それなりの ノタリ

地域活動がそれなりにやることがあって、かと言って、多忙というほどでもなく、ノタリの生活。

市主催の『雑がみ 再資源化工程の見学会』に参加

2012年09月22日 | 再開(地域と地域活動)

9月21日(金)は朝5時半起きだった。タイトルの見学会に家内と二人で参加した。
1ヶ月前くらいに家内が、市の広報誌を見ていて、
この無料の見学会に応募して、当選していたのだった。
最終目的地は名寄(なよろ)市で、ボクんちからは190km以上離れている。
上川管内だが、稚内方面への道北に近い。

《①》 【札幌の工場】

朝7時40分に市役所1階ロビーに集合。8時バスで出発。
参加者は総勢75人。これに市役所の職員などが加わり、
大型バス2台での出発となった。

ごみの処理については、当地では当然、分別収集をしている。

①びん・缶・ペット 

②燃やせるごみ 
③容器プラスチック 
④枝・葉・木
⑤雑がみ 
⑥燃やせないごみ 
⑦スプレー缶・乾電池

以上の7種類に分別してごみステーションに、①~⑦のいずれかのごみを、
事前に配布されている、ごみカレンダーの該当日朝8時までに出すことになっている。
上記の②と⑥と⑦は有料でその他は無料。有料袋はどこのスーパーでも
売っていて、ビニール袋のの大きさ毎に値段が違う。色は黄色。最高40㍑400円。

今日はこのうち、⑤の雑がみ のリサイクルについての、市の市民への
啓発啓蒙活動の一環だ。

訪問する工場は僅か2箇所だけ。

①札幌市白石区にある、雑がみのさらに徹底した分別の模様を見学。
市内には同業が9社あるという。
②その他の雑がみは王子製紙子会社で今回訪問した、名寄の工場。
ダンボールの再生に特化している。
あと大きいのは新聞紙のリサイクル。これは日本製紙・苫小牧工場。

その他の雑がみは、和洋の用紙類、特殊紙(光沢の葉書、カレンダーなど)などで、
比較的規模の小さい工場で処理している。

これで道内の全容は大まかに理解できた。


最初に訪れた札幌市内の一次処理工場


分別済みの雑がみは、このように山積みしておく


入庫する際、トラック毎、ここを通過することになっている。
ここでは重量の他に放射線量も計測している。

《②》 名寄の工場

名寄の近くの士別(しべつ)という町で昼食を摂った。
この町は隣の士別市がサフォーク種というガングロの高級羊肉で町おこしを
していることで、道内ではセットで知られている。

工場は古紙をダンボールの素材に再生している王子製紙の工場だ。
さすがに天下の王子。工場内はゴミ一つ落ちてない。


工場内は撮影禁止

昼食は士別の丘陵【羊と雲の丘】にあるレストラン《羊飼いの家》で。


丘からは士別の市街地が見渡せる


レストランに併設のお土産の店はヒツジで埋め尽くされている


羊ラムカレーのレトルト


羊肉の大和煮500円はちょっと高過ぎるかな? しかもオーストラリア産。
残念ながら買う気にならない。


弁当  普通のと違うのは、柔らかいサフォーク肉のジンギスカンが入っている

帰りには、多種多量のお土産までいただいた。
ダンボールで作る玩具キット(ダンデルと称すプラモデルから創造したキット)や
手紙などの自分の住所を一瞬にして黒く塗り潰すスタンプ?、その他ウェットティッシュ
など、雑がみ研修を想定した品々が10点ほど入っていた。

 


天気も良く、爽やかな一日で、無料の日帰り観光旅行をした気分だった。