6月30日夜、福岡の実家を出発し、途中のサービスエリアで仮眠したあと、7月1日午前10時頃に滋賀の自宅に到着した。
愛車レヴォーグ2.0GT-Sは、2.0リッターのダウンサイジングターボ・エンジンを搭載し、馬力300馬力、トルク40.8kgf・mのパワーを持つ。
前の愛車フェアレディZ(Z33 versionS)は自然吸気の3.5リッター・エンジンだったが、馬力、トルクともレヴォーグの方が上回っている。
ハイオク仕様のパワフルな車に乗って燃費を気にするのはおかしいと言われるかもしれない。
ただ、パワフルな車に乗っているからといって、当然ながら、常にそのパワーをフルに発揮させ走行性能の極限まで使って走っているわけではない。
そんなことしていたら、死ぬ。
パワフルな車は運転が楽なのだ。
ちょいとアクセルを踏めば、すぐに必要な加速が得られるし、登り坂もスイスイと登って行く。
若い頃であれば、アクセルを床まで踏んで高回転まで回してガンガン走るのも楽しいかもしれないが、もうトシなのだ。
アクセルをガンと踏み込まなくても低回転でスイスイと楽々走るので、街中はともかく、郊外や高速では意外と燃費はいい。
運転の楽しさという点ではマニュアルシフトのフェアレディZには及ばない。
特にコーナリングでのFRとAWDの違いを痛感する。
タイヤもPOTENZAではなかったりするわけで、あれ?、レヴォーグのタイヤってなんだったんだろう。
でも、レヴォーグ2.0GT-Sは、とにかく運転が楽で、長距離、長時間運転していても全然疲れない。
今年の10月でまる2年を迎えるが、ひょっとしたら4万キロいきそうな感じである。
書いているとどんどん長くなりそうなので、
燃費、である。
往路は16km台に終わったので、復路は17kmを目指して運転してみようと思った。
クルーズコントロールの時速を100kmに設定。
80kmではさすがにストレスで気持ちが切れそうになると思うので設定しない。長丁場なのだ。
トラックに追いついて、追越車線を走っている時、いかにも早くどけと言わんばかりにぴったり後ろにくっつけられる。
フェアレディZの時にはなかったことだし、トラックを追い越したら譲ってあげようと思っているのに、そんな脅迫めいた動きをされるとムカッとくる。
いったん車線を譲ったあと、脅迫された腹いせにその車の後ろにぴったりくっついて走り、僕が味わった思いを向こうにも味わってもらう。
というようなことは、紳士である僕はせず、ひたすら100kmで走ることをこころがける。
しかし、16km台後半からなかなか17kmにはいかない。
近畿圏に入って時折17kmに達するようになる。
だんだん17kmが出る頻度が高まってくる。
アクセルを踏み込まないように、かつストレスにならないようなスピードを保ちながら、17kmの維持を目指して運転する。
そしてついに、自宅到着。
なんとか燃費17km達成!!!
エコノミー運転をすると出てくる金色のトロフィー。
これがどういう条件のもとで出てくるのかはよくわかってないが、まー出ていた。
このパワーにして、燃費17kmというのはスゴイではないか。自画自賛。
写真1枚目、燃費17.0km、残り燃料でまだ230km走れる。
写真2枚目、金色のトロフィー、まだよく理解できてない。
写真3枚目、設定速度100km、走行距離682.9km、1年8ヶ月での走行距離37,748km。
7月15日、福岡に向かって出発する。
この時は、妻と、手伝いに東京からやってくる息子と、写真機材など引っ越し業者に任せたくない荷物を載せて走るので、燃費は気にしない運転となる。