道植物防疫協など 250種HPで公開
社団法人「北海道植物防疫協会」(札幌)と同「農山漁村文化協会」(農文協、東京)が、ジャガイモや小豆、小麦など道内で生育する主要畑作物11品目の病害虫250種類について、症例や被害、防除法などをデ-タベ-ス化した。農文協のホ-ムペ-ジ(HP)で゛有料で閲覧できる。症例の鮮明な写真が添えられており、病害虫への対処経験が少ない若手農家らに役立ちそうだ。デ-タベ-スは、病害虫の症例や伝染経路などについて、道立各農業試験場の研究員が執筆した同防疫協会刊行の「北海道病害虫防除提要」を基本に、農文協が農薬の処方や毒性、残留などの安全面についても詳述している。畑作物の病害虫研究の分野では、この蓄積が全国に紹介されている。同防疫協会の児玉不二雄会長は「若手農家が手軽にアクセスでき、病害虫にすぐ対処できる。画像が鮮明でわかりやすい」と言い、農文協企画開発電子出版グル-プの小林誠さんは「農協や図書館など公共機関でも利用してもらいたい」と話している。利用するには、農文協のHPにある農業技術など他分野のコ-ナ-を含め、年会費2万4千円が必要。問い合わせは同グル-プ℡03・3585・1162へ。
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