それにしても櫻はどこへ行った!
待ち焦がれつつ桜の木を眺めているが固い蕾が冷たい雨に濡れている
早く「帯付き」の軽装で歩きたいのにそれができない
チャ子ちゃん先生は何と冬のコートを7枚も持っている
すごいね
駒子マント(角巻)
神父マント(ウイーンの神父さん用のもの)
真綿入りロングコーと
真綿入り被布コート
袷せのロングコート
コーじゅろいの道中着
毛皮マント
大いに活躍が真綿入りロングコートと袷のロングコート
しかしここのところもう毎日が真綿入りのロングコートにお世話になっている
裾が擦り切れ袖口も危ない、更には紐も余命いくばくか
このコートをここまで着るのはここのところの気候のせいだ
「暑さ寒さも彼岸まで」というが、春分過ぎてこの寒さ、桜も花を開く気配もない、こんな気候過去にあったかなあと考えるが、4月に大雪が降ったのはよく覚えているが、そのときはもう花が咲いていた
櫻の花に積もった雪が美しかった、しかし花弁が薄いので雪は滑り落ちる、その様子が面白く傘を片手に落ちそうな雪を掌に受け止めて雪を口に入れて遊んでいた
その時も真綿入りのロングコートを着ていた
とすると
あのコートとはもう40年にわたるお付き合い、裾が切れるのも当たり前だ
早くコートなしで歩きたいなあ