朝食抜きでも2・4倍 妊娠初期の女性が喫煙者だっと、生まれた子どもが十歳になった 時点で肥満になる確率が、非喫煙者に比べ約3倍高いことが、山 梨大医学部の山県然太郎教授らの調査で分かった。山県教授らは、 1991-97年に妊娠した山梨県の女性約千四百人を追跡調査し、 10歳の子ども約千人のデ-タを分析した。妊婦の生活習慣か゛子ど もの健康に与える影響についての長期的な調査は珍しいといい、 山県教授らは、松山市で開会した日本公衆衛生学会で発表した。 調査によると、女性が妊娠三ヵ月の時点で喫煙していると、十歳と なった子どもが肥満になる確率は、非喫煙者の場合の2・9倍高 。また、妊娠中に規則正しく朝食を取っていない女性のこどもも、 2・4倍の高確率で肥満になっていた。肥満の判定には、肥満度を 測定する国際的な指標となっている体格指数「BMI」を低年齢向けに 換算して用いた。山県教授は「母胎にいるときに喫煙などで栄養が 吸収しにくい状態だと、逆に生まれてから栄養を蓄えやすい体質に なるのではないか」と、推測している。
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