釧路湿原をカヌーで下るツアーの出発点、塘路湖に到着。
前日の源流ツアーの時よりも大きめのカヌーに乗り、出発です。
まずは釧路川支流のアレキナイ川を下ります。
早速オジロワシ発見。
頭から背中にかけて白いほど歳を重ねているとのこと。
このオジロワシは若め。足元には捕獲したと思われる魚。少しずつ食べていました。
しばらくするとオジロワシの下の枝にカラスが
止まりました。おこぼれを狙っているのだそうです。
しばらく下るとエゾシカ発見。お尻の白い毛がふわふわに膨らむと警戒しているサイン。この時は大丈夫でした。
穏やかな風の中、ゆったりとカヌーが進みます。
ウワミズザクラがここでもたくさん咲ていました。
この辺りで釧路川に合流。
鳥が飛んできたのが目に入り双眼鏡で見てみると、アカゲラが木をつついていました。
穏やかな風の中、ゆったりとカヌーが進みます。
ウワミズザクラがここでもたくさん咲ていました。
この辺りで釧路川に合流。
鳥が飛んできたのが目に入り双眼鏡で見てみると、アカゲラが木をつついていました。
木の右側、キノコの下にいます。
こちらの写真では木の左側に。木をつつく直前を撮影できました。
アカゲラに出会えたことを喜んでいると、「キツネがいます」との声が。
換毛期で、鮮やかな夏毛がところどころ見えました。
正面に大きな鳥の巣発見。
オジロワシのものだそうです。双眼鏡で見てみると、巣の右側に親鳥と思われるオジロワシがいましたが、巣の中にはヒナの姿が見当たりませんでした。
少しカヌーを止めると、鳥の囀りや水音がよりしっかりと聴こえます。
再びエゾシカの群れ。真ん中の2頭がずっとこちらを見ていました。
川幅が広く、緑も豊か。
水流で土が削れた部分に、カワセミやヤマセミが巣を作るそうです。
細岡駅周辺でカヌーを降りて、トイレ休憩。
せっかくなので線路を見学。
ここでは間近でウワミズザクラをたのしめました。
あちこちに綿毛のようなものがたまっています。
これはヤナギの種。カヌーの上でも顔に当たったりして、ふわふわ待っていました。
トイレ休憩から戻ると、ランチが用意されていました。
おにぎり、わかさぎのマリネ、燻製タコ入りの卵サラダ。
ソイの味噌汁。
遠くにいる食事中のタンチョウを見ながら、最高のロケーションでのランチタイム。
土田さんが撮影してくれた1枚。
ランチも食後のコーヒーもとてもおいしかったです。
再びカヌーへ。
先ほどタンチョウがいた辺りには、タンチョウと小鳥たちの足跡が。
水の中でもはっきり見えます。
少し進んだところに、タンチョウ発見。
しばらく眺めていると、舞い始めました。
Instagramにはガイドの土田さんが撮影した動画をアップしています。
水の中でもはっきり見えます。
少し進んだところに、タンチョウ発見。
しばらく眺めていると、舞い始めました。
Instagramにはガイドの土田さんが撮影した動画をアップしています。
あまりに美しく、タンチョウがアイヌ語で「サルルンカムイ(湿原の神)」と呼ばれているのが、まさしくその通りと感じました。
感動で胸いっぱいのままゆったりとカヌーで下っていると、またまたエゾシカの群れを発見。
太陽の周りに半分かかった彩雲も見れました。
この辺りでベニマシコを発見。写真で見るよりももっと美しい赤い姿。あっという間に飛び去りましたが、少しでも見られて良かったです。
木々がどんどん少なくなり、一層見晴らしが良くなってきました。
360度見渡せる場所でカヌーを止め、カヌー上で立ち上がり、双眼鏡を構えて辺りをじっくり見渡しました。
トンビが狩りをして一度失敗し飛び上がり、再び少し離れたところに急降下。
姿が見えなくなったのを気にしつつ進むと、トンビが爪に引っかかった魚を落とす瞬間を目撃。飛び去ろうとした瞬間に落としたようです。その隣にはカラス。カラスはどこにいてもたくましい…
水を飲むエゾシカ。
木々が少なくなり、より解放感のある景色に。
雲の形がはっきり。
新岩保木水門が見えてきました。
少し行くと今度は岩保木水門が。
ここがゴール地点となります。
昭和6年8月に作られたて以来、一度も空いていない水門。趣があってかわいい。
岩保木水門前に到着。
昭和6年8月に作られたて以来、一度も空いていない水門。趣があってかわいい。
岩保木水門前に到着。
5時間を超えるカヌーツアーでしたが、楽しくてあっという間でした。
大きなカヌーを1人担ぐ土田さん。
大きなカヌーを1人担ぐ土田さん。
数人で担ぐよりも1人の方がバランス良く運べるそうです。
釧路川とも今回はこれでお別れ。
刻一刻と変化する自然。その中に少しお邪魔させてもらい、その雄大さ、生命の尊さを改めて感じた2日間でした。
塘路湖に車で送ってもらい、土田さんともお別れ。
今回も丁寧にガイドしてくださり、素晴らしい時間を過ごすことができました。今回初めて聞いた話も記憶の引き出しに追加して、次回さらに楽しめるようにしたいです。
宿のある鶴居村まで移動。
途中でもキツネに会えました。
「ルールルルルー」と言うと、振り向きました。
鶴居村のカントリーサインはやはりタンチョウ。
陽が傾く中、ゆったりと草を食む牛たち。
一頭だけこちらをずっと見てくれて、かわいいお顔を堪能できました。
その3に続く
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