以前、精神的統一を図るため、般若心経の写経に夢中になったことがある。
最近、また別の目的~筆字を書く~で写経を始めた。なかなかいい。
気持ちが平穏になる、書き終えたときに達成感がある、緊張感もある、
お経なだけに清々しい気持ちになる等、「効能」が多い。ただし、疲れる。
書き終えたらクシャクシャッと丸めてゴミ箱へ、というわけにいかない。
物が物だから。そこで、納経というものをする。
指定されたお寺に返信用封筒と納経料として300円の切手を同封する。
後日、納経の証として、ご朱印というものが送られてくる。
だからと言って、なにがあるわけでもないのだが、人間と言うものは人それぞれではあるが、
多少の信仰心(神様・仏様への他力本願の依存心)があるのが通例である。
こうすれば、何かいいことがある、神様・仏様をできるだけ冒涜しないなどで、納経などは、
完全に他力本願なのだが、願いを書いて送るのだ。
そうすると、少し気持ちが晴れたような気になる。
ってなことで、ここ3回ほど、送った。いずれも父や母、義母のことで、病気に関するお願いである。
送ってすっきりするが、勝手なものだなぁとも思う、今日この頃である。