チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

スッピンで

2013年08月20日 10時46分31秒 | 日記
今年は良く姉と旅をする
そうすると必ず同じ部屋に入る
早寝早起きの人だからそれに歩調を合わせる

昨日も一緒だったが
なんと美しい顔をしているのかと呆れた
卒寿ステッキなど持たずすたすた歩く
重い荷物も自分で持つ
勿論新幹線を使って乗り換えも切符の手配も自分でする

長女だから交通費は別として全部支払ってくれる
自分が支払うのは当然という顔をしている
ときどき
「ココは私持つ」というと
いかにも洒落臭いという感じで押しのけられる
嬉しいような申し訳ないような

やることが常にシンプル
だからお化粧はしない
と言っても口紅は付けているし化粧水とかクリームは
いっチョ前にバックに入っている

とにかく暑く大汗をかいて作業したのだが
彼女は顔をブルブルと洗っておしまい
その顔を見ていると何とも美しい
化粧しないで居たことが
肌をこんなに美しくしたのかとただただ感心しきり
姪も60歳になるが化粧っ気がない
肌がつるつるして赤ん坊の肌のように艶がある

従姉の奥さんもそうだ
お手伝いに来てくれた女性達もみんな素肌が美しい

チャコちゃん先生の化粧顔が何だか一人浮いている感じがしてきた
だからといって此方が化粧を落とすと
彼女たちのようにつやつやしていないと思う

むかし出版社で同期の女性に
「チャコさんみたいにお化粧していると今に肌が弱くなるよ私は一生スッピンで行く」
と注意されたが「メークアップ」というものに興味を持ってしまったのでドウしようも無い
だけど同じ同期の人で
「寝化粧」をする人がいて驚いた
そう言う私も28歳までは化粧をしなかった

ひとそれぞれ
しかし姉の素顔は美しい
ここまでくるとスッピンの勝ち
コメント
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