チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

友情公演

2008年09月12日 09時50分54秒 | 日記
銀座博品館で行われていた「友情」
昨日千秋楽
名プロジューサーの中崎吉廣さんが
「私の生涯の仕事」として
十年間いろんな地方で興行をしている

チャコちゃん先生は初回からお付き合いしているが
中崎さん完璧なサスプロで頭が下がる
多分公演のたびに持ち出しであろう

話は実話で
白血病の女子中学生とクラスメートの
激しくも心温まる友情の話だが

年が変わるたびに
この舞台の重要性がわかる

昨日は千秋楽ということで
生徒達の熱演が更に熟して
涙が止まらずまいった!

中学生を演じる子たちは毎年新しい子に入れ替わるので
昨日が最後
いろんな意味で自分達の演じた学生達の気持ちが
往来するのであろう
カーテンコールでも泣きっぱなし

終わって観客を全員で送り出すのだが
チャコちゃん先生
「ありがとう」
「すばらしかったわ」
とこちらも泣きながら一人ひとりと握手

まだ若い穢れていない手が
ぎゅっと握り返してくる

其の姿を中崎さんが嬉しそうに出口で眺めていた

中崎さんは
いつも出口でお客さんを暖かく見送る人でもある

平成22年は
一月二月のロングランをこの博品館で
またご案内します
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