餃子の街・宇都宮  ある菓子店のひとり言・・・

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明日1月15日は、いちごの日!!

2022年01月14日 21時41分06秒 | いちご

1月15日は「いい(1)いち(1)ご(5)」(いい苺)と読む語呂合わせから、
「いちごの日」として「全国いちご消費拡大協議会」が制定している。

我が栃木県は、出荷量は33年連続、販売額は27年連続で首位を走っているいちご王国です。
現在の主力は、「とちおとめ」。
それ以前は「女峰」(にょほう)と云って、その山に似て先が尖って居た様に思います。
そして酸味があるといって、多収と栽培の安定性、大粒化などと一緒に
甘さを感じられるようにと「とちおとめ」(栃木15号)が開発された。

その後、「とちおとめ」は栽培のしやすさなどから全国に広まり
関東近県ではトップの栽培面積を誇る県が多いようだ。(画像はとちおとめ)



福岡県の「あまおう」に対し、栃木県も大粒で甘さが顕著の「スカイベリー」を発売。
また夏の間いちごが無くなることから、涼しい山間地で栽培できる「なつおとめ」も発売中。

ただ今「とちおとめ」の後継品種の「とちあいか」(下の画像)と云うのもある。


いちご大福に時折使う事があるが、
「ヘタ」を切る時、とちおとめは真横にスッと切れるが
「とちあいか」はV字に切らなくてはいけない。(お尻が凹んでいる為)

これから寒さも本格化し しばらくは、いちごの旬ですね。
量的にも沢山出回るし、価格も安くなっているし、ビタミンCも多く含まれており
風邪の予防にもなりますから大いに食べて下さい。

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フー、イチゴの価格が・・・・

2012年12月19日 23時14分39秒 | いちご




クリスマスも目の前になりますと、ケーキに載せますイチゴが暴騰します。
当店でもX'マスだけケーキを作りますが、余り利益が出にくいです~。(汗;)


当店では、「イチゴ大福」にも、毎日使用していますので余り高騰しては困ります。

今年も、すでに価格が上がっています。
17日(月)には、1155円(税込)(1パック・Lサイズ)だったのが
きょう19日(水)には、1470円にもなっていました。

折り込みチラシで確認しますと、目玉商品で398円のスーパーがありました。
これはかなり前から仕入れているのではないでしょうか?

それに、特売に限らずスーパーは、「規格外」のイチゴが多いですから安く仕入れられます。
今頃でしたら、大きな3Lサイズの様な粒と、小さいサイズが混じって入ったのがありますね。

Lサイズは、26個入っていますから、1個 にしますと 56,5円になります。
今頃の時季は、赤いダイヤです。

ちなみに、昨年12/21の値段は、1260円
     一昨年の21日は、1575円  (1パック、Lサイズ)

今年の様な寒い日が早く来ますと、高騰するようですね。
早く落ち着いて欲しいものです。

明朝の宇都宮の最低気温は、-5℃の予想です。
我が家の2階の水道は、ー5℃以下になると凍結してきます。
一晩中、細く水を出しっぱなしにしておきます。
凍結した場合の不便さを考えますと、止むを得ません。










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いちご王国の新イチゴ「スカイベリー」

2012年09月17日 21時53分51秒 | いちご
このほど、栃木県産イチゴの新品種の愛称が「スカイべリー」に決まった。

全国から、4388点の応募があったそうですが、「スカイベリー」は県内の4名の方が命名されたそうです。
かんたんに、スカイツリーにあやかったのか? と思いきや、今まで「女峰」「とちおとめ」と2代続けて県内の山、土地名にちなんでいたのに・・、
怪訝に思ったが日本百名山の一つ「皇海山」(すかいさん)に因んでいました。(栃木、群馬県境に位置する)

公害の原点と云われる「足尾」の「庚申山」に登った時に、その雄姿が見られた。

意味合いは、「大きさ、美しさ、おいしさのすべてが、大空に届く様な素晴らしいイチゴ」という事です。

現在、栃木県産イチゴは、収穫量が44年間連続1位を続けている。
しかし、単価の面では、福岡産「あまおう」に負けている。
※東京中央卸売市場の平均価格
 ・とちおとめ: 952円/kg
 ・あまおう: 1228円/kg

この「スカイベリー」は、大粒なのが特徴。
更に、収量が多く、糖度、酸度が程よいバランスに保たれ、耐病性にも優れているという。

結構ずくめですが、我々菓子業界が使うにはどうなんでしょうか?
いちご大福には、毎年とちおとめを使っていますが、大粒になっては困りますね・・・。
今で丁度いいのに・・・。

また、「スカイベリー」は、高級ブランド化してフルーツ専門店で販売の強化を図りたいとか・・・。
すると、菓子屋向けにはチョッと扱いにくそうですね・・・。




     ◆◇:◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇:◇◆


   


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「とちおとめ」の後継種が決まりました!!

2011年11月24日 21時49分38秒 | いちご
    

と、言う事でイチゴ生産額が43年間 日本一の栃木県で、
現在の主力品種「とちおとめ」の後継種が決定しました。

以前にも書きましたが、今月21日で「とちおとめ」の品種登録の有効期限が切れました。
15年前のころ、「栃木15号」という名で流通し始めましたが、
女峰」の酸味が強かった為に、甘みを前面に出したかったようで
表面は、かなり黒っぽかったのを憶えています。
その後数年を経て、今の様な味、色、形に落ち着いたようです。

さて、新品種の登録は、新聞にも載っておりますが、「栃木i27号」で出したようです。
これから2年をかけて、栽培技術の確率や、諸問題の解決に向かって動き出す。

新品種の平均重量は、26g
とちおとめは、15g。
福岡産のあまおうは、21g。

我々の様な業者は、余り大きくなっても困りますね!!。
今あたりでちょうど良いような気がします。
倍近く大きくなっても、「いちご大福」には、今までの大きさが一番いいです。

販売時の名前も、これから公募される。(12月1日~28日)
発表は、来年の11月ごろになる予定だそうです。

とちおとめ」に、負けない様な立派な品種に育って欲しいものです。



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いちご・苺・イチゴ

2009年12月15日 21時56分48秒 | いちご


ご存知かと思いますが、栃木県は云わずと知れた「いちご王国」。
39年間収穫量日本一である。
販売額は、一度福岡に抜かれた事があったが後はまた返り咲いている。

現在の主力品種は、「とちおとめ」。
甘味と酸味が程よくマッチしていて、美味しく日持ちもするいいイチゴである。


この「とちおとめ」も、平成23年で品種登録の有効期限が切れる。
つまり今は、許可を得たりお金を払って作らせて貰っている。(他県の生産者)

期限が切れると、誰でも自由に作れるようになる。
産地間の競争も出来なくなるし、優位性や差別化もなくなる。
一番恐いのは、「粗製乱造」にならないか? の気がする。


むずかしい話は止めて、このイチゴの画像を観て頂きますと、
一番下に、生産者の名前が見えると思う

いちご大福で毎日使ってはいるが初めて見た!!。
箱に農協名と、生産者番号が出ているのが普通ですけど、今日は画期的だとチョッとビックリでした。

それにしても、昨日の続きではないが、JAおやまで誰か見つけて」くれないかな~。(笑)(まだ云ってる)
「いちご一笑」ってことで・・・。




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