はりぶろぐ

鍼灸師のブログです。東京都国分寺市にて孔和堂鍼灸院を開業しています。
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痛みの治療2

2015-12-05 08:32:30 | 鍼灸
痛みに対する治療をしていくと、改善に向かう過程で、最初に感じていた部分と異なる場所に痛みを感じることがあります。
一番痛みのある部分が変化していくことで、二番手に控えていたところに痛みを感じるようになることがあります。
例えば、腰が痛くて治療を始めた方が、腰の痛みが軽くなってきたけれど次には膝に痛みを感じるようになり、それも良くなってくると何となく胃が重いような気がしてくる、といった感じです。


これから寒くなるにつれ、冷えて関節がこわばったり、筋肉が緊張しやすくなります。
普段は自覚しなかった痛みが出てきたり、古傷が再び痛んだりするかもしれません。
東洋医学では、痛みは気や血のめぐりが滞ることで発生すると考えます。
気や血のめぐりの滞りを解消し、流れをを良くするのは鍼灸の得意分野。痛みにお困りの方にはもちろん、痛くなる前のメンテナンスの一つにもオススメです。
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