チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

服部 正先生

2008年09月15日 11時22分38秒 | 日記
誰もが知っているラジオ体操の曲
幼い頃口ずさんだヒョックリヒョウタン島のテーマーソング
小さい秋などなど
誰の作曲?
と気にしないでなじんだ曲を
たくさんたくさん作曲した服部正先生

また作曲家のお弟子を
小林亜星さんを始め大勢育て
近代の西洋音楽を広めた方

何よりも
慶應マンドリンクラブの育ての親
そして
はは、これはーー私側の仲人
われら結婚披露にも
慶應の有志のマンドリンクラブの方に来ていただいた

ああ
前置きが長いが
100歳でめでたく旅立たれた

家族は密葬という形をお取りになったが
それはならじとばかり
弟子やマンドリンクラブのOBたちの提案で
「お別れの会」を催した

なんと700人
100歳までの間に
かなりの方とお別れになったと思うが
コレだけの方達が
先生を慕って集まる
音楽で結ばれた心もさることながら
ヤハリ先生のお人柄

残された曲は
みんな明るくて楽しいもの

チャコちゃん先生
こういうときにフト思いつき
奥様に
「そういえば結城にご一緒したとき素敵な白結城をお求めになりましたよね」
「そうそうあれねカビが生えてるかもしれない」
「そうですか?」
「着れないわ、着て頂戴」
「ふふふふ待ってました!伺います」

不謹慎ですよね
でも二人でけらけら笑いながらおしゃべり

この結城行きのお陰で
私は奥順の今の社長順と知り合った
彼はまだ19歳の慶應ボーイであったがーー

其処に連れて行ってくれた
マンドリンクラブのマネージャー窪田稔とも
生涯の友となった

どういうわけか
この三人今でも姉弟のよう
多分これからも

服部先生のお導き
コメント
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