はりぶろぐ

鍼灸師のブログです。東京都国分寺市にて孔和堂鍼灸院を開業しています。
http://kouwado.com

新緑の京都 2

2016-04-27 22:07:49 | 日記
2日目はまず金閣寺へ向かいました。

中学校の修学旅行以来です。何を見たのかあまり覚えていなかったので、新鮮な気持ちで見回りました。


鯉が滝を登っているように見えます。


石段からの風景。

苔もみずみずしく感じます。



金閣寺の後は龍安寺へ。
アヤメかカキツバタか。水辺に紫色が映えます。


石庭。
数年前に来た時は改修工事中だったので、本来の状態を見られて良かったです。


つくばい。知足の精神は常に意識していたいと思いました。


西源院。拝観は許可されていないようですが、門のところからの眺めだけでも美しかったです。


藤棚。熊蜂がたくさんいるので、少し離れたところから観賞。


水分石(みくりまいし)。亀が日向ぼっこしていました。


2羽のあひるは寄り添っています。



龍安寺の後は仁和寺へ。
お腹が空いてきたので、拝観の前にカレー屋さんに入りました。

近所だったら通いたいくらいおいしかったです。

仁和寺の御衣黄。


ちょうど映画の撮影が行われており、全ては見られませんでしたが、時代装束を身に付けた俳優さんたちで賑やかな様子でした。


仁和寺の後は妙心寺へ。
あまりに広い敷地にびっくり。
「塔頭(たっちゅう)」といわれる、個別の寺院が46あるそうです。
塔頭は元来は高僧の墓のことで、その近くに小庵を建てて弟子たちがそこを守っていたのが、明治以降に寺として独立したため、多数の寺院が存在する状況になっているのだとか。

ここでもあちこちで新緑や花が楽しめました。


退蔵院。ここには黄色の牡丹。

小さな瓢箪で大きなナマズをいかに捕まえるか、という禅の問題に対する高僧31人の回答が並んでいる「瓢鮎図(ひょうねんず)」が有名です。昨日行った国立博物館に展示中なので、レプリカが展示されていました。

ここにもなまずが。


茶席の窓には瓢箪。






元信の庭。



大法院。
ここにも美しい牡丹。




期間限定で特別公開されているからか、ほとんどが撮影禁止。
静まり返った空間で抹茶とお菓子をいただいて、しばらくぼんやりしていました。日常から一気に離れられる空間だと感じることができます。
ここの庭園も非常に美しくて、最後まで新緑の美しさを堪能でき、何とも晴々した気持ちになりました。

2日間とも、大勢の観光客、特に修学旅行生で大賑わいでしたが、自らの修学旅行の頃を思い出しつつ、京都の魅力を味わうのは大人になってからだなぁと思いました。


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新緑の京都 1

2016-04-27 08:13:14 | 日記
新緑の季節、一泊二日で京都に行ってきました。
前回行った時は雪が舞う天候、今回は爽やかな青空が覗く穏やかな天候でした。

まずは、京都国立博物館へ。


「禅 心をかたちに」が開催中です。
ペアチケットを購入。デザインが恰好いいです。


前回の旅で見ることができなかった萬福寺の羅怙羅像を観るために京都に行ったので、今回、ようやく見ることができて良かったです。
禅に関する書や絵画が整然と展示されており、熱心にメモを取りながら観ている方も多かったです。

博物館を出た後は、すぐ近くにある養源院へ。
俵屋宗達による、杉戸絵の「白象図」が有名です。
門をくぐると新緑の木々がお出迎え。


受付で葉書を頂きました。




杉戸の地の茶色をそのまま生かして、生き生きと描かれていました。実際に観るとなかなか味わい深い。

養源院を出た後は、六波羅蜜寺へ。
ここには一風変わった「空也上人」の像があります。

空也上人は、身分の高い人々にではなく、市中において多くの人々に仏教を説いた僧侶であり、瓢箪や鉢を叩き、鉦を鳴らして念仏を唱えて踊りながら歩き回ったとされています。


六波羅蜜寺でひとまず観光は終えて、宿泊先までもう一歩き。

高瀬川。鴨川もいいですが、高瀬川の雰囲気もなかなかです。


猫2匹発見。





夕食は宿泊先近くの和食のお店、「和食 晴ル」へ。
たまたま通りかかり、素敵な店構えに魅かれて入りました。
席はカウンターのみ。予約で一杯だったのですが、なんとか座れました。
どの料理も素敵で、特にホタルイカの天ぷらと少し変わったポテトサラダが美味しかったです。

けっこう歩き回ったので、さすがに疲れが出て良く眠れました。
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