チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

クリスマスは教會が美しい

2015年12月24日 13時22分47秒 | 日記
我が父は無教會の内村鑑三先生の末席の弟子だったので
家でもクリスマスになると賛美歌を家族で歌っていた

別府の別荘にある大手企業のオーナー社長夫人が温泉療養に滞在していて
イブの日はそこでクリスマスをする
伴奏はチャコちゃん先生の受け持ちでオルガンを彈く

みんなで聖書を読み合い
賛美歌を歌い簡単の食事会を楽しむ
我が家は純日本的であったので洋室に飾っているクリスマスツリーが
別世界のように眩しかった

東京から取り寄せた洋菓子につられて別府まで行っていたのだが
この夫人の美しさは格別
「おばさま」と呼ぶにふさわしい気品があった

その時いただくレースの縁取りをしたハンカチが嬉しく
友人たちに見せびらかしていたものだ

聖書の意味を理解することもなく
ただそのおばさまにお会いする嬉しさについていっていたので
信仰とはほどと遠いクリスマスイヴでもあった

あるときその父に
「キリストとお釈迦様はどっちが偉いの」
と聞いたら
その上に宇宙を作ったおお神様がおられる
人間も動物も植物すべて
その神様がお作りになった
その神様の教えを一組の先生二組の先生という感じで伝えてくださっているんだ

という解説
そうかーーーと変に納得して今日に至るまで大自然を神と思うチャコちゃん先生ではある
コメント
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