「標準レンズの帝王」CONTAX Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 MMJ をとりあえず EOS 5D Mark IV に装着し、近所の花壇で試し撮りをしてみた。
ネットでもボケの美しさを謳って絞り開放で撮っている作例が多いので、絞り開放で撮ってみた。
上の写真の一部を拡大。
木の表面の表情をシャープに捉えていて、200%拡大しても精密に撮れている。その上下はボケていて、まさにボケと高解析度の共存。
上の写真の顔の部分を拡大。
解像度高くシャープに撮れているのが気持ちいい。
とろとろのボケ味とシャープな写り、色乗りのよさ、ふむふむ、なんとなくいい感じではないか。
1985年発売の40年近く前のレンズとは思えない描写力は、確かに人気が高いのが頷ける。
玉ボケを撮ってみたかったが、玉ボケが出る条件のところを見つけられなかった。残念。
F1.4 という被写界深度の浅い絞りでマニュアルでピントを合わせるのは、近視、乱視、老眼の目ではほんとにツライ。
デジタルカメラでは撮ってすぐピントや写り具合を確認できるが、フィルムカメラでは現像が出来あがるまでどう写っているかわからない。
CONTAX RTS Ⅲ で撮って、現像が出来あがってみたら、ほとんどピンボケだったりして・・・
フィルム代、現像代、デジタル化料の6,000円余りのコストがパーになる恐怖。
現像が出来上がるまでの約十日間、恐怖に怯えながら過ごすのもまた一興?
CONTAX Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 MMJ を装着したEOS 5D Mark IV