張り子の猫シリーズ、第二弾を作成しました。
『猫に蛸』は白猫バージョンと白黒バージョンの2匹に。
張り子は絵付けする前に、色和紙で仕上げする場合と、胡粉を塗って仕上げる場合とがあります。
胡粉は本来は胡粉を膠で溶いたものを塗るのですが、膠を扱うのは素人には難しいので、代わりに胡粉ジェッソという下地を使います。これは本当にありがたい商品で、わりと簡単に塗れて胡粉のような質感が出ます。塗り重ねるほど和紙っぽい雰囲気が少なくなり、絵付けが色鮮やかになるのが特徴です。
前回初めて作成した時は和紙の感じを残したくて胡粉ジェッソを1度だけ塗って仕上げたのですが、今回は3度塗り重ねてみました。筆運びも良くて作業しやすく、発色も良い感じです。
白猫さんの方は友人宅でかわいがってもらえることになりました。
後ろから見ても猫っぽくできたかな、と思います。
こちらは母へのプレゼント用で製作。
猫箱も再挑戦で作ってみましたが、やはりきっちり蓋が閉まる感じにはならずゆるい仕上がりに。
こちらは色和紙で模様を付けてから絵付けしました。
後ろから見ても猫っぽくできたかな、と思います。
こちらは母へのプレゼント用で製作。
カルチャースクールでの張り子教室は先月で終わりにしましたが、今後は前田ビバリーさんが西荻窪で月1回開催されるのワーショップに時々参加しながら張り子作りを続ける予定です。
もう10月も半ば。そろそろ来年の干支のねずみの張り子のデザインを考えます!