チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

日本の自然素材

2013年04月24日 20時46分52秒 | 日記
日本人が縄文の頃からなじんでいた植物に
大麻、真菰がある
大麻は終戦と同時にアメリカ占領軍によって栽培を禁止されたが
真菰はその網から逃れている
どうしてだろう

其れが分かったのは真菰を粉にして食する方法を思いつかなかったから
真菰は神聖な植物で出雲大社ではあのしめ縄に使っているし
真菰の葉を敷いて浄化をしているところもある

河川には真菰を植えると
というより自然発生をしているのだが
水が清く澄む

昔は田んぼの堰に真菰を植えることが当たり前だった時代があり
真菰のお陰で肥料もいらずまして農薬など全く必要なかった

その後近代農業とかで農薬を撒くのが当たり前になり
また堰もコンクリートでかこってしまい
有用微生物は全く住まなくなった

でもいま
真菰の威力が見直されている
真菰で和紙もできる
こう言う自然の贈り物を私たちは謙虚に受け取って日常に使うことが
自然への感謝だと思う

きょう真菰の苗をいただいた
大切に育てようと思う

写真は真菰の赤ちゃん
隣にある草の葉が真菰浄化をしてくれる
家によっては玄関に下げて魔除けとしていたとも
日本にある良いものを大切にしたい
コメント
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