「ディアトロフ・インシデント」
出演:ホリー・ゴス, マット・ストーキー, ルーク・オルブライト, ライアン・ホーリー, ジェンマ・アトキンソン
1959年ソビエト時代、スキーでウラル山脈を越えようとした9人の登山グループが遭難。
その後捜索隊に発見された遺体の5体は極寒の中ほぼ裸体で、そのうち数名は激しく外的損傷を受けていた。
残り4遺体は数ヵ月後にキャンプ地から離れた崖下の雪中から発見、中には舌が失われていたものまであった。
さらに犠牲者の着衣から高濃度の放射能が検出、事故現場から半径数キロ圏内では数ヶ月間に謎のオレンジ色の光源の目撃談が相次ぐなど不可解な謎が多く、
当時の政府からは調査結果が公表されないままソ連時代の崩壊を迎え、「ディアトロフ峠事件」は人々の記憶から風化されつつあった。
今、その謎を解明すべくアメリカの5人の学生が動き出す。
そして彼らは、決して踏み込んではならなかった「世界で最も近づいてはならない」ディアトロフ峠の現場へと辿り着く…。
『クリフハンガー』『ダイ・ハード2』など雪山を舞台にしたアクション映画を得意とするレ二ー・ハーリン監督の最新作です。
半世紀前、ソ連領地の雪山で9人が怪死した実話を元に制作されました。
5人の学生が事件の真相に迫るドキュメンタリー映画を撮影するという設定で話は進みます。
ほぼ全編にわたってビデオカメラ視点で撮られており画面が常に揺れているのでずっと観ているとちょっと疲れる・・・。
ストーリーは学生たちがノリで雪山へ登るまではダレ気味ですが、その中の1人が謎の扉を発見した処から話は急展開!!
扉を見つけるくだりには、思わず・・・
「LOST」かよ・・・。
最後にオチはあるものの、結局、B級のSFホラー映画でしかなかった。
この映画の満足度:☆☆☆