九州最古の寺と言われる武蔵寺の「長者の藤」を見に行った。
「長者の藤」は樹齢1300年余とされている。
しかし、行ってみると、花は萎れ、落花寸前の状況だった。
もう一つの藤棚「天神館の藤」に至っては、ほとんど花が落ちた状態。
カメラ2台、レンズ4本も持って行ったのに、ガックリ。
とりあえず、証拠写真を撮る。
武蔵寺は天拝山の登山口になっており、朝早くから頂上を目指す人達が続々と歩いていた。
藤原道真が太宰府に流刑され、この山の頂上に登って天を拝したところ、天神としての神格を授かったと言われている。
藤がダメだとほかに撮るものもなく、すっかり時間が余ってしまったので、登ってみることにした。
このところ、毎日一万歩を目指している。
この日は天拝山に登ったので、11,173歩達成。
頂上からの眺め
福岡市街地が一望できる。
写真を拡大してみると、左側は福岡タワーなどのももち地区、右端は福岡空港だった。
眼前の眺め
二日市・太宰府の市街地を望む。
天拝山へ登る人達のほとんどは年配者だ。
地元の人ばかりのようで、すれ違いながら知り合いならではの会話をするシーンを何度も見かけた。
みんな毎日登っているのか、軽々と歩いているように見える。
毎日天拝山に通えばメタボ腹もひっこむかもしれないが、通うには遠い。