリオ礼拝堂のようです。何とホックニーは本作品を作るにあたってipadを使ってデザインしたとの事で、手法も含めてとっても軽やかな作品に仕上げています。英国の歴史と言う重厚さを良く表現しているゴシック建築のウェストミンスター寺院ではありますが、この現代アートの巨匠は、その重々しい世界に明るく軽やかな風を吹かせる事に成功したようです。

是非、一度、直にこの目で見てみたいと思います。

それにしても、ホックニー氏も御歳81歳。多くのロックスター達と同様に、随分お歳を召されてしまいましたね。イギリスが輝いていた時代にも、一つの区切りが近づいているように見えます。寂しい限りですね・・・。

湖畔人

第228話. 池江璃花子さん

2019-02-13 00:26:24 | よもやま話,雑感,最近思う事
湖畔人です。

衝撃のニュースが日本を、そして世界を動揺させていますね。

競泳女子の池江璃花子さんの白血病の告白です。

一体どう言う意味を持つ試練なのか、正直言って判りかねますが、兎にも角にも、今、日本の宝が、水泳界の女神が恐ろしい血液の病に直面しているのです。

今は、兎に角、メダルよりも何よりも、まず元気になる事、病気を治す事です。

多くの期待を背負って頑張り過ぎたのです。

水泳の事は今は脇に置いておいて、兎に角、病に打ち勝ってください。

貴殿に元気になって頂く事が我々ファンの何よりもの願いだからです。

心の底から、回復の祈念をさせて頂きます。

湖畔人