チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

鶯の遊び場

2011年03月25日 11時07分24秒 | 日記
昨日・今日二日続きで鶯が飛来し
櫻の花の蜜をお腹に入れている
昨年鶯がガラスに激突し
脳震盪を起こしたのをチャコちゃん先生
レイキを必死にかけて蘇生させた
オッホン

生まれて始めて傍で鶯見て
サラに触って本当に美しい鳥だと感嘆した

同じ鶯かどうかわからないが
今回は花の緋色と鶯色が良く調和して
私達の目を慰めている

毎日毎日現れる雀達が
「キミイ、ここはボク達の場所なんだけどなあ」
と言う面持ちで
遠くから鶯が軽やかに飛びまわる姿を見続けている

其処へヒヨドリがやって来て
あの長いくちばしで花を食い散らす
その乱暴な姿にあきれ果てたように眺めていた鶯
ひらりと飛び去ってしまった
「うんもうーー」
バードウイッチしているチャコちゃん先生がっかり

美しい
可愛い
穏やか
優しい
動植物でも人間でもこういう人は愛される

放射能が飛び散っているらしい東京でも
鳥たちが遊ぶ姿をみて心落ち着く
そういえば
地震のその日カラスの姿が全く無かった
公園の猫も姿を隠していたらしい

「猫が日向ぼっこを始めたから地震は退いたのかもね」
とネコニイサンは感想を述べる

サチコさんところのココちゃんという猫も
地震から暫くいくら呼んでも姿を現さなかったそうだ
姿を現すと玄関から外に出たがる
外の方が安全だと知っているのか
「ここんとこやっと普通になったわ」
と教えてくれた

人間より小動物のほうがアンテナが確かなよう

甥の子供が乳幼児で水探しに親戚中が走り回っている
遠くの親戚も店頭から水が消えて送れない
と連絡が来た

政府が車に真水を汲んで
23区配って歩くぐらいの事をしないと
未来を背負っていく子供達が傷つく

自然が予定通り季節を告げていることが嬉しい
そういう日本でありたい
だからこそ
人間の手に負えないものを作るのやめようよ
コメント
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