はりぶろぐ

鍼灸師のブログです。東京都国分寺市にて孔和堂鍼灸院を開業しています。
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冬の道東 その3

2018-02-15 22:55:07 | 日記
旅3日目。
真冬の早朝カヌーがスノーツアーの最終イベントとなります。

秋に引き続き2回目の釧路川。
ガイドさんがマイナス18℃くらいだと教えてくれました。ウェットスーツよりも生地が厚いドライスーツを着て出発です。

スタート地点で撮影した屈斜路湖。


だんだん凍っているところに近づいていきます。


凍っている部分との境目がはっきり見えました。


凍り始める瞬間も見れて感動!

いよいよ釧路川を下っていきます。




少しずつ空が明るくなっていく中を進みます。

ところどころで湯気が立ち上っていました。

鏡の間は秋以上にしんとした雰囲気。あまりの寒さに魚の姿が見えません。


水の中に見える緑色はクレソン。


倒木も美しい。


覚悟していたものの、予想以上に早く寒さの限界を感じて気合を入れ直していたら、さっきより更に気温下がりましたね、とガイドさん。おそらくマイナス20℃にはなったのでは?とのこと。手先足先は寒さで痺れてきていました。


小さくカモが2匹写っています。

写真は撮れませんでしたが、初めてカワガラスを見ました。尾がピンと上を向いた、いわゆる小鳥っぽいフォルム。あちこちにいてとても可愛かったです。

オジロワシが悠然と飛んでいるのも見かけました。かっこよかったです。

日が昇ってきました。


あまりに寒くて、もうこれ以上は厳しい、と思った頃ゴールに到着しました。真冬のカヌーは小1時間が限界だそうです。

2日に渡りお世話になったSOMOKUYAさん。
自然や動物を大切にする気持ちが伝わってくる素晴らしいガイド、またぜひツアーをお願いしたいです。

そして「お宿かげやま」さんともお別れ。名残惜しくなるほど居心地の良い空間、ご主人も素敵な方でした。美留和駅でも丁寧に電車が出るまで見送ってくれました。

快速しれとこ。ルパン3世のラッピングでした。

かげやまさんが進行方向右側に座るとオホーツク海が見えますよ、と教えてくれたのでギリギリ空いていたシートに座りました。

車窓からは雪化粧した山々が。動物の足跡は見るだけでかわいいです。




オホーツク海の流氷も見えました。





網走駅に到着。


様子次第で網走で昼食をとも考えていましたが、天候不良で大幅な遅延も発生していたので、早めに女満別空港行きのバスに乗り換えました。

バスの中から網走湖が見えましたが、見事に凍結していて、ワカサギ釣りを楽しむ人たちがたくさんいました。



北海道出身の人たち、北海道に暮らす人たち、みなさん冬が1番良いとおっしゃる理由が充分に分かる旅でした。
寒いけど、装備さえしっかりしてれば大丈夫ということも分かったので、ぜひまた訪れてみたいです。

コメント (2)
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