Amazonプライムで海外ドラマ「メタノール」を観ました。
2012年にチェコで実際にあったメタノール混入密造酒事件がモデルの2話完結TVドラマです。
チェコの北東部地域でウォッカやラム酒などを飲んで体調不良になる住民が現れ失目や死者が出る。
その後もポーランドやスロバキアなどを含め長期にわたり被害が続いた。
警察は特別チームを作って捜査にあたり、メタノールを用いて自動車フロントガラスの洗浄液を生産する企業につとめていた男2名が逮捕される。
更に密造酒の瓶が大量に発見され、正規の酒に見せかけるための偽造ラベルも見つかる・・・。
あまり馴染みの無いチェコ共和国。
古びた街並みで、物語は淡々と進みますが、これが結構恐ろしい。
ちょっとした金儲けのつもりがどんどん大きくなって・・・
その裏には過酷な労働と不法に搾取するブラック企業の存在が有りました。
一般市民の生活が窺い知れてなかなか興味深かったです。
因みに2019年インド北東部のアッサム州でも同様の事件が起こり、150人以上が死亡し、10人以上が逮捕されました。