脳科学者の言動に一部問題あり!?
脳の活性化は、日ごろから如何に思考する習慣を常態化するかであるといいます。脳波を調べる機器が簡便化され、脳の活性化状況の調査も容易になりました。そのことを踏まえて、自己の努力や知識の欲求度が大事なことを示唆し、多くの医師の言動にも見られることですが食事に関して軽んじた見解の話を聞くことが多々あります。それは、十分な満腹感を満たされていれば、極端な話し好きなものを食していれば良しとの見解です。 10年前の自分と現在の自分とは明らかな違いを認識します。特に周りの人たちはそれなりの期間を考慮すると違いが歴然とします。太ったとか、やせたとか、年取ったとかの外見は午前と午後、昨日と今日などの短期のスパンでは極端な違いを探すのは全く難しいことです。今、世間的に、最も重要視されていることがカロリ-のことだけです。自給率のこともカロリ-ベ-スが主体です。ここで今一度原点に返ってカロリ-=栄養ではないことを2、3列挙してみます。
- 身体は5代栄養素が基本である。たんぱく質(肉・魚肉・大豆など)・脂質(脂肪、油など)・糖質(でんぷんなどの炭水化物の糖分)・ビタミン類(野菜類などに多い)・ミネラル(カルシウムなど)
- 糖質やたんぱく質は燃焼して1㌘当たり4㌔㌍の熱量を生む。一方脂質は1㌘当たり9㌔㌍の熱量を生む。油分の含有物は高カロリ-のイメ-ジがあるが燃焼効率は低く、ゆっくりと時間がかかる。
- 糖質はエネルギ-源としての役割が主体。たんぱく質は体内のあらゆる部品に変換(代謝)するのが主な役割。脂質は人体を形成している60兆個の細胞膜に大きくかかわっている。
- 細胞同士を繫いでいるのが、たんぱく質から変換したアミノ酸を原料したコラ-ゲンやヒアルロン酸である。
- 天然アミノ酸は約500種確認されいる。たが、人に作用するのは必須・非必須合わせて20種のアミノ酸である。
- 20種のアミノ酸の中で三種類が脳細胞(神経細胞)を構築する上で重要な役割をし、また他の三種類が筋肉を生成する上で重要である。
- 食事は生存し続ける上で必須アイテムである。朝の自分と午後との違いに変化は感じられないが細胞レベルでは刻々変化(代謝)している。一見誤解度が大きなことに、目鼻や歯などが変化しているなどと考査できないことである。辛うじて認識できることに爪が伸びることであったり、ひげや頭髪の伸びることでの認識である。ましてや、内臓が日々代謝して入れ替わっているなど想像外である。
- 車はカロリ-源である、ガソリンで走行することができます。各部品は磨耗し破損した時にはメンテナンスすれば、走行維持は可能です。だが、人や他の動物は簡単に内臓の交換は出来ません。その代わり日々代謝機能で部位の機能維持を図っています。
- たんぱく質を食すと口腔内の唾液や胃から分泌される胃液などの消化酵素でアミノ酸に分解され、小腸から体内へ取り込まれます。それらが、代謝酵素によって再構築され連鎖してたんぱく質やその他の部品になる。その再構築される時の必須アイテムで重要な物にナイアシン・葉酸・ビタミン6、12、C、E、・コエンザイムQ10、ミネラルのカルシウム・鉄・亜鉛・マグネシウムなどであり、これらを含有している食材である。
必要な栄養素を含んだ食材でバランスよく体内に確保することで、一見日々変わらない姿勢を維持していることを認識することです。健康でいることは取りも直さず、現状をどれだけのスパン継続できるかであると・・・・
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