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さいたま市立漫画会館

2009年12月06日 | 散策
少し古い話題ですが、11月23日に埼玉県さいたま市北区盆栽町にある「さいたま市立漫画会館」へ行って来ました。

盆栽町はその町名の通り盆栽業者が多数集まっている町です。



そんな町にある「さいたま市立漫画会館」は、近代漫画の先駆者北沢楽天」の晩年の住居跡に建てられ、日本初の漫画に関する美術館として昭和41年に開館しました。





北沢楽天」は
外国人向けの英字新聞社で西洋漫画の手法を学び、当時「ポンチ絵」、「おどけ絵」と呼ばれ、評価が低かった風刺画近代漫画として確立させました。



北沢楽天は「時事漫画」や日本初のカラー漫画雑誌「東京パック」を創刊し、明治から昭和にわたり、庶民の生活や世相をユーモラスな漫画で表現し、日本の職業漫画家第1号として活躍しました。



会館内1階には「北沢楽天」の晩年の画室がそのまま保存されています。

また、「北沢楽天」の遺品、作品、業績などを紹介しています。





「まんがの日」文化大賞選考委員のサイン入り色紙。



やなせたかしちばてつや水島新司など有名漫画家に混じって、何故か長澤まさみ萩本欽一の色紙もあります。

会館の中庭は日本庭園となっています。



そして2階は漫画を幅広く紹介する展示室です。

女性人気漫画家「里中満智子 原稿展」が開催されていました。





漫画の製作過程や、原稿が展示されていましたが、残念ながら展示会場内は撮影禁止。

代わりに「里中満智子 HP」より「天上の虹」の代表的な場面をピックアップして紹介します。

天上の虹

日本の第41代天皇で女帝である持統天皇を主人公とした作品。











原稿の緻密さ、綺麗さに驚かされました。
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