華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

グチグチです

2020年09月20日 22時06分00秒 | Weblog
今朝起きたら雨。散歩に出るには躊躇するほどの雨量。
先に料理や片付けなどをして様子を見ていたら11時頃に小降りになったので犬を連れて公園へ。相変わらずのお犬様中心生活。
帰って身支度をして仕事へ。

今日はポート3で普通に勤務。
ずっと静かだった例の暴力的な患者さん。夕方5時から暴れ始めた。
この時間帯は夕食時期で多くの患者さんに投薬をする必要があるし、かつ食事の前後にトイレに行きたいという人も多い。そしてポート3には現在、うちの病棟で看るにはヘヴィーながん患者さん1名と脳梗塞の患者さん3名がいる。そしてさらにツイてないことにスタッフも休憩時間ですでにひとりが病棟を離れていた。今日の専門スタッフは新人さんで、例の患者さんの扱いがまだわからないため、チームで働いていたスタッフはそちらにヘルプに入った。
というわけで本来4名いるはずのポート3には私ひとり。

ここで個人的なことを言うと、専門スタッフも警備員も病院代表もいるんだし、そんなに多くのスタッフが患者ひとりにかかりきりになる必要はあるかね?と思う。もちろんほかの患者さんへの危害をなくすためにもその患者さんを止めなくてはならないけど、そもそも脳障害を負っているので身体機能はそこまでではない。私の取った行動は鎮静剤の準備。ほかのスタッフに頼んで気をそらしてもらっている間に筋肉注射をブスッ。あとはほかのスタッフに任せてポート3にいる患者さんのケアに務めた。認知症ゆえに勝手に立ち上がってすっころぶかもしれない患者さんも複数名いるから放っておけないし。
こういういわゆる緊急事態が起こった時、ほかの人が前線に出るから私はたいてい後方支援。私だって前線に出たい気持ちはあるけど、みんながそれをやったら病棟がまわらないから必要以上には行かない。患者さんはひとりじゃない。ほかにも普通にいる。だから必要以上に前線で留まろうとするスタッフを冷めた目で見てしまう。私なりの理由があっての後方支援だけど、私、物事を斜めから見過ぎなんかなぁ。ちょっとモヤモヤしている。

もとい。
患者さんが興奮して病棟をウロウロし、スタッフが手薄になっている間の私はとても忙しかった。特にがん患者さんがあまり調子がよくなくて、この人の病室で長く時間を過ごす必要があった。投薬は5名分の担当だったけど、ケアに手間暇がかかる2名が含まれていたため、7時に投薬を始めて3名分が終わったのが8時。自分の作業を終わらせて座っている同僚にお願いして残りの2人分の投薬をやってもらった。看護記録に手を付けることができたのは9時。あぁ、疲れた。

無事にシフトを終えて帰宅。
明日も午後シフトだったけど、頼まれて午前シフトへと変更になった。だから明日は早起き。この頃ずっと早起きがきついのに大丈夫かな。
あらかじめ与えられたシフトになら文句を言わないけど、途中でシフト変更を頼まれた場合、基本早起きが好きじゃないのであまりイエスとは言わない。今回なぜイエスと言ったかというと、重ための患者さんたちにちゃんとシャワーをしたかったから。長い間ひげをそった様子がない患者さんや午後シフトまでおむつが換えられておらずパンパンに膨らんだ患者さんが複数名。出社して「なんだこの中途半端な仕事!?」と思った。ちゃんとしたケアをしなくてはと妙な正義感に駆られている。
いい看護師もたくさんいるけど、どうしようもない看護師がいるのも事実。ひとりで背負うつもりはないけど、できることはしたい。

あぁ、なんだか今夜はボヤッキー。とっとと寝るに限るわ。

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