滋賀は、西武グループの創業者 、堤 康次郎の出身地であることから 、西武鉄道のお下がりの電車が走っていたり、西友ストアがあったりと、西武色が強い。
大津にはプリンスホテルもあるし、このパルコもその一つである。
パルコの前の道路は何回も通っているが、建物に入ったのは今回が初めて。
パルコといえば、かつてナワバリだった渋谷のパルコがイメージに浮かぶ。
渋谷に赴任した当初、人気のあるパルコとはどんなものか行ってみた。
当時まだ20代後半であった僕ですら、自分よりずっと若い人達ばかりで居心地の悪さを覚えたものだ。
大学生のころのその場所は、うらさびれて暗い感じだったが、パルコができたことで一気に明るくなり、若者ゾーンへと変貌した。
50代に単身赴任していた宇都宮にもパルコがあり、やはり若者向きのファッション中心のコンセプトだった。
で、大津のパルコは・・・
な、な、な、なんと、「しまむら」が入っている。「好日山荘」が入っている。
ほかのテナントを見回しても、あの公園通りの、NHK手前の、若者達ばかりのパルコとイメージが全然ちゃうやんけ!
大津のパルコは、僕の年齢でもまったく違和感なく行けるパルコだった。