チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

晴れと褻

2014年12月03日 11時02分51秒 | 日記
「褻」ケと読む
こんな難しい文字確かに死語になるのも無理はないかな
晴れがあって褻がある
褻が有るからこそ晴れが貴い

最近はなんでも自由で衣服には法則とか作法とかしきたりが年々消える
衣服だけではなく言葉遣いは更にひどい
今年の流行語大賞の中に「ごきげんよう」という言葉があった

東京の山の手言葉として小さな子供まで使っていたのは
いつ頃までなのかな

いまでも明治大正、昭和の初めの小説を読むと
登場人物の女性達の言葉の美しさに思わず小さな声で反復してしまう

耳に心地良い言葉
目が喜ぶ晴れ着
身体がリラックスする食事

特に食事はいつも晴れの人が多いつまりご馳走を食べ過ぎ
其の結果痛風や糖尿病と言う病に冒される

「晴れと褻」はある種のけじめ
来年はそこをきちんと考えてみたいと思うチャコちゃん先生

コメント
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