福岡で花火撮影が出来そうなところを調べてみた。
ももちや大濠公園など都心の花火大会は大勢の人で混雑するし、撮影場所も陣取りが大変そうだ。
そういうところへは、はなから行く気がしない。
都心を外れた郊外の花火大会が、身近な那珂川町で開催されることを知った。
田圃のど真ん中で打ち上げられるので、どこからでも撮影ができそうだ。
できれば打ち上げ場所が見下ろせるところはないかと、事前に地図を調べ、あちこち下見をしたが、よさそうなところはなかった。
それで、田圃の端っこのところで撮影することにした。
来場者五万人とネットに書かれているが、どれぐらい前に行けば駐車場と撮影場所を確保できるかわからない。
一応、90分前に到着するよう出かけたところ、場所の確保は大丈夫だった。
花火の打ち上げが始まった時、様子がわからなかったので、最初にセットした焦点距離では花火が小さくしか写らなかった。
より大きく写るようにセットしなおすと、今度は大玉がフレームの上にはみ出した。
大玉もフレーム内に収まるようセットをしてからは、あとはひたすらシャッターを押すだけだ。
目の前は真っ暗な田圃であり、LEDライトで照らして田圃の光景も取り入れたいと思ったが、周囲は大勢の人がいるのでさすがにやめた。
ほとんどカメラマンを見かけなかったのは、花火以外のプラスアルファー(夜景、水面への映り込み等)がないからか。