くに楽

日々これ好日ならいいのに!!

いろり番

2008-06-12 23:28:58 | ボランティア
筍も藪になり
入り口周辺のアジサイは色とりどりに咲き誇っている
暑さにはまだ間がある
塩川正十郎家寄贈の門をくぐれば
沖永良部ゆりの白い花が
一かたまり 清楚に咲いている
その先の畑には
蒟蒻の芽が伸び始めた

江戸時代の古民家はみどりの中に静かにたたづんでいる

囲炉裏の火を入れて
人の気配もない白川の古民家で
「今日はまるで自分の家だ」・・・・・と
ひとり悦に入って はたきを掛け 掃除をし
さて 持参の新聞を広げていると

ベルギーからの若者男女4人連れ
言葉が挨拶程度の日本語と
英語がわかる1人
後の3人は身振り手振りで
理解が早い(?)
写真を撮るアングルも
それぞれ違って 見ているとおもしろい
障子 囲炉裏 畳 火天 むしろ
それにしては、家庭用品はあまり興味がないみたい・・・・・
味噌桶の味噌スープが入っている桶の説明や
屋根の葺き替え写真
雪に閉ざされた合掌造りの民家の写真
これから始まる蚕の飼育のこと
トイレは外に男女別々にあることなどは
4人そろって興味津々みたい
最後に囲炉裏の周りで記念撮影をし
いい香りを残して ありがとう と出て行かれた

さあ 自分の時間と思いきや
7名の富田林からのグループ来館
はじめてこられたとのことで
旅をされた白川郷よりもこちらが居心地がいいとかで
金田なにがしかの歌 「囲炉裏」を
囲炉裏の火を前に歌ってくれた

一期一会