チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

最近感じたこと

2019年10月27日 18時29分05秒 | 日記
台風15号から始まった千葉の風水害
風、水の恐ろしさにおののく。道路が川になっていく様子。
人間はなすすべもなく、自然が怒気を収めてくれるまで忍の一字で待つしかない
自然にあがろうことなん誰もできない

平安の時代同じような風水害と疫病でで多くの人の命を失った時
ときの56代青和天皇はご自分の德が足りないからーーと強い祈りを捧げる生活に入ったとか、また江戸時代に入っても度重なる天災に対して責任を取り深く祈ったのは天皇陛下であったと歴史に残っている

古代から天皇陛下には特別に霊威があり常に国家、国民の平和を祈ることが生業でもある
その霊威を大嘗祭で日本国の祖霊からいただく
日本は基本的に祭祀民族であり、国民の殆どが霊感を持っていたのが江戸時代までなのではないかと思う。

しかし
敗戦以降天皇陛下は国民の象徴というお立場になり、「天災は自分の德がないから」とおっしゃることは憲法上できない、そのためひたすら被災者を慰めて祈るしかない

今この国のトップは国会で選ばれた総理大臣だから、総理大臣が天災の責任を取るべきなのだが霊威を備えていないので効き目はない

万世一系の日本の皇室の本当の力はあの敗戦のとき新憲法ができたと同時に剥奪されたのだろうか

千葉が水害に遇った即位の礼の日、正殿の儀が始まると同時に東京は小雨となり皇居を取り囲むように虹が出た

天が何を言いたいのかこの自然現象がすべてを物語っている

自然を蔑ろにし、祈ることを忘れた日本人に今このままでよいのか?と問われている。犠牲になった千葉の方々に私達は気づきをいただいたのだ。方々に深く感謝して、一日も早い復興のために一人ひとりが被災者に心を寄せて徳をつむ事が大事なのだと思う

日本を見直すために犠牲を強いられた方々に深く感謝し愛を注ぐこと、そしてひたすら祈ることが尊い。日本に暮らす人人みんなが祈り始めればきっと明るい未来がやってくる

気づかせていただき感謝




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