中里介山 著「大菩薩峠」を読書中です。
青空文庫で予備知識ゼロで読み始めました。
これが時代小説にしては、めちゃくちゃ読み易く、ストーリーも面白い!!
な、何なんだ! この小説は!!
調べてみると・・・
100年も前に書かれた物語で原稿枚数1万5000枚に及ぶ世界最大の大河小説でした。
大正2年から29年間書き続けられた41巻。
作者急逝により未完に終わる超大作です。
舞台は幕末。
大菩薩峠の頂上で老巡礼を一刀のもとに斬り棄てた机竜之助。
無双の剣は、魔剣と化し、武道の試合で対戦者を撲殺する。
その後、虚無にとりつかれ殺人・辻斬りを重ね、江戸、京都、大和へと流転の旅を続ける。
その竜之助を仇と狙う宇津木兵馬。
二人の旅は周囲の人たちを巻き込み壮大な人間ドラマが展開します!!
登場人物が多いですが、各々が個性的で生き生きと描かれています。
エピソードも多彩で飽きさせません。
現在は22巻目を読書中です。
物語はようやく中盤を越えたばかり、読み終わるのは何時になるのか・・・
その頃はコロナ禍も落ち着いているかな〜!