Hさんには前から一度訪れてみたい場所が有りました。
そこは関東随一のパワースポットで秩父の山奥にある「三峯神社」です。
これまで遠くてなかなか参拝する機会がありませんでした。
コロナ禍で自粛、自粛と叫んでも夏休みシーズンですので混雑する事が予想されます。
ならば近場で一泊して朝早くに参拝に行こう!
今回、秩父にあるゴルフ場を予約したのはその目的も兼ねていました。
ホテルで朝食を済ませて、早速出発です。
約1時間程で三峯神社の駐車場に到着しました。
三峯山とは、妙法が岳(1,332m)、白岩山(1,921m)、雲取山(2,017m)の3つの山の総称です。
三峯神社は秩父三社の中ではもっとも高いところにあり、標高約1,100mです。
境内はかなりガスっていました。
逆に人も少な目で神秘的な空気が漂っています。
参道入り口の鳥居は「三ツ鳥居」という3つの鳥居をくっつけたような珍しい形をしています。
三峰神社は日本武尊(やまとたけるのみこと)が創建したと言われます。
鳥居の両脇には日本武尊を道案内したと云う狼(山犬)が守っています。
「隋身門」へと向かいました。
約220年前に建てられたそうです。
更に「拝殿」へ向かいます。
拝殿は1800年に建立されました。
「拝殿」の前には「青銅の鳥居」が有り、その両側に「八棟灯籠」と「水屋」が有りました。
どちらも極彩色の彫刻が見事です。
「拝殿」の両側には樹齢800年を超える神木の「重忠杉(しげただすぎ)」があります。
神木のパワーをいただこうと参拝者が触った幹の部分は色が変わって光っています。
いよいよ御参拝です。
「本殿」にはイザナギノミコトとイザナミノミコトの夫婦の神様が祀られています。
御利益は、夫婦の神様が祀られているだけに、夫婦円満。
オオカミが守ってくれる、家内安全。
ついでに、コロナ退散も祈りましょう!
建築様式は春日造でこちらでも華やかな色の彫刻を見ることができます。
拝殿の直ぐ横の石畳には、2012年に突如現れた赤い目の「龍神様」が有りました。
瑞祥としてこの龍をスマホの待ち受けにする人も多いそうです。
Hさんも早速待ち受けにしました! 良い事が有ります様に!!
境内散策は更に続きます。