孫に“おじいちゃん”などと、年寄り公称で呼ばれても、幾つになって も人様には呼び方に気をつけてもらいたい。そのことには男女差は ないようです。 最近の女性専用コラムに「おじいちゅん」と題して下記が掲載されて いました。 外出していた夫が、浮かない顔つきで帰ってきました。聞けば、地下 鉄で若い人に「おじいちゃん、どうぞ」と、席を譲られたといいます。 夫は高齢者には違いないのですが、私の目から見ても動作や顔つ きなどは若々しいのです。町内会の仕事なども積極的にこなし、いろ いろ会合に顔を出します。年よりはずっと若く見えるらしく、年齢を聞く と皆びっくりするそうです。自分でもその気になっていたらしいので、 「おじいちゃん」の一言が、とてもショックだったようです。そういう私も、 初めて席を譲られた時は、かなりのショックを受けました。今はすっか りなれて、ありがたく座らせてもらっています。でも、バスに乗り込んだ とたんに、若い人がすっと立ち上がり、席を譲られると、今も「はっ」と してしまいます。自分では結構若作りしているつもりでも、どこから見 てもやつぱり高齢者なのですね。でも、高齢者もたいていの人の精神 年齢は、40歳くらいなのだそうです。気だけは若いのです。夫は今ま で席を譲られたこともなかったらしく、今回の一件で、なおのこと落ち 込んだようです。席を譲ってくれたのは、もちろん親切心からなのです が、夫には「おじいちゃん」の一言はちょっと余計だったようです。ちな みに、夫は八十歳です。・・(この投稿の奥さんは75歳とのことです)。 三浦雄一郎氏は本年、75歳での世界最高齢のエベレスト登頂を目 指すとの記載がありました。各種の機材を機動力でふもと近くまで搬 入するのでしょうが、それでも十分に体力を鍛えなければ、実現は困 難な筈です。だが、彼のフェ-スを拝見した感じでは、年相応に年齢を 感じさせます。そう言う、自分も60代後半に入ったばかりの最近、席を 譲られた経験が、初めてありました。地下鉄での出来事ではあったが、 立つ位置を間違えたと反省仕切りです。日ごろから、足腰は鍛錬して いるので終日立っていることには抵抗は無いのですが、空いている席 は、喜んで座らせてもらっています。だが、譲ってもらってまでも座る気 はありません。ここは、他人に気お付けさせない、立ち位置を一工夫す るだけと反省させてもらいました。
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