Amazonプライムで映画「Kー19」を観ました。
1961年、米ソ冷戦の最中、ソ連の原子力潜水艦K-19の処女航海が行われた。
艦長は首脳部から任命されたアレクセイ・ボストリコフ。
副艦長には元艦長で経験豊富なミハイル・ポレーニン。
2人はしばしば対立するが、次々にテストを成功させていった。
しかし新たな任務の遂行中、冷却装置のひび割れが判明する。
原子炉は過熱し始め、このままでは炉心の溶融が避けられない。
乗組員達は大惨事をくい止めるべく奮戦する・・・。
旧ソ連で極秘扱いであった原子力潜水艦【K-19】の事故に纏わる実話ベースの物語です。
アメリカ・イギリス・ドイツの製作なので全編が英語で若干の違和感がありました・・・。
厳格な艦長をハリソン・フォード、乗員達からの信頼が厚い副艦長をリーアム・ニーソンが演じています。
2大スターの競演は見応えがありました。
潜水艦という閉鎖空間で原子炉が溶融寸前!
放射能防護服は在庫切れで積み込まれておらず、レインコート程度の効果しかない化学防護服での修復作業が行われます。
原子炉から出て来る隊員の姿には目を覆うばかりです。
復旧作業は一度で終わる訳ではありません。
交代で原子炉に入ってゆく隊員の恐怖を思うと胸が詰まります。
もし爆発していたら間違い無く第三次世界大戦になっていたと思うと、本当に恐ろしい・・・。