旅から戻ってきました。
ダラダラ長いブログになりました。悪しからず。
旅の初日。天気予報通り、あいにくの雨。わが田舎町から目的地までは車で約3時間ちょっと。骨折のDと犬のため休憩を挟んだりすることを考えるとゆっくりの道中になることは必須。そして事実そうなった。
家を出てすぐに雨が降り始めた。オーストラリアの天候は驚くほど変わりやすいけど、この雨も小降りになったり大降りになったり。だけど途中、本当に前がほとんど見えなくなるほどの量が降って、このときはめちゃくちゃ怖かった。高速道路だったから止まることもできず。前の車が電気を付けないで走っているので距離感がつかめないし、後ろから追突されるかもという恐怖もあって本当に怖かった。
家を出たのは11時。宿に到着したのは3時頃だったかなぁ。もうクタクタで何をする気にもなれず、宿のソファで寝転んでいたらそのまま爆睡していた。夜は雨のため外食は断念。近所でテイクアウトを買ってきて、テレビ放送していた映画「ジャスティス・リーグ」を見ていた。
翌朝。
夜通し降った雨でどっしりと濡れていたけど、目覚めた時は雨が上がっていた。
この日訪れていたのはOld Barという海沿いの街。犬が遊べる場所を基準に探していて、ここにドッグフレンドリーのビーチがあるということでこの街に決めた。早起く目が覚めたので、チェックアウトの前に犬と散歩。Dが起きてからチェックアウトをしてからもう一度戻った。痛みのせいでDはあまり何もしたがらないので、人気だというカフェでテイクアウトのコーヒーを買って一服。
そしてこの後はForsterという、これまで別の海沿いの街に移動した。
あまり予備知識なしで訪れたんだけど、Forsterは海沿いのリゾート地として開発が進んでいるようで、たくさんの高層マンションが立ち並んでいた。オーストラリア人は海が好きだね、本当にね。
ここでお昼ご飯。食べたのはハングリージャックス。アメリカではバーガーキングという名前だと思う。なぜ旅先でジャンクフードやねん!?と思うけど、Dが食べたがった。うちの近所にはマクドもケンタもドミノもあるのに、ハングリージャックスだけは車で20分ぐらい走らないとない。Dはハングリージャックスが好きで、ずっと食べたいと言っていた。宿を出る前に検索したらForsterにあるとわかったので訪れた次第。
オーストラリア国内で旅行するといつも思うけど、日本って名産品が多い国なんだと再確認する。ご当地フードってどこ行っても何かあるもんね。そういう意味ではオーストラリアの食文化は少し寂しい。どこに行ってもファーストフードが一番人気のような気がする。無難だもんね。
もとい。
一応リゾート地。せっかく来たんだし何か見るところはないかと検索して展望台を発見。
くたびれたおじさんとおばさんの顔を載せるのもどうかと思ったけど、まぁ載せておく。この時点でDは痛みで、私は疲れで険悪な雰囲気が流れていた。でも記念なのでほほ笑む夫婦。9年目にもなるとそんなもんよね。
天気予報によるとお昼からまた雷雨とのこと。次の宿まで約2時間の道のりだったので、お昼を過ぎた時点で移動することにした。運転中は大丈夫だったけど、到着したら雨。間が良かったわ。
2日目の宿はMaitlandという街。昔ながらの雰囲気が残っている。何の産業で成り立っているのかよくわからないけど、多分メインは農業じゃないかな。私たちが泊ったのは宿泊施設として改造された古民家。いい感じの古い英国風の宿だった。オーナーさんは同い年ぐらいのよくしゃべる女性。おもてなし精神がハンパなくて、着いたらコーヒーとケーキが出てきた。この日の宿泊客は私たちだけだからゆっくりしていって、と本来なら解放しないリビングルームもドッグフリーにしてくれて、本当に家を一軒借りたかのような状態にしてくれた。夕食も前夜と同じ理由で外出はせず、オーナーさん手作りのラザニアを頂いた。
Dは部屋でネットをしながらテレビを見、私は居間でテレビを見ていた。詰まらない時間の過ごし方みたいだけど、非日常空間に身をおいて、かなりリラックスした時間を過ごすことができた。
そして今朝。
やっと太陽が出たよ。
オーナーさんが用意してくれたブリティッシュブレックファーストに舌鼓。料理はおいしかったし、何より食材が新鮮で驚いた。全部地元で採れたものなんだそうな。手っ取り早くスーパーで買っちゃうけど、地元食材を買わないとダメだなぁといろんな意味で思ったわ。
食べ散らかした後だけど。
満足。
チェックアウトして向かった先は、私がずっと行きたかったハンターバレー。
ここはニューサウスウェールズ州でも屈指のワインの産地。私自身、ワインをたくさん飲むわけではないけど、ブドウ畑が延々と広がるだたっぴろい風景が大好きで、何度か訪れている。仕事とお金に困らないのであれば引っ越してきたいぐらい好き。
