落葉松の 詩をつぶやきて 白秋忌 あかね さん (40代/関東)
落葉松のイメージ画像です。
落葉松
からまつの林を過ぎて、
からまつをしみじみと見き。
からまつはさびしかりけり。
たびゆくはさびしかりけり。
・
・
・
他にも、ペチカ、この道、からたちの花、砂山、ゆりかごの唄など童謡にも数多く名作を残しています。
タイトルの「ちゃっきりぶし」ですが、ご存知静岡県の民謡として有名ですが、白秋作詞のその誕生秘話です。
▼昭和2年、静岡鉄道(静鉄)の狐ヶ崎遊園地が開業するに合わせ、沿線の発展と振興を図るために
白秋に作詞を依頼。
来静した白秋は、連日大歓迎を受けたがなかなか作詞に至らず酒浸りの毎日であった。
その日も盃を重ねていた白秋、田んぼに囲まれた遊廓街で土地っ子芸妓の〆吉が二階の障子を開けながら、だれに言うとなくつぶやいた言葉に、思わず耳を傾けた。
「きやァるがなくんて、雨づらよ」
〆吉は、(こんなにカエルがなくのだから、たぶんあしたは雨になるのでしょう)とつぶやいたのである。
これを聴いた白秋は、急いでかばんを取りに行かせて、原稿用紙にサラサラと書き綴ったと言う。
今回、この稿を書くにあたり見ましたら、「ちゃっきりぶし」は何と30番までありました~~。
1. 唄はちやっきりぶし、
男は次郎長、
花はたちばな、
夏はたちばな、
茶のかをり。
ちやっきり ちやっきり
ちやっきりよ、
きやァるが啼くから雨づらよ。
1番だけご紹介しましたが、原文では「啼くから・・」とありますが、地元の作家に云われ訂正したそうな。
また、この唄を唄った「市丸」姐さんも、「泣くんで・・」と濁音で唄っていたそうです。
後に、民謡コンクールでダントツの優勝を飾り、国体でもお披露目。
その後、日本各地に広まっていったようです。
落葉松のイメージ画像です。
落葉松
からまつの林を過ぎて、
からまつをしみじみと見き。
からまつはさびしかりけり。
たびゆくはさびしかりけり。
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他にも、ペチカ、この道、からたちの花、砂山、ゆりかごの唄など童謡にも数多く名作を残しています。
タイトルの「ちゃっきりぶし」ですが、ご存知静岡県の民謡として有名ですが、白秋作詞のその誕生秘話です。
▼昭和2年、静岡鉄道(静鉄)の狐ヶ崎遊園地が開業するに合わせ、沿線の発展と振興を図るために
白秋に作詞を依頼。
来静した白秋は、連日大歓迎を受けたがなかなか作詞に至らず酒浸りの毎日であった。
その日も盃を重ねていた白秋、田んぼに囲まれた遊廓街で土地っ子芸妓の〆吉が二階の障子を開けながら、だれに言うとなくつぶやいた言葉に、思わず耳を傾けた。
「きやァるがなくんて、雨づらよ」
〆吉は、(こんなにカエルがなくのだから、たぶんあしたは雨になるのでしょう)とつぶやいたのである。
これを聴いた白秋は、急いでかばんを取りに行かせて、原稿用紙にサラサラと書き綴ったと言う。
今回、この稿を書くにあたり見ましたら、「ちゃっきりぶし」は何と30番までありました~~。
1. 唄はちやっきりぶし、
男は次郎長、
花はたちばな、
夏はたちばな、
茶のかをり。
ちやっきり ちやっきり
ちやっきりよ、
きやァるが啼くから雨づらよ。
1番だけご紹介しましたが、原文では「啼くから・・」とありますが、地元の作家に云われ訂正したそうな。
また、この唄を唄った「市丸」姐さんも、「泣くんで・・」と濁音で唄っていたそうです。
後に、民謡コンクールでダントツの優勝を飾り、国体でもお披露目。
その後、日本各地に広まっていったようです。