それなりの ノタリ

地域活動がそれなりにやることがあって、かと言って、多忙というほどでもなく、ノタリの生活。

【三匹のおっさん】~~有川 浩

2012年09月24日 | 再開(読書)

ヒグマの出没騒動は9月の下旬になってもも続いている。地下鉄・真駒内駅辺りにまで
「進出」してきて来た。ってことは、ボクの家のある地区を通って
行ったことになる。寝室は2階なので、夜は当然、1階の窓は閉めて寝ている。


昨日は北ノ沢の老健施設近辺に出た。いつまで続くのかなぁ。夜と早朝の警戒情報。
さすがにボクとこ近辺には警戒情報はないが、相変わらず藻岩山の入山禁止は続いている。

今日は有川 浩(ひろ 女性作家)の【三匹のおっさん】を読んだ。
この作家は一昨年、テレビ化になった【フリーター 家を建てる】や
去年、映画化になった【阪急電鉄】を書いた人で、それらが面白かったので。。。

文春文庫 435㌻ 単行本2009年3月  文庫本2012年3月の第5版 730円

作者の有川 浩は40歳の若さだが、この作家の本はこれが初めてだ。
『阪急電車』や『フリーター 家を買う』などで有名だ。

amazonさんからお借りした【あらすじ】

還暦ぐらいでジジイの箱に蹴り込まれてたまるか!
 

定年を迎えて一念発起した剣道の達人・キヨ、
経営する居酒屋も息子に任せられるようになってきた柔道の達人・シゲ、
遅くできた一人娘を溺愛する町工場経営者で
機械をいじらせたら右に出るものナシの頭脳派・ノリ。

かつての悪ガキ三人組が結成した自警団が、痴漢、詐欺、動物虐待など
ご町内にはびこる悪を成敗! その活躍はやがてキヨの息子夫婦や
孫の祐希、ノリの愛娘・早苗らにも影響を与えてゆき……。

シリーズ第二弾『三匹のおっさん ふたたび』も刊行間近で
絶好調の痛快活劇小説です!

 

小説だから現実には起こり得ないような物語で、いかにも愉快だが、
主人公たち3人が60歳定年を迎えて、嘱託雇用されたりしている年代。

読む前から、同年代のせいか、なんとなく親近感を覚える本だった。
肩の凝らない軽快で痛快物語で、暇つぶしにピッタリ。お薦めだ。