チャコちゃん先生やることに際限ないから
昨日は二本の映画を見た
まず9時30分から「少年H]お昼をはさんで「風立ちぬ」
家に着いた途端雷雨
忙しい日だ
「少年H」は良く出来た映画
ややもすれば客を「風立ちぬ」にとられているが
じっくりと家族を考え更に父親というのは此の世の中でどういう位置にあるのかが鮮明
此の父親を水谷豊が本当に良い味出して演じている
お母さん役の伊藤蘭もアノ時代を少し見ているチャコちゃん先生にとって
昭和のお母さん
遠くの山にいて街が燃えさかり空が真っ赤になっていたのを
母がそれを見せまいときものの袖で私の目をふさいでいたのを思い出した
あの頃の父や母たちはみんな落ち着いていた
父は真っ正面から戦争反対を言っていたので
家には憲兵がいつも居た
若い憲兵でチャコちゃん先生の遊び友達だった
町中のみんなが戦争礼賛で一色になって居るとき
一人反対を唱える父に対して風当たりは強かったと想うが
そこを母は上手に取り仕切っていたのだろう
とにかく気遣いの天才だったので
誰も父を誹謗する人もなく防空壕を庭に掘るときもみんなが助け合っていた
玄関に爆弾が落ち防空壕の蓋が爆風で押され
親子三人窒息死する寸前兄が帰ってきて近所の男達の手で蓋が開き
命拾いをしたのだと後で聞いた
防空壕を出たら家は勿論街の姿もなく
このときも母は私の頭をすっぽり布で包み負んぶして逃げた
責任を持ち覚悟を持った親が此の時代には居た
そう言う親を映画で見せてもらった
子供もしっかり社会の様子を観察し
自分がどう生きていくかを見定める
それもきちんとした両親が居てからこそのことだ
親の役目を改めて考えさせられ
親不孝の限りを尽くしたチャコちゃん先生「父と母にあいたい!」とつくづく思った
父が「大本営発表はウソばかりだから聞く必要は無い」
とラジオを切っていた姿
それが今此の社会にも同じ事が起きていると思うと
何とも怖い
今の情報に振り回されるとアノ時代に戻っていく
明日は風立ちぬ
昨日は二本の映画を見た
まず9時30分から「少年H]お昼をはさんで「風立ちぬ」
家に着いた途端雷雨
忙しい日だ
「少年H」は良く出来た映画
ややもすれば客を「風立ちぬ」にとられているが
じっくりと家族を考え更に父親というのは此の世の中でどういう位置にあるのかが鮮明
此の父親を水谷豊が本当に良い味出して演じている
お母さん役の伊藤蘭もアノ時代を少し見ているチャコちゃん先生にとって
昭和のお母さん
遠くの山にいて街が燃えさかり空が真っ赤になっていたのを
母がそれを見せまいときものの袖で私の目をふさいでいたのを思い出した
あの頃の父や母たちはみんな落ち着いていた
父は真っ正面から戦争反対を言っていたので
家には憲兵がいつも居た
若い憲兵でチャコちゃん先生の遊び友達だった
町中のみんなが戦争礼賛で一色になって居るとき
一人反対を唱える父に対して風当たりは強かったと想うが
そこを母は上手に取り仕切っていたのだろう
とにかく気遣いの天才だったので
誰も父を誹謗する人もなく防空壕を庭に掘るときもみんなが助け合っていた
玄関に爆弾が落ち防空壕の蓋が爆風で押され
親子三人窒息死する寸前兄が帰ってきて近所の男達の手で蓋が開き
命拾いをしたのだと後で聞いた
防空壕を出たら家は勿論街の姿もなく
このときも母は私の頭をすっぽり布で包み負んぶして逃げた
責任を持ち覚悟を持った親が此の時代には居た
そう言う親を映画で見せてもらった
子供もしっかり社会の様子を観察し
自分がどう生きていくかを見定める
それもきちんとした両親が居てからこそのことだ
親の役目を改めて考えさせられ
親不孝の限りを尽くしたチャコちゃん先生「父と母にあいたい!」とつくづく思った
父が「大本営発表はウソばかりだから聞く必要は無い」
とラジオを切っていた姿
それが今此の社会にも同じ事が起きていると思うと
何とも怖い
今の情報に振り回されるとアノ時代に戻っていく
明日は風立ちぬ