野多目池に来ているという、絶滅危惧種サカツラガンをやっと見つけた。
番と思われる二羽。
いつもいるわけでなく、周辺の池との間を行ったり来たりしているようだ。
名前の由来
漢字にすると酒面雁。頬の羽毛が酒に酔って赤みを帯びているように見えることから、この名前がついた。
最大の繁殖地はロシア・中国との国境に近いモンゴルにあり、越冬地はほぼ中国南部の長江流域。
日本では越冬のため不規則にごく少数が飛来する。
国際自然保護連合(IUCN)により、レッドリストの危急種(VU)の指定を受けている。
開発による越冬地の破壊や狩猟などにより生息数は激減している。三峡ダム建設による、現在の主な越冬地である鄱陽湖での環境の変化が懸念されている。
カワウより少し大きい。
ヘラサギが二羽いた。
クロツラヘラサギは嘴から目の周囲まで黒で覆われているが、ヘラサギはそれがない。