はりぶろぐ

鍼灸師のブログです。東京都国分寺市にて孔和堂鍼灸院を開業しています。
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道東初夏の旅2022 その1

2022-05-23 20:44:31 | 日記
2年半ぶりに道東へ。
昼過ぎからSOMOKUYAのカヌーツアーの予定でしたが、午後天候の急変の可能性が高いため、開始時間を1時間ほど早めてスタートしました。
 
久しぶりの屈斜路湖。

釧路川の源流から、びるわ橋までの8kmを下るコース。
屈斜路湖に浮かんだカヌーに乗ると、目線が水面に近くなり、自然と一体化していくような感覚になります。

これまでは秋か冬に来ていたので、この季節の釧路川は初めて。
スタートしてからしばらくは、産卵のために集まっているウグイの群れや、アメマス、ニジマスをあちこちで観察できました。

芽吹き始めた植物の勢いを感じる眺めです。

ハンノキ(ヤシャブシ)の黄緑色の柔らかそうな葉。

左手の白茶はアシ。これからの季節、この枯れた色のままぐんぐん伸びるそうです。

アシの辺りに鳥を発見。
マガンのオスが2羽。頭の辺りが少し緑色でしたが、これは繁殖期が終わった頃の色なのだとか。

振り返ると羽繕いしていました。

倒木からも新芽。

鏡の間に到着。

ここはいつ見ても透明度が高くて美しい。

パドルで水中の藻に触れると、沢山の気泡が。光合成をしている証です。

山葵、クレソン、イラクサがたくさん育っていました。



鏡の間を後にして、再び下ります。

キツツキした跡がたくさんついた木。

空にはアオサギ。この日はスタート直後からアオサギがたくさんいました。


水の色が変化する場所と聞いて注意して見ていましたが、素人には分からず。
でもとてもきれいなのでいつまでも見ていたくなります。


見慣れない白い花。ガイドの土田さんに聞いたところ、ウスズミザクラとのこと。
小さな白い花が集まって、素朴な雰囲気です。

時折雨が降っては止む天候に。

久しぶりのカヌーの上でのティータイム。
夫はコーヒー、私はオーガニックティー。
よりゆったりとした時間が流れます。


再び川下り。しばらくすると雨粒が大きくなり、遠くから雷鳴も。
普段は雨に濡れるのが苦手ですが、しっかりレインウェアを着込んでいたからか、帽子に当たる雨音を心地良く感じました。

無事びるわ橋に到着。
カヌーを車に乗せる動作につい見入ってしまいました。



カヌーツアーの後、こちらも久しぶりの「お宿かげやま」へ。
いつもおいしい食事なのですが、今回は来られた嬉しさも相まって、一層おいしかったです。
 
サラダは野菜の味が濃くておいしかったです。

生食可のエビはレア焼きで。焼き加減が最高で、これまで食べた中で一番美味しかったです。


ぐっすり眠った翌朝、朝食前の散歩へ。
霧が出て幻想的な雰囲気です。

朝露がきれい。

鹿の群れに出会いました。

宿に戻ると、窓からエゾリスの姿が!

エゾリスは5年前の旅で出会って以来。久しぶりに姿を見られて嬉しかったです。
 
宿での時間があっという間過ぎて名残惜しくはありましたが、昨日に続きカヌーツアーへと向かいました。
 
弟子屈町から標茶町へ。




あちこちでタンポポを見ながら、出発地点の塘路湖へのドライブ。

東京と1ヶ月以上花の時期が違うことに改めて気付かされました。
 
その2に続く
コメント
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