Hさん、コロナ禍の中で増えた楽しみはAmazonプライムで映画をiPadにダウンロードして観る事です。
通勤や就寝前の時間を利用してほぼ2日に1本のペースで観ています。
特にジャンルを問わず、レビュー評価の高い作品をその時の気分でダウンロードしています。
最近では「きみに読む物語」を観ました。
介護施設に暮らすアルツハイマー病を発症した初老の女性アリー
老いてこそいるがたたずまいも美しく過ごしている。
そんな彼女のもとへ定期的に通う初老の男。
デュークと名乗るその男は、アリーに物語を少しずつ読み聞かせている。
語られるのは、1940年代のアメリカ南部の小さな町の、きらめくような夏の物語・・・。
1940年、ノース・カロライナ州シーブルック
避暑にやってきた17歳のアリーと地元の材木工場で働く青年ノア
二人の出会いから始まる恋物語です。
原作者N.スパークスの妻の祖父母の実話を元に作られ、
映画に出てくる出来事のほとんどが実際にあった事だそうです。
若い時の情熱的な恋愛模様、家族の反対、別れ、戦争を挟んでの再会、大人としての選択
そして、老いてその記憶を忘れてしまったアリーに対するデュークの献身的愛情・・・
「私はどこにでもいる平凡な思想の平凡な男だ。
平凡な人生を歩み、名を残すことなく、じきに忘れ去られる。
でも、1つだけ誰にも負けなかったことがある。
命懸けで、ある人を愛した。私には、それで十分だ…」
Hさんの青春時代の思い出と重ね合わせて・・・じわ~ときました。
あの子は幸せでいるかな~!!