メタボ腹をひっこませるべく、那珂川ウォーキングに出かける。
カワセミはすっかり姿を見せなくなったので、桜を撮りながら川沿いを歩く。
とはいえ、ひょっとしたらと思って、望遠ズームも持ってはきている。
でも結局、やっぱり、姿さえ見かけなかった。
写真を撮りながら歩いていると突然呼び止められた。
見ると東南アジア系の、日本人の顔ではない若者だった。
一眼レフの使い方がわからないので教えてほしいと、けっこう切羽つまった表情で言う。
日本語もたどたどしい。
日本語も英語もよくわからないと言う。
どこの国の人かと聞くと、ベトナムとの答え。
カメラはEOS 80Dで、撮影しても真っ白にしか写らないとモニター画像を見せられる。
設定を見ると、マニュアルモードで絞りが22、シャッタースピードが3秒いくらの長秒になっていて、ISOが8000にもなっていた。
そりゃあ露出オーバーで真っ白になるわけだ。
シャッタースピード、絞り、ISOの基本的なことを、なるべく素人でもわかるように説明する。
でも、わかってるのかわかってないのか、わからない。
「わかる?」と聞くと、うんうんと一応うなずく。
オートかAv(絞り優先)モードを薦めたが、本人は何故かマニュアルモードにこだわっている。
とりあえず、シャッタースピード1/130(ズームレンズ望遠端が135ミリなので)、絞り8、ISOオートにして返してあげた。
彼女と二人で来ていたが、ちゃんと写真撮れたかなあ。
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