華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

辛抱

2007年12月17日 22時53分38秒 | Weblog
今日、SOPHIAとSIMRANが旅立っていった
訳あって昨夜は別棟に止まっていた彼女たち。
「朝早く帰ってくるからね。掃除もまだ残ってるし、Yoshimiの見送りもせなあかんし
と言っていたけど、疲れに負けたのか私が出発する時間に戻ってはいたものの起きてはいなかった。本当に出かける直前、SIMRANが部屋から出てきて
「Yoshimi,掃除が済んだ後あなたの部屋のシャワー借りていい?」
と言われたのが最後の言葉、ニキビ予防の白いクリームをたくさん塗った、眠りから冷め切らない顔が最後に見たSIMRANの姿やった。
私のために起こすのもかわいそうやし、用意したバスタオルに「今までありがとう」ってメモを残して部屋を後にした。

えらいアッサリやなぁ…

と我ながら拍子抜け。もっと感傷に浸ってしまうかと思ったけど、また会えるし!という気楽な思いがまだこのときは胸を占めていた。

学校に行くとなんとテストがない。しかも今週すでに休暇に入ってしまった担任の代わりに来た先生は「つまらない授業をする」ってことで有名な人。

こんなことなら見送りに行くんやった…

と思ってももう遅い。フライトは昼過ぎなのでもう間に合わない。
なので休み時間にSOPHIAに電話

何を話したかよく覚えていない。とりあえず「シンガポールに来てね」といわれたことだけ覚えてる。あとはもう空港にいること、SIMRANはすでに搭乗口へ行ってしまったことぐらい(彼女たちは同じ便が取れなくて別々に帰国)。そのときになって初めてもう会えないことを実感。涙がボロボロこぼれてきた。

もちろんその気があれば会えると知ってるけど、同時にそれが容易ではないことも知っている。電話を切った後は言いようのない寂しさと友達を失うかもしれない怖さでどんどん落ち込んでいった。

帰宅したら綺麗になったリビングと静けさが待っていた。
私ももうすぐ引っ越す。しばらくの辛抱だ
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