私が育った福岡の家には大きな柿の木がありました。
庭に木造の古びた物置があって、その上が物干し場になっていました。
柿の木はその脇にあり、物干しに上ると目の高さに柿の実が見えました。幼い私は部屋の窓からいつもその木を見上げていました。。
鳥栖や久留米方面の親戚の家へ出かけると、実をつけた柿の木が山裾に連なっていました。その光景は今も目に焼きついています。
筑後川の両岸は甘柿の一大産地なのだそうですね。
そんな幼い頃の思い出と重なるからかもしれませんが、私は柿の実が生っている光景が大好きです。
関東で今まで住んだ土地では柿の木はあまり見られませんでした。
ところが今住んでいる町は柿の木が多くて、我が家の窓から柿の木が5本も見えます。2分も歩くと柿園まであります。
なんだか嬉しい!
柿の葉を拾って来ました。
その緑と橙の配色のなんと美しいこと!葉脈と虫食いの点々まで一枚一枚が素晴らしいデザインで感動します。
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