ずっと行きたかったワイナリー・Petersonでワインテイスティングをしてきた。Dの分も申し込んであったけど、痛みがあるからアルコールは辞めておくというのでひとりで行ってきた。
あぁ、最高。
Dと犬を待たせているので長い時間は楽しめなかったけど、いくつかのワインを楽しんできた。結果2本購入。1本はお土産。もう1本は何かの機会に飲むつもり。
この後またDとごちゃごちゃケンカをして、この後の予定は全部キャンセルして帰路に付いた。ハンターバレー自体は我が家から90分かかるか否か。天気も交通状態もよかったので、お昼過ぎにはわが田舎町へ到着。何を思ったのかDが「帰る前にコーヒーを飲んでいこうよ」とか言うので、カフェに寄ってから帰った。
明日からまた仕事なので遅くなるつもりはなかったけど、まさかの1時に家にいるとは思わなかったわ。
文句と不満をあげれば限りないけど、久しぶりに旅行ができてそれは良かった。また早く次の旅がしたい。
帰って洗濯物を2回転。日本からの荷物が2か月かけてやっと到着していたこともあり、荷解きや片付けをして午後を過ごした。それがひと段落したらマッサージにも行ってきた。運転からくる緊張で肩と首が張っていたのでね。
散歩にいって、夕食を適当に食べて、さぁ、アイロンがけでも…と思っていたら、職場から連絡。「明日も休む?」。えぇ、休みますとも。というわけで休暇延長となった。病棟は退院が出てるのに入院がないらしい。理由は知らない。それで人手が余っている様子。明日から働けるぐらい元気だったけど、せっかくなので休んでしまおうという感じ。
こんな感じで今に至る。
犬たちは長距離ドライブで本当に疲れているようで、散歩に行った以外はぐったりと眠っている。
Dかと思うぐらい豪快な寝息を立ててるもんね。
犬と一緒の旅行は良かったけど、いろいろとできないことが多いのも事実。次の旅行の時はお留守番してもらおうかな。どうしようかな。
ダラダラ長いブログになりました。悪しからず。
旅の初日。天気予報通り、あいにくの雨。わが田舎町から目的地までは車で約3時間ちょっと。骨折のDと犬のため休憩を挟んだりすることを考えるとゆっくりの道中になることは必須。そして事実そうなった。
家を出てすぐに雨が降り始めた。オーストラリアの天候は驚くほど変わりやすいけど、この雨も小降りになったり大降りになったり。だけど途中、本当に前がほとんど見えなくなるほどの量が降って、このときはめちゃくちゃ怖かった。高速道路だったから止まることもできず。前の車が電気を付けないで走っているので距離感がつかめないし、後ろから追突されるかもという恐怖もあって本当に怖かった。
家を出たのは11時。宿に到着したのは3時頃だったかなぁ。もうクタクタで何をする気にもなれず、宿のソファで寝転んでいたらそのまま爆睡していた。夜は雨のため外食は断念。近所でテイクアウトを買ってきて、テレビ放送していた映画「ジャスティス・リーグ」を見ていた。
翌朝。
夜通し降った雨でどっしりと濡れていたけど、目覚めた時は雨が上がっていた。
この日訪れていたのはOld Barという海沿いの街。犬が遊べる場所を基準に探していて、ここにドッグフレンドリーのビーチがあるということでこの街に決めた。早起く目が覚めたので、チェックアウトの前に犬と散歩。Dが起きてからチェックアウトをしてからもう一度戻った。痛みのせいでDはあまり何もしたがらないので、人気だというカフェでテイクアウトのコーヒーを買って一服。
そしてこの後はForsterという、これまで別の海沿いの街に移動した。
あまり予備知識なしで訪れたんだけど、Forsterは海沿いのリゾート地として開発が進んでいるようで、たくさんの高層マンションが立ち並んでいた。オーストラリア人は海が好きだね、本当にね。
ここでお昼ご飯。食べたのはハングリージャックス。アメリカではバーガーキングという名前だと思う。なぜ旅先でジャンクフードやねん!?と思うけど、Dが食べたがった。うちの近所にはマクドもケンタもドミノもあるのに、ハングリージャックスだけは車で20分ぐらい走らないとない。Dはハングリージャックスが好きで、ずっと食べたいと言っていた。宿を出る前に検索したらForsterにあるとわかったので訪れた次第。
オーストラリア国内で旅行するといつも思うけど、日本って名産品が多い国なんだと再確認する。ご当地フードってどこ行っても何かあるもんね。そういう意味ではオーストラリアの食文化は少し寂しい。どこに行ってもファーストフードが一番人気のような気がする。無難だもんね。
もとい。
一応リゾート地。せっかく来たんだし何か見るところはないかと検索して展望台を発見。
くたびれたおじさんとおばさんの顔を載せるのもどうかと思ったけど、まぁ載せておく。この時点でDは痛みで、私は疲れで険悪な雰囲気が流れていた。でも記念なのでほほ笑む夫婦。9年目にもなるとそんなもんよね。
天気予報によるとお昼からまた雷雨とのこと。次の宿まで約2時間の道のりだったので、お昼を過ぎた時点で移動することにした。運転中は大丈夫だったけど、到着したら雨。間が良かったわ。
2日目の宿はMaitlandという街。昔ながらの雰囲気が残っている。何の産業で成り立っているのかよくわからないけど、多分メインは農業じゃないかな。私たちが泊ったのは宿泊施設として改造された古民家。いい感じの古い英国風の宿だった。オーナーさんは同い年ぐらいのよくしゃべる女性。おもてなし精神がハンパなくて、着いたらコーヒーとケーキが出てきた。この日の宿泊客は私たちだけだからゆっくりしていって、と本来なら解放しないリビングルームもドッグフリーにしてくれて、本当に家を一軒借りたかのような状態にしてくれた。夕食も前夜と同じ理由で外出はせず、オーナーさん手作りのラザニアを頂いた。
Dは部屋でネットをしながらテレビを見、私は居間でテレビを見ていた。詰まらない時間の過ごし方みたいだけど、非日常空間に身をおいて、かなりリラックスした時間を過ごすことができた。
そして今朝。
やっと太陽が出たよ。
オーナーさんが用意してくれたブリティッシュブレックファーストに舌鼓。料理はおいしかったし、何より食材が新鮮で驚いた。全部地元で採れたものなんだそうな。手っ取り早くスーパーで買っちゃうけど、地元食材を買わないとダメだなぁといろんな意味で思ったわ。
食べ散らかした後だけど。
満足。
チェックアウトして向かった先は、私がずっと行きたかったハンターバレー。
ここはニューサウスウェールズ州でも屈指のワインの産地。私自身、ワインをたくさん飲むわけではないけど、ブドウ畑が延々と広がるだたっぴろい風景が大好きで、何度か訪れている。仕事とお金に困らないのであれば引っ越してきたいぐらい好き。
ずっと行きたかったワイナリー・Petersonでワインテイスティングをしてきた。Dの分も申し込んであったけど、痛みがあるからアルコールは辞めておくというのでひとりで行ってきた。
あぁ、最高。
Dと犬を待たせているので長い時間は楽しめなかったけど、いくつかのワインを楽しんできた。結果2本購入。1本はお土産。もう1本は何かの機会に飲むつもり。
この後またDとごちゃごちゃケンカをして、この後の予定は全部キャンセルして帰路に付いた。ハンターバレー自体は我が家から90分かかるか否か。天気も交通状態もよかったので、お昼過ぎにはわが田舎町へ到着。何を思ったのかDが「帰る前にコーヒーを飲んでいこうよ」とか言うので、カフェに寄ってから帰った。
明日からまた仕事なので遅くなるつもりはなかったけど、まさかの1時に家にいるとは思わなかったわ。
文句と不満をあげれば限りないけど、久しぶりに旅行ができてそれは良かった。また早く次の旅がしたい。
帰って洗濯物を2回転。日本からの荷物が2か月かけてやっと到着していたこともあり、荷解きや片付けをして午後を過ごした。それがひと段落したらマッサージにも行ってきた。運転からくる緊張で肩と首が張っていたのでね。
散歩にいって、夕食を適当に食べて、さぁ、アイロンがけでも…と思っていたら、職場から連絡。「明日も休む?」。えぇ、休みますとも。というわけで休暇延長となった。病棟は退院が出てるのに入院がないらしい。理由は知らない。それで人手が余っている様子。明日から働けるぐらい元気だったけど、せっかくなので休んでしまおうという感じ。
こんな感じで今に至る。
犬たちは長距離ドライブで本当に疲れているようで、散歩に行った以外はぐったりと眠っている。
Dかと思うぐらい豪快な寝息を立ててるもんね。
犬と一緒の旅行は良かったけど、いろいろとできないことが多いのも事実。次の旅行の時はお留守番してもらおうかな。どうしようかな。
天気が残念だったみたいですがそれでもいいですよ!
料理の前でお祈りポーズ(笑)
本当に美味しかったんだろうなー
お犬様がいると行動範囲が制限されてしまいますが
置いてくると気になるんですよね🐶
運転、お疲れ様でした。
宿で出してもらった食事は本当においしかったです。食材が本当に新鮮で。果物も野菜もとても甘くてみずみずしかったです。
今回初めて連れて行きましたが、犬がいるといろいろややこしいのはそうですね。次に小旅行をするときは預けようか、と話しています。でも、そう、いないと寂しいんですよね~(笑)。犬と一緒に行ける場所がもっとあればいいのに。