はりぶろぐ

鍼灸師のブログです。東京都国分寺市にて孔和堂鍼灸院を開業しています。
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久しぶりの秋の帰省

2019-10-22 09:30:00 | 日記
数年ぶりに秋の季節に帰省しました。
松山空港の到着ロビーにはたくさんの観光客と思われる人たちが。「蛇口からみかんジュース」と「みかんジュースタワー」の前では撮影待ちの行列ができていました。

左側のゆるキャラ「まっくう」、初めて存在を知りました…最近できたのかしら?
愛媛といえばみかん、みかんといえばオレンジ色。このゆるキャラもバリィさんやみきゃん同様オレンジ色です。
ちなみに空港リムジンバスや松山市内を走る路面電車も軒並みオレンジ色。高校総体の代表ユニフォーム等ももれなくオレンジ色が入っています。


スーパーには栗や柿などの秋の味覚が勢揃い。中でも目立ったのはたくさんの「極早生みかん」と「早生みかん」でした。

私は子どもの頃から自然に耳にしていますが、ご存知ない方もいると思いますので解説を。

早生(わせ)とは、生育期間が短い品種です。早生(わせ)に対して生育期間が長い品種を晩生(おくて)というようです。その間が中手(なかて)。ただこの云い方はそんなに耳にしたことはありません。
そして早生品種よりもさらに生育期間の短い品種を極早生(ごくわせ)といいます。

「極早生みかん」は9~10月頃。
果皮に青みが残っていて、甘酸っぱいのが特徴。袋が比較的薄いのでやわらかく食べやすいです。(私はこの極早生が特に好きです。)

「早生みかん」は10月下旬~12月頃。
果皮はほぼオレンジ色に染まり、甘味とほどよい酸味が楽しめます。

「中生みかん」は11月下旬~12月下旬頃。
酸味が少なめで甘味が強いのが特徴です。

「晩生みかん」は12月下旬~3月頃。
袋がやや厚めでほどよい酸味とコクのある甘さが特徴です。ただ春に近づくに連れて酸味も甘味も抜けて味がぼんやりしてくる気がします。
年代にもよるかもしれませんが、地元の人たちは割と極早生や早生を好む人が多いような気がします。日持ちはしませんが、旬をしっかりと味わえるのが魅力的だと思います。



ちょうど誕生日が重なったので、母と食事へ。サラダにもみかんが乗ってて、愛媛にいる実感が強まりました。

野菜と一緒に食べるのはどうかなぁと、食後のデザートにしました。


今年91歳の祖母が暮らす施設に、毎回恒例のお灸をするために行ってきました。
最近は家族の名前と顔が一致することが少なくなってきているようで、前回と今回はお灸をすえてくれる孫、というので私の名前をかろうじて思い出してくれたのかな、という感じでした。
体調に波はあるものの、好き嫌いなく何でもよく食べて元気な様子でした。90歳を超えても自分の歯が20本以上残っている祖母。元気で歳を重ねるには歯の健康が重要なのだと改めて思いました。

今回は私一人で帰省したので、夫と一緒の時のようにどこかに足を伸ばすことはありませんでしたが、母が作ってくれた栗ご飯を食べたり、父とのんびり喫茶店でおしゃべりしたり、ありふれた時間を大切に過ごせたのかなと思います。


いつもお土産に買って帰る母恵夢(ポエム)は、最近デザインがどんどんおしゃれになってきています。 スタンダード味も、道後温泉のイラストがかわいいです。
秋限定の栗味とかぼちゃ味。

母恵夢の味のバリエーションはどんどん増えています。思った以上に素材の味がするので、興味のある方は食べ比べて見てくださいね。
コメント
